前の回から日があいてしまいましたが
「更年期日記」第3回ですニコニコ
 
前回は更年期に表われる
様々な症状について書きましたが
更年期になると体調が悪くなる理由を
実はよくわかっていないという人も
多いのではないかと思います。
 
私も知ったのは、2年前くらいのこと。
 
ライターの仕事で
『セラピストのための女性ホルモンの教科書』
という書籍の制作を
お手伝いしたときのことです。
 
著者の烏山ますみさんから
「更年期は卵巣機能の低下により、
卵巣は脳からの指令をキャッチできず、
脳が混乱して、
女性ホルモンの指令を出す脳の部位の
すぐそばから出ている自律神経に
影響が出ている状態」
と教わりました。
 
卵巣は年齢とともに疲労して
脳の指令通りに動けなくなっているのに
脳はお構いなしに、
「女性ホルモン出せー!」と命令し続け、
卵巣は
「そんなこと言われても、無理チュー」となり、
脳は「じゃあ、おまえ、どうにかしてよ!」と
自律神経に指令を出した結果、
頑張りやさんの自律神経は
「どうにかしてみるよプンプン」と
無理をしてしまい、
その結果、自律神経が乱れて、
ほてりやのぼせ、発汗など様々な症状が
出てくるというわけです。
 
これは更年期の女性だけでなく
もっと若い年代でも
仕事の忙しさやストレスなどによる
卵巣の疲れ&脳の指令の混乱で
自律神経が乱れることが
女性ホルモンの乱れにつながります。
 
烏山さんはセラピストとして
女性の身体のケアのベテランであると同時に
女性ホルモンバランスプランナーとして
講座も行っている方で、
女性ホルモンの乱れの原因は
「自律神経乱れタイプ」
「セロトニン不足タイプ」
「卵巣疲れタイプ」
の3つのタイプに分かれると言っています。
 
こちらで簡易版のチェックができますよ!
  ↓

簡易診断!「女性ホルモンバランスの不調タイプを知る」

 
彼女と書籍の仕事をしていた
2014年から2015年頃は
ちょっとした女性ホルモンブームが起きていて
女性誌で女性ホルモン特集が多かったので
私も女性ホルモンに関する記事を
いくつも書かせてもらっていて
婦人科医にもよく取材していました。
でも、婦人科の先生のお話は最終的には
「つらい症状を抑えるにはホルモン療法」
となることが多く、
なんとなく違和感を感じていたなかで
「タイプ別セルフケアで女性ホルモンを整える」
という烏山さんの理論はとても共感できて、
「もっと知りたい!」とその後、
私も女性ホルモンバランスプランナーの講座を
受講することになるのですが。
 
私はこのタイプ診断で
自律神経乱れタイプにあてはまることだらけ。
 
もともと自律神経が乱れやすいタイプなので
更年期の時期は、自律神経の乱れに
より気をつけたほうがいいなと
思っています。
 
自律神経乱れタイプは
肩こり、めまい、下痢など
女性ホルモンの乱れが
身体の症状として出やすいのに対して、
セロトニン不足タイプはふさぎ込んだり、
攻撃的になったり
気分に表われやすい傾向が。
 
自分がどういうタイプかを知ることで
対処ができるので
知っておくって大事だなーと思いますニコニコ
 
 
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今日は
ミュージシャンのお友達の演奏会に行った後、
明るいうちから夫と一杯照れ
写真は、ビールと煮込み。
いい休日でした音譜
 
 
 
本文中に出てきた書籍。
セラピスト向けの専門書ですが
女性ホルモンのことがわかりやすく書いてある
おすすめの本です!