長文ですが、ご勘弁を!

私がフラワーエッセンスのことを初めて知ったのは、2007年のことでした。
アロマやハーブを興味を持ち、様々なセラピーも試してみていた時期だったので、
その一環としてフラワーエッセンスというものがあることを知り、
バッチフラワーのセッションを受けに行ってみたのです。

選んでもらったエッセンスを飲んでみましたが、
その頃の私は、それほど深刻な心の悩みも抱えておらず、
最初の1~2週間はきちんと飲んでいたものの、
その後はあまり真面目に飲まなくなったと記憶しています。

もしかしたら心に変化があったのかもしれませんが、
「なんだかよくわからないなぁ」というのが、その時の正直な感想です。

そして、その後はレスキューレメディを緊張する場面で使ったりする程度で
日常的にフラワーエッセンスを取り入れることはありませんでした。

そんな私がフラワーエッセンスをまた飲んでみようと思ったのは、
2011年になってからのことです。

その頃の私は、気分的にいままでにないくらいネガティブな状態で、
さらに体調も悪く、身も心もダウンしていました。
仕事も家事も普通にこなしていたし、
はたから見れば、そんなことは感じられなかったと思いますが、
自分ではこの状態をどうにかしなくては、どうにか抜け出したいともがいていて、
ヒーリングを受けに行ったり、レイキの伝授を受けてみたりもしました。

そんな時、ライターの仕事で西洋医学の獣医師としての資格ももちながら、
ペットへの自然療法や東洋医学を積極的に取り入れている先生に
取材する機会がありました。
バッチフラワーも長年使用していて、治療時のペットの緊張感をほぐしたり、
精神面が病気に影響している子の治療に役立てたりしていました。

「フラワーエッセンスは本当にいいですよ」という先生の言葉を聞きながら、
「いまの私にこそ、フラワーエッセンスが必要なのかもしれない」と感じたのです。

そこで、以前セッションをしていただいたセラピストさんをネットで検索してみると
変わらずフラワーエッセンスのお仕事をされていて、
さらにスクール事業も始めていました。
どうせなら、これを機に少しフラワーエッセンスのことを勉強してみようか。
仕事に役立つかもしれないし…。そんな軽い気持ちで基礎講座に通いながら、
自分の状態に合わせたバッチフラワーを飲むようになりました。

飲み始めて1か月。
私の場合、まず体に変化があらわれました。
2年以上悩まされていた持病が出なくなったのです。

私は、月経随伴性気胸という持病を持っています。
これは子宮内膜症の一種で、通常骨盤内で発生することが一般的な内膜症が
胸膜、横隔膜、肺に発生し、月経に伴って内膜が剥がれ落ちることで
胸腔内に空気が入り込み、肺が押しつぶされ、気胸を繰り返す病気です。

非常にまれな病気で、原因もいまひとつ解明されていないやっかいなものです。

外科治療なども行いましたが治ることはなく、
毎月、生理が来る度にまた具合が悪くなるかもしれないと不安を感じる生活に
ブルーになることも多く、なんとなく引きこもりがちになっていました。

それが、フラワーエッセンスを飲み始めてから、その症状が出なくなったり、
出たとしても非常に軽く済むようになったのです。

フラワーエッセンスは病気に直接作用するものではありませんが、
バッチ博士は、病気とは恐れ、不安、怒り、悲しみなど
不安定な精神状態によって引き起こされることが多いと考えていて、
そういった場合は心の状態が改善することによって、
体の状態も変化していくといわれています。

私の場合は、体調を崩す直前にとても悲しい出来事が続いたのですが、
まわりの人を心配させてはいけないという気持ちと、
もともと感情を表に出すのが苦手だったために
その悲しみをあまり出すことはなく胸の奥にしまいこんで、過ごしていました。
いま思えば、それがよくなかったのだと思います。

体をどうにかしたいと思い、いろいろ調べているなかで
東洋医学的には、肺は「悲しみ」を溜めこむ臓器だということを知りました。
私が抱え込んで吐き出すことがなかった悲しみでいっぱいになり、
私の肺はパンクしてしまったんだ。明らかに心の問題が影響している。
そう感じました。
ですから、私は悲しみを癒すものを中心に何種類かのエッセンスを飲み続けました。

そして、体の変化とともに、心の中を占めていたネガティブな気持ちも薄れて、
しだいにポジティブな気持ちのほうが大きくなっていきました。

もし、悲しみの心を抱えた時にすぐフラワーエッセンスを飲んでいれば
体調を崩すことはなかったのかもと思ったりします。

そして、そういう状態になって、フラワーエッセンスのよさを実感することができたのも、
何かの巡りあわせかなと思ったりもします。

いずれにしても、これからの生活にフラワーエッセンスを取り入れていけて
本当によかったと思っています。

いまは必要性を感じなくても、いつか必要とする時が来たときに
「ああ、あれを使ってみよう」と思い出してもらえるよう、
少しでも多くの人にフラワーエッセンスを知ってもらうための
情報を発信していきたいと思います!