フジも満開でキレイでしたが、
その下に星を散りばめたように
咲いている白い花が
スターオブベツレヘムです。
和名はオオアマナ。
この季節、道ばたで群生している
ハナニラの花に似ていますよね。
そばにハナニラも咲いていました。
こちらがハナニラ。
スターオブベツレヘム(オオアマナ)は
王冠のような形の6本の雄しべが特徴です。
その王冠は内側にある緑色の
子房を包み込んでいます。
この時期の小石川植物園では
いたるところに見られるのですが
私の一番のお気に入りの場所があります。
植物園の中央あたりの
ボダイジュ並木から右側にそれた道。
私は「スターオブベツレヘムの小径」
と勝手に名付けています。
これが小径の入り口。
両脇を白い花に囲まれながら
てくてく進みます。
さらに、てくてく。
そうすると、大木の足下に
一面スターオブベツレヘムの
広場に出ます。
スターオブベツレヘムのエッセンスは
ショックを受けて傷ついた人に対して
使われます。
“スターオブベツレヘムは、
太陽のあたたかさを求めています。
その茎は太陽に向かって伸びていきます。
純白の花は太陽の光を反射して輝きます。
そのあたたかさの中ではじめて、
スターオブベツレヘムは傷つきやすい子房を
さらけ出すことができるのです”
これは、私が大好きな本『花と錬金術』
(東京堂出版刊)の中で
著者の東昭史さんが語っている言葉。
引用させていただきました。
その言葉のように
大木の隙間から射し込む
木漏れ日を浴びて咲いている
白い花を見るのがとても好きです。
2年前に初めてこの群生を見たときは
とても感動しました
昨年は行けなかったけど、
今年はまた見れてよかった
2年前はGWの直前に行きましたが
今年は暖かいから早めかな?と
2週間くらい早く行ってみました。
満開はもう少し後だったかな?
もうしばらく楽しめると思うので、
見てみたい方は
ぜひ行ってみてくださいね。
小石川植物園は他の植物も
エネルギーに満ちた感じで
とても素敵な場所ですので
遅咲きの桜も見れましたよ。
帰り道、茗荷谷駅まで歩く途中で
素敵なカフェを見つけました!
「Arissara(アリッサラ)」さん。
歩き疲れたので、ちょっと休憩。
ショーケースに並ぶパンは
どれも美味しそうでした。
悩みに悩んで
カスタードクロワッサンを。
タイアイスティーと一緒に。
独特の香りのお茶も美味しかった~。