「ウォーターサーバーを使ってみたい。でも、1年後に引っ越すかもしれないし、合わなかったときに数万円の解約金を払うのは怖い…」と迷っていませんか。

 

結論からいうと、解約違約金0円で使えるウォーターサーバーはあります。

ただし注意したいのが、「解約金0円」と「解約時の支払いが完全に0円」は同じではないことです。

先に結論

天然水を飲みたい+長期縛りを避けたい
→ 富士おいしい水が候補。ただしサーバー返却費用は別確認が必要

「契約期間なし」を優先したい
→ クリクラのベーシックプランが分かりやすい候補

ボトル配送なし+解約金0円がいい
→ ウォータースタンドの対象となる縛りなしプランが候補

1~2年でやめる可能性がある
→ 3年・5年などの長期契約プランを月額の安さだけで選ばない

この記事では、「何年使うかまだ分からない人」が、解約時に後悔しにくい選び方に絞って整理します。

結論|解約金なしのウォーターサーバーはある

あります。

2026年8月時点の公式条件を確認すると、代表例として次のような選択肢があります。

候補 水・方式 契約・解約条件 主な料金 注意点
富士おいしい水 宅配天然水 解約違約金なし 12L 1,388円~/本
+サーバーケア880円/月
サーバー返却を会社に依頼する場合8,800円。自分で返送する場合も梱包・送料は自己負担
クリクラ
ベーシックプラン
宅配RO水 契約期間なし
解約違約金0円
12L 1,750円/本
+サポート460円/月
3か月で利用本数が6本未満の場合、サーバーレンタル料1,100円/月が発生する場合あり
ウォータースタンド
ピュアライフS
給水型浄水 縛りなしプランは解約金0円 2,970円/月
+水道代・電気代
公式名称は「縛りなしプラン(1年プラン)」。規約上は利用開始日より1年間、その後月単位更新

※料金・条件は変更される可能性があります。契約時には必ず申込画面・利用規約の最新条件をご確認ください。

ここが重要です。
「解約金なし」で検索している人にとって大切なのは、広告に0円と書いてあるかではありません。

自分がやめたいタイミングで、実際にいくら支払うことになるのかまで確認することです。

ここまで確認して「縛りなしだけでなく、水の方式や毎月の総額まで比べてから決めたい」という人は、条件を整理して候補を絞る方法も確認できます。

「解約金なし」「縛りなし」「契約期間なし」は同じではない

ここはかなり紛らわしいポイントです。

ウォーターサーバーの公式サイトでは、

  • 契約期間なし
  • 縛りなし
  • 解約金0円
  • 違約金なし
  • 撤去費無料

など、似た表現が使われています。

しかし、確認すべき項目は別々です。

契約前に分けて確認する5項目

① 最低利用期間・契約期間はあるか
② 途中解約時の違約金はいくらか
③ サーバー撤去費・返却費は別途かかるか
④ サーバー本体の残債が残らないか
⑤ キャンペーン利用によって追加条件が付かないか

たとえば富士おいしい水は、公式上は解約違約金なしです。

一方、レンタルサーバーを返却するとき、会社側に回収を依頼すれば送料・メンテナンス費として8,800円が必要です。

自分で梱包・返送すればその8,800円はかかりませんが、梱包資材と実際の返送料は自分で負担します。

つまり、「解約違約金0円=何も払わずに返せる」と思い込まないことが大切です。

短期利用ならどれ?3つの候補を生活条件で分ける

天然水を飲みたいなら富士おいしい水

「長期契約は避けたい。でもウォーターサーバーを置くなら、水道水ではなく天然水を飲みたい」という人なら、富士おいしい水は候補に残しやすいサービスです。

レンタル料は0円ですが、レンタルコースではウォーターサーバーケア月額880円への加入が必須です。

天然水は12Lボトル1本1,388円~で、地域によって料金が異なります。また、配送は2本1セット単位です。

さらに、配送を不要なときはスキップでき、公式では水の購入ノルマなしと案内されています。

毎月「あと何本飲まないといけない」と水を消費することに追われにくいのは、短期利用を考える人には相性のいい部分です。

ただし、先ほどのとおり解約違約金はなくてもサーバー返却コストは残るため、完全無料でやめられるサービスとして考えない方が安全です。

契約期間そのものをなくしたいならクリクラのベーシックプラン

クリクラのベーシックプランは、公式で契約期間なし・解約違約金0円とされています。

「転勤があるかもしれない」「まず使ってみて生活に合うか確認したい」という人には分かりやすい条件です。

12Lボトルは1本1,750円。あんしんサポートパック460円/月への加入が必要です。

たとえば月2本、24L使う場合は、

1,750円×2本+460円=3,960円/月

がひとつの目安になります。

一方、3か月の利用本数が6本未満の場合には、サーバーレンタル料として月額1,100円が発生する場合があります。

「月1本程度しか飲まない予定」という人は、解約金だけではなくこの条件も確認しておきましょう。

ボトル自体をなくしたいならウォータースタンド

「解約金も嫌だけれど、それ以上に宅配ボトルの受け取り・交換・保管が面倒」という人は、給水型も候補です。

ウォータースタンドのピュアライフSでは、縛りなしプランが月額2,970円で、公式FAQでは利用期間にかかわらず解約金0円と案内されています。

水道水をタンクへ入れて使うため、

  • 水の配送を待つ
  • 12Lボトルを持ち上げる
  • 予備ボトルの置き場所を作る
  • 今月何本注文するか考える

といった宅配水特有の作業を減らせます。

一方で、水道水を自分で補充する作業とお手入れは必要です。

注意
「縛りなしプラン」という名前ですが、公式規約では契約期間を「利用開始日より1年間、以降月単位で自動更新」としています。
ただし、対象プランについては期間内に解約しても解約金0円と案内されています。

天然水・宅配水・給水型では、毎月のお金だけでなく毎日の手間がかなり違います。「0円」という言葉だけで決めず、自分が続けやすい方式から絞ると選びやすくなります。

1~2年でやめるかもしれないなら「月額の安さ」より出口を見る

長期契約プランは、月額料金や水代が安く設定されることがあります。

そのため、申込画面だけを見ると魅力的に感じやすいです。

でも短期利用では、

月300円安いプランを選ぶ

2年間で7,200円節約

2年後に引っ越しで解約

途中解約金が数万円発生

ということも起こります。

将来が読めない人ほど、「今月いくら安いか」より「いつでもやめられるか」を重視する意味があります。

こんな人は縛りなしを優先

  • 1~2年以内に引っ越す可能性がある
  • 転勤・単身赴任の可能性がある
  • 同棲・結婚などで生活環境が変わる可能性がある
  • 初めてなので長期間使えるか分からない
  • ウォーターサーバー自体が生活に合うか試したい
  • 数万円の解約金リスクを持ちたくない

逆に長期契約でも問題になりにくい人

  • 少なくとも3~5年は同じ家で使う予定
  • 家族で毎日かなり水を使う
  • 長期利用した場合の総額の方を重視したい
  • 途中解約条件まで理解したうえで契約できる

長期契約そのものが悪いわけではありません。

短期利用の可能性があるのに、長期契約を選んでしまうことが問題です。

「何年使うかまだ分からない」という段階なら、縛りなしを含めて方式別に比較してから決めても遅くありません。

解約金なしでも注意したいデメリット

月額料金が最安とは限らない

契約期間の長いプランでは、その分だけ月額料金が安く設定されることがあります。

縛りなしプランは「いつでもやめやすい」という自由を得る代わりに、長期契約プランより月額が高い場合があります。

3~5年以上使うことが確実なら、長期プランの方が総額で有利になるケースもあります。

解約金以外の費用が発生する場合がある

特に注意したいのがここです。

  • サーバー返却送料
  • 撤去費
  • 梱包費
  • 本体未返却時の費用
  • 購入型サーバーの残債
  • キャンペーン特典の返還条件

「解約金」という名目ではなくても、契約終了時に支払いが発生することがあります。

水をあまり飲まない人はウォーターサーバー自体が不要なことも

冷水や温水を毎日ほとんど使わないなら、解約金0円のウォーターサーバーを探す前に「本当にサーバーが必要か」を考えるのも大切です。

水の利用量が少なく、冷温水機能も必要なければ、市販のペットボトルや浄水器の方が固定費を抑えやすい場合があります。

無理に契約しないことも、後悔しない選択のひとつです。

エブリィフレシャスは「解約金なし」で選ぶ人には向かない

浄水型ウォーターサーバーを調べていると、エブリィフレシャスも候補に出てくるかもしれません。

ただ、「途中解約時に大きな費用を払いたくない」が最重要条件なら、第一候補にはしにくいです。

現在の公式案内では、レンタルプランを契約後またはサーバー交換後、3年未満で解約すると40,000円(不課税)の解約金が発生します。

3年以上使う予定で、宅配ボトルをなくしたい人なら比較する意味はあります。

しかし、

  • 1年だけ使うかもしれない
  • 2年後に引っ越す可能性がある
  • まず試してから長期利用を判断したい

という人に、「月額が定額だから」という理由だけで勧めるのは適切ではありません。

検索条件をそのまま優先してください。

「解約金なし」が最重要なら、まずは解約金0円の候補から選ぶ。
3年以上使えると判断できてから、長期契約型も比較する。

この順番なら、契約後のミスマッチを減らしやすくなります。

申込前チェックリスト|「0円」の文字だけで契約しない

最後に、申込画面を開いたら次の項目を確認してください。

申込前チェック

□ 契約期間は何年間か
□ 最低利用期間はあるか
□ 何年未満の解約で違約金が発生するか
□ 解約時のサーバー返却費はいくらか
□ 自分で返送する場合の送料負担はどうなるか
□ 本体代金の残債は発生しないか
□ サポート料・メンテナンス料はいくらか
□ 水の最低注文本数・配送ルールはあるか
□ 配送休止・スキップ条件はどうなっているか
□ キャンペーンを使うと契約期間が変わらないか
□ 自分が申し込むプラン名まで確認したか

特に重要なのは、ブランド名だけで判断しないことです。

同じウォーターサーバー会社でも、プランによって「契約期間なし」と「3年契約」「5年契約」が分かれていることがあります。

広告の一番大きな数字ではなく、自分が実際に選択するプランの契約条件を確認してください。

ここまで確認しても候補を決められない場合は、「解約金」だけではなく天然水・浄水型・月額・ボトルの手間まで一度並べると判断しやすくなります。

よくある質問

Q. 本当に契約期間なし・解約金なしのウォーターサーバーはありますか?

あります。たとえばクリクラのベーシックプランは、契約期間なし・解約違約金0円と公式に案内されています。

ただし、毎月のサポート料金や水の利用量による条件などは別に確認してください。

Q. 天然水で解約金なしはありますか?

富士おいしい水では解約違約金なしと案内されています。

ただし、サーバー返却を会社に依頼する場合には8,800円、自分で返送する場合にも梱包資材・送料の自己負担があります。

そのため「解約時の支払いが完全に0円」という意味ではありません。

Q. 浄水型でも解約金なしはありますか?

あります。

ウォータースタンドでは、セルフメンテナンス機種やピュアライフL・Sの対象となる縛りなしプランについて、利用期間に関わらず解約金0円と案内しています。

機種・契約プランによって条件が異なるため、申し込み時にはプラン名まで確認してください。

Q. 解約金0円なら、とりあえず契約しても大丈夫ですか?

解約金だけで決めるのはおすすめしません。

毎月の料金、水代、サポート料、返却費、配送条件などを含め、利用予定期間の総額で判断してください。

Q. すでに契約中で高額な解約金を請求されています。別のサーバーへ乗り換えるべきですか?

先に現在の契約内容を確認してください。

解約金の根拠、契約期間、本体残債、返却費などの内訳を確認せず、新しいウォーターサーバーを契約すると支払いが重なる可能性があります。

契約時の説明と書面が違う、身に覚えのない費用があるなどの問題がある場合は、新規契約より先に販売会社や公的な相談窓口への確認を優先してください。

まとめ|短期利用なら「やめるとき」から逆算して選ぶ

解約金なしのウォーターサーバーはあります。

ただし、「0円」という一言だけで選ぶのではなく、何を優先するかで候補を分けるのが分かりやすいです。

最終判断

天然水+長期縛りを避けたい
→ 富士おいしい水を検討。ただし返却コストまで確認

契約期間なしを優先したい
→ クリクラのベーシックプランを確認

ボトル配送をなくして解約金も抑えたい
→ ウォータースタンドの対象縛りなしプランを確認

3年以上使えるか分からない
→ 3年・5年の長期契約を月額だけで選ばない

「あと何年この家に住むか分からない」「初めてだから本当に使い続けるか自信がない」という人なら、少し月額が安くなることより、生活が変わったときにやめやすいことの価値は小さくありません。

反対に、3年以上使うことがほぼ決まっているなら、解約金だけで候補を狭めず、長期利用時の総額や使いやすさまで比べた方が合理的です。

まだ「天然水・宅配水・給水型のどれが自分に合うか決めきれない」という人だけ、最後に条件を整理して比較してみてください。