「ブリタを使い続ける方が安いのかな?でも、毎回ろ過したり冷蔵庫で冷やしたり、お湯を沸かしたりするのは少し面倒…」と迷いますよね。

 

結論からいうと、費用をできるだけ抑えたいならブリタ、冷水・温水をすぐ使えて日々の手間を減らしたいならエブリィフレシャスが向いています。

ただし、2026年にはブリタから冷水・常温・温水に対応した「ブリタ キューブ クール」も登場しています。そのため現在は、単純に「ブリタ=冷蔵庫で冷やす浄水ポット」と考えて比較すると、判断を間違えやすくなっています。

先に結論をまとめると

とにかく安く浄水したい → 今のブリタを継続

水をよく使い、冷水・温水をすぐ出したい → エブリィフレシャス

月額契約を避け、本体を買い切りたい → ブリタ キューブ クール

短期間で解約する可能性がある → エブリィフレシャスは慎重に判断

特に、今ブリタのポット型浄水器を使っていて「冷蔵庫から出す」「水を補充してろ過を待つ」「お湯はケトルで沸かす」という小さな作業が積み重なっている人は、浄水型ウォーターサーバーへ変える意味があるかを比較してみる価値があります。

一方、水をあまり使わない人や、ブリタで特に不便を感じていない人までウォーターサーバーへ変える必要はありません。

エブリィフレシャスとブリタ、結局どっちがいい?

まず整理しておきたいのが、「ブリタ」という言葉で何を想定しているかです。

現在は大きく分けて、次の3つの選択肢があります。

① 従来のブリタのポット・タンク型浄水器
水道水をろ過して使うシンプルな方法

② ブリタ キューブ クール
冷水・常温水・温水まで出せる買い切り型のサーバー

③ エブリィフレシャス
水道水を補充して使う月額レンタル型の浄水ウォーターサーバー

従来型ブリタとエブリィフレシャスなら、「安さ」と「便利さ」の比較です。

一方、ブリタ キューブ クールとエブリィフレシャスなら、どちらも冷温水を使えるため、「買い切りかレンタルか」「初期費用か月額費用か」「タンク容量」「カートリッジ交換頻度」「契約の自由度」が大きな比較ポイントになります。

エブリィフレシャスとブリタを比較

比較項目 エブリィフレシャス tall ブリタ キューブ クール 従来型ブリタ
方式 レンタル 買い切り 買い切り
基本料金 月額3,300円(税込) 参考価格73,000円(税抜)
※販売価格は店舗により異なる
商品・販売店により異なる
冷水 5~10℃ 5℃ 冷蔵庫などで冷やす
温水 80~85℃
高温水 約90℃
45℃・70℃・85℃・95℃ 別途ケトル等が必要
常温水
総タンク容量 8.7L 給水タンク4.3L
ろ過水容量2.15L
製品による
カートリッジ 月100L程度使用なら1年に1回が目安
定期配送分は月額料金に含まれる
4週間または150Lごとが目安
別途購入
使用量・製品条件に応じて交換
契約・解約 3年未満の解約は現行条件で40,000円(不課税)
※契約時期により異なる場合あり
契約期間・解約料なし なし
向いている人 水をよく使う
初期費用を抑えたい
冷温水をすぐ使いたい
買い切りたい
契約に縛られたくない
温度を細かく選びたい
安さ優先
使用量が少ない
冷温水機能が不要

こうして比べると、エブリィフレシャスがすべての面で優れているわけではありません。

特に契約期間の自由度はブリタ側が強いです。短期間で引っ越す可能性がある人、ウォーターサーバーを長く使うかまだ分からない人は、この差を軽視しない方がよいでしょう。

料金だけならブリタ?3年間で考えてみる

料金比較で重要なのは、月額料金だけではなく、同じ期間で何にいくら払うかを見ることです。

エブリィフレシャス tallの場合

通常料金は月額3,300円(税込)なので、キャンペーンを考慮しない単純計算では、36か月で118,800円です。

公式が示すtallの電気代目安は約401円/月~なので、36か月では約14,436円~。つまり、標準月額と電気代だけで考えると、3年間で約133,236円~+水道代がひとつの目安です。

交換用カートリッジは定期配送分がレンタル料金に含まれています。

ブリタ キューブ クールの場合

公式発表の参考価格は73,000円(税抜)なので、税込換算では80,300円です。ただし実際の販売価格は販売店によって異なります。

公式の電気代試算では、温水を1日150ml×10杯、冷水を150ml×5杯使う条件で年間約5,175円。3年間なら約15,525円です。

本体参考価格とこの電気代だけなら、3年間で約95,825円+水道代+交換カートリッジ代になります。

ここが重要です。
ブリタ キューブ クールはカートリッジを4週間または150Lごとに交換するため、4週間基準なら3年間で約39個が目安になります。カートリッジの実売価格によって総額が変わるため、単純に「本体80,300円だからエブリィフレシャスより安い」とは断定できません。

反対に、今すでにブリタのポット型を持っている場合は話が別です。

冷温水をすぐ使える便利さにお金を払う必要を感じないのであれば、今のブリタをそのまま使う方が家計負担を抑えやすいでしょう。

一番差が出るのは「水を飲むまでの手間」

数字以上に違うのが、毎日の動きです。

従来型のブリタ

水道水を入れてろ過し、冷たい水が欲しければ冷蔵庫に入れます。温かい飲み物を作るならケトルなどで沸かします。

1回1回は小さな作業なので、気にならない人には十分です。

ただ、朝のコーヒー、食事中の水、料理、子どもの飲み物、帰宅後の一杯など、使用回数が増えるほど「冷蔵庫から出す・戻す」「足りなくなったら補充する」「お湯を沸かす」という動作も増えます。

エブリィフレシャス

タンクに水道水を補充しておけば、tallなら冷水・温水・常温水などをサーバーから出せます。

つまり、エブリィフレシャスの価値は水そのものだけではなく、毎日の「冷やす・沸かす・ペットボトルを買う」といった作業を減らせることにあります。

ここに月額3,300円を払う価値を感じるかどうかで判断すると、かなり選びやすくなります。

ただし「ブリタなら冷温水が使えない」は現在では間違い

現在は、ブリタ自身からサーバー型浄水器「ブリタ キューブ クール」が販売されています。

5℃の冷水、常温水、45℃・70℃・85℃・95℃の温水に対応しているため、冷蔵庫で冷やす必要も、毎回ケトルで沸かす必要もありません。

そのため、今からサーバータイプを選ぶ人は、エブリィフレシャスだけでなくキューブ クールも比較候補になります。

エブリィフレシャスが有利になりやすい点

・高額な本体を最初に購入しなくてよい

・tallは総容量8.7Lと大きい

・定期配送分の交換カートリッジ代が月額に含まれる

・レンタルのため故障時のサポート体制が用意されている

ブリタ キューブ クールが有利になりやすい点

・買い切りで月額レンタル契約がない

・契約期間や解約料がない

・45℃~95℃まで温度を細かく選べる

・本体の加熱・冷却・UVユニットは購入日から5年間保証

カートリッジ交換はエブリィフレシャスの方が少ない

交換頻度も意外と大きな違いです。

エブリィフレシャスのハイグレードタイプは、月100L程度の使用で1年に1回が交換目安です。

一方、ブリタ キューブ クールは4週間または150Lごとが目安です。

交換作業そのものは難しいものではありませんが、「交換カートリッジを買う・在庫を管理する」という手間まで含めると、エブリィフレシャスの方が管理をシンプルにしやすいです。

ただし、使用量が非常に多い場合はエブリィフレシャス側も追加カートリッジが必要になる可能性があるため、使用量は確認しておきましょう。

掃除の手間は「どちらもゼロ」ではない

浄水型ウォーターサーバーに変えれば、お手入れが完全になくなるわけではありません。

エブリィフレシャスtallでは、上部の貯水タンクを3日に1度を目安に洗うことが案内されています。

ブリタ キューブ クールでは、給水タンクとドリップトレイを週1回程度洗うことが案内されており、内部は自動クリーニング機能も備えています。

そのため、「エブリィフレシャスなら掃除不要」と考えて契約するのはおすすめできません。

カートリッジ交換はエブリィフレシャスの方が少ない一方、給水タンクはこまめな洗浄が必要と覚えておくと分かりやすいです。

置き場所は「卓上型=必ず省スペース」ではない

ブリタ キューブ クールは卓上型で、本体サイズは幅240mm×奥行440mm×高さ321mmです。

一方、エブリィフレシャスtallは床置き型で、幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm。

キッチンカウンターが広いならブリタ キューブ クールは置きやすいですが、奥行き440mmに加え、放熱スペースも考える必要があります。

逆に、カウンター上を料理や家電のために空けておきたい家庭では、床の縦空間を使うエブリィフレシャスtallの方が生活動線に合うこともあります。

「本体が小さいか」だけではなく、家のどこの空間を消費するかで判断してください。

一人暮らしならブリタとエブリィフレシャスどっち?

一人暮らしだからエブリィフレシャスが不要、とは限りません。

判断基準は人数より水の使用量と使い方です。

ブリタを続けた方がよい一人暮らし

・飲み水の量が少ない

・冷蔵庫で冷やす手間が気にならない

・お湯はケトルで十分

・毎月の固定費を増やしたくない

エブリィフレシャスを検討しやすい一人暮らし

・在宅時間が長い

・水、コーヒー、お茶をよく飲む

・料理にも浄水を使う

・冷水と温水を何度も使う

・3年以上使う可能性が高い

一人暮らしで卓上型を希望する場合はエブリィフレシャスminiもありますが、常温水を使いたいならtallとの機能差も確認してから選ぶ方が安心です。

drinkmate×BRITA「drinkcube」とは?

検索していると、「drinkmate×BRITA drinkcube」という製品を見かけることもあります。

これはBRITA Japanの「キューブ クール」と同じ製品ではありません。

drinkmateブランドの多機能ウォーターサーバーで、BRITAの浄水カートリッジを採用し、浄水・冷水・熱湯・炭酸水に対応している製品です。

炭酸水まで1台で作りたい人には独自のメリットがありますが、「BRITAのウォーターサーバーを探している」という場合は、BRITA Japan公式のキューブ クールと混同しないようにしましょう。

エブリィフレシャスへ変える前に、3年未満の解約金は必ず確認

ここは申し込み前に必ず確認してください。
エブリィフレシャスの現行FAQでは、レンタルプランを契約後またはサーバー交換後、3年未満で解約した場合、40,000円(不課税)が発生すると案内されています。契約時期によって条件が異なる場合があるため、最終的には申し込み時の契約書面を確認してください。

たとえば、

「転勤するかもしれない」
「結婚や同居で生活環境が変わりそう」
「まず数か月だけ試してみたい」

という人には、契約期間の縛りがないブリタ キューブ クールや、今のブリタを継続する方が安心な場合があります。

反対に、3年以上使う前提で、飲み水・料理・コーヒーなど毎日たっぷり水を使うなら、月額固定のエブリィフレシャスは検討しやすくなります。

「自分の場合は結局どちらが合う?」と迷っている人は、料金だけでなく、使用量・手入れ・契約条件まで同じ基準で比べてから決めてください。

なお、短期利用の可能性が高い人や、現在のブリタで不満がない人は、以下をクリックせず現状維持でも問題ありません。

エブリィフレシャスが向いている人

ここまでをまとめると、次の条件が多く当てはまる人はエブリィフレシャスを検討しやすいです。

✓ 家族で水をたくさん使う

✓ 飲み水だけでなく料理にも使う

✓ 冷水・温水・常温水をすぐ使いたい

✓ ブリタを冷蔵庫へ出し入れするのが面倒

✓ ケトルで何度もお湯を沸かしている

✓ カートリッジを頻繁に買う・管理する手間を減らしたい

✓ 高額な本体を一括購入したくない

✓ 3年以上使う可能性が高い

ブリタを続けた方がよい人

逆に、次の条件なら無理にエブリィフレシャスへ変える必要はありません。

✓ 水の使用量が少ない

✓ 毎月3,000円前後の固定費を増やしたくない

✓ ブリタのポットで特に困っていない

✓ ケトルや冷蔵庫を使う手間が気にならない

✓ 短期間で使わなくなる可能性がある

✓ 給水タンクをこまめに洗うのが嫌

✓ 設置場所を確保できない

ブリタ キューブ クールが向いている人

✓ BRITAブランドの浄水を使い続けたい

✓ 冷水も温水もすぐ使いたい

✓ 月額レンタル契約をしたくない

✓ 初期費用を払ってでも買い切りたい

✓ 45℃・70℃・85℃・95℃など細かく温度を選びたい

✓ 卓上に設置スペースを確保できる

よくある質問

Q. ブリタにもウォーターサーバーはありますか?

あります。2026年6月11日にBRITA Japanから「ブリタ キューブ クール」が一般発売されています。冷水・常温水・温水に対応した給水型のサーバーです。

Q. ブリタ キューブ クールはレンタルですか?

基本的には本体を購入して使う方式です。契約期間の縛りや解約料はありません。

Q. エブリィフレシャスとブリタ、どちらが安いですか?

今すでにポット型ブリタを持っていて使用量が少ないなら、ブリタを続ける方が費用を抑えやすいです。エブリィフレシャスとキューブ クールでは、本体代・使用期間・カートリッジ代・電気代まで含めないと単純比較できません。

Q. エブリィフレシャスも水道水を使いますか?

はい。専用タンクに家庭の水道水を補充して使う給水型です。宅配水ボトルを注文して受け取る方式ではありません。

Q. ブリタからエブリィフレシャスへ乗り換える価値はありますか?

冷蔵庫で水を冷やす、お湯を沸かす、何度もポットへ給水するといった作業を負担に感じているなら検討する価値があります。逆に、今のブリタで不便がないなら、無理に乗り換える必要はありません。

Q. エブリィフレシャスの電気代は?

公式では、ECO機能などを利用した場合の目安としてtall約401円/月~、mini約453円/月~、lite約623円/月~と案内されています。実際の電気代は使用状況や環境によって変わります。

Q. ブリタ キューブ クールの電気代は?

公式試算では、温水150mlを1日10杯、冷水150mlを1日5杯使った条件で年間約5,175円です。使う量や温度などによって変わります。

まとめ|安さならブリタ、毎日の手間を減らしたいならエブリィフレシャス

エブリィフレシャスとブリタは、単純にどちらが上という関係ではありません。

費用優先・使用量が少ない
→ 従来型ブリタ

水をよく使い、冷温水をすぐ使いたい
→ エブリィフレシャス

冷温水は欲しいが月額契約は避けたい
→ ブリタ キューブ クール

特に今ブリタを使っていて、「水を冷やしておく」「なくなる前に補充する」「お湯をその都度沸かす」ことにストレスを感じているなら、その手間を減らせることがエブリィフレシャスへ変える一番大きな意味です。

ただし、月額料金と3年未満の解約条件は必ず確認してください。

3年以上使えそうで、水を毎日たくさん使い、冷水・温水をすぐ使える生活に価値を感じる人は、エブリィフレシャスを比較候補に残してよいでしょう。

反対に、水の使用量が少ない人、今のブリタで満足している人、短期解約の可能性がある人は、そのままブリタを使い続ける選択も十分合理的です。

条件に当てはまる人だけ、最後に料金・手間・契約条件をまとめて比較してから判断してみてください。