「プレミアムウォーターのお湯って、そのまま赤ちゃんのミルクに使って大丈夫?」「冷水で割って早く冷ましてもいいの?」と気になりますよね。

 

夜中の授乳では、赤ちゃんを待たせながらお湯を沸かして、ミルクを溶かして、人肌まで冷ますだけでもかなり大変です。

結論からいうと、プレミアムウォーターの天然水は軟水で、公式でも赤ちゃんのミルク作りに利用できると案内されています。現在のfamfit2は温水約80℃、再加熱約90℃で、厚生労働省が示す「70℃以上のお湯で調乳する」という温度条件も満たせる仕様です。

先に結論をまとめると

● プレミアムウォーターの天然水は赤ちゃんのミルク作りに利用可能

● 粉ミルクは原則として70℃以上のお湯で調乳

● 粉ミルクを最初から冷水だけで溶かすのは避ける

● 「水で割る」場合も、使用中の粉ミルクに書かれた調乳方法を優先

● 天然水の味・備蓄性を重視するならプレミアムウォーター、水をたくさん使いボトル管理を減らしたいなら浄水型も比較候補

大切なポイント
ウォーターサーバーの仕様だけでなく、実際に使っている粉ミルクの商品表示・調乳方法を必ず確認してください。メーカーによっては「一度沸騰させた70℃以上のお湯」を使うよう案内しています。

すでにプレミアムウォーターを使っていて、天然水の味や宅配方式に満足しているなら、ミルクのためだけに急いで乗り換える必要はありません。

一方、これからミルクの量が増えて「水代がどこまで増える?」「12Lボトルの受取や交換を続けられる?」という点まで気になっているなら、宅配天然水と浄水型を同じ条件で一度比べてから決めると後悔しにくくなります。

プレミアムウォーターは赤ちゃんのミルクに使える?

プレミアムウォーター公式では、天然水はすべて軟水で、赤ちゃんのミルクや離乳食にも利用できると案内されています。

現在案内されている主な採水地の硬度は、富士吉田25mg/L、岐阜北方59mg/L、南阿蘇36mg/L。いずれも軟水です。

また、子育て世帯向けの「PREMIUM WATER MOM CLUB」では、現在famfit2またはAURA Water Serverが対象機種になっています。

famfit2なら温水は約80℃

famfit2の温度は、冷水約6℃・温水約80℃・再加熱約90℃です。

厚生労働省が示す粉ミルクの調乳温度は70℃以上なので、通常温水でも温度仕様上は基準を上回っています。

AURA Water Serverも通常温水約85℃、再加熱約90℃です。

amadanaウォーターサーバーを使っている場合は?

すでにamadanaスタンダードサーバーを利用している人も、公式仕様では温水約87℃です。

そのため温度だけを理由に「amadanaではミルクを作れない」と考える必要はありません。

ただし、サーバーの機種や使用環境によって仕様は異なるため、使用中の機種の取扱説明書と粉ミルクの商品表示を確認してください。

プレミアムウォーターでミルクを作るときの基本手順

「ウォーターサーバーならお湯と冷水を適当に混ぜれば完成」というわけではありません。

特に新生児期は、水そのものだけでなく、粉ミルクを何℃のお湯で溶かすか、哺乳瓶を清潔に扱えるかも重要です。

基本の流れ

① 手を洗い、清潔な哺乳瓶を準備する

② 必要量の粉ミルクを入れる

③ 商品表示に従い、70℃以上のお湯を必要量入れる

④ 粉ミルクを十分に溶かす

⑤ 商品指定に従って、お湯または湯冷ましで出来上がり量に調整する

⑥ 流水などで哺乳瓶を冷やす

⑦ 飲ませる前に温度を確認する

たとえば明治の調乳方法では、一度沸騰させた70℃以上のお湯を使い、まず出来上がり量の約3分の2まで入れて溶かしたあと、お湯または湯冷ましで量を合わせる方法が案内されています。

粉ミルクの商品表示が最優先です。
ウォーターサーバー会社が「ミルクに使える」と案内していても、粉ミルクメーカー側が一度沸騰させたお湯を指定している場合があります。その場合は粉ミルク側の調乳方法に従ってください。

プレミアムウォーターの冷水でミルクを割ってもいい?

ここは検索している人が特に迷いやすいところです。

粉ミルクを最初から冷水だけで溶かすのは避けましょう。

厚生労働省は、乳児用粉ミルクの調乳では70℃以上のお湯を使用するよう案内しています。これは粉ミルク自体が無菌ではないためです。

「熱いお湯で溶かしたあと、プレミアムウォーターの冷水を足して40℃くらいにすれば早いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、冷水を足してよいかどうかは、使っている粉ミルクの調乳方法に従うのが基本です。

「湯冷まし」と指定されている場合は、単にウォーターサーバーから出した冷水と同じ意味だと自己判断せず、指定された方法で準備してください。

迷ったら「外側から冷ます」がわかりやすい

粉ミルクを70℃以上のお湯で正しく溶かしたあと、哺乳瓶を流水や冷水に当てて人肌程度まで冷ます方法なら、水をミルクの中に追加する必要がありません。

「冷水を何割、お湯を何割」という固定割合を覚えるより、商品パッケージの調乳方法どおりに作る方が安全面でも迷いにくいです。

プレミアムウォーターとエブリィフレシャスをミルク目線で比較

プレミアムウォーターでミルクを作れること自体は確認できました。

では、赤ちゃんが生まれて水の使用量が増えたときも、そのままプレミアムウォーターを続けるのが合うのでしょうか。

ここでは、子育て家庭向けのプレミアムウォーター MOM CLUB+famfit2と、浄水型のエブリィフレシャス tallを比べます。

比較項目 プレミアムウォーター
MOM CLUB+famfit2
エブリィフレシャス
tall
水の方式 宅配天然水 水道水補充型・浄水
月額の基本料金 12L×2本で3,866円(税込) 3,300円(税込)+水道代
水を多く使った場合 追加ボトル分の水代が増える サーバー料金は定額。別途水道代
通常温水 約80℃ 80~85℃
調乳向け温度 通常温水約80℃ ECO温水約70~75℃も選択可
高温水 再加熱約90℃ 約90℃
冷水 約6℃ 5~10℃
タンク 冷水2.0L・温水1.5L 冷水1.5L・温水1.5L
サーバー全体容量8.7L
水の補充 12Lボトルを交換
famfit2は下置き
自宅の水道水を上部タンクへ補充
配送 天然水の受取が必要
59日まで無料休止可能
水ボトルの定期配送なし
日常のお手入れ 出水口などの清掃が必要
ボトル交換時の差込口周辺清掃など
給水タンクは3日に1度を目安に洗浄
電気代の公式目安 famfit2
エコモード時 約583円/月
tall 約401円/月~
契約条件 MOM CLUBは最低5年間 契約・サーバー交換後3年未満の解約は40,000円(不課税)
向いている人 天然水の味・産地・備蓄性を重視 水を多く使い、ボトル注文・受取・保管を減らしたい

※料金・電気代・契約条件は2026年8月確認時点の公式情報をもとに整理。電気代は各社の測定条件や実際の使用状況によって変わります。水道代・追加注文・オプション等は別途確認してください。

ミルクだけなら料金差は小さくても、その先で差が出る

MOM CLUBでfamfit2を利用し、天然水を月24L使う場合は月3,866円(税込)。

エブリィフレシャス tallは月3,300円(税込)+水道代です。

基本料金だけを見ると月566円の差ですが、本当に見ておきたいのは「ミルク以外にもどれだけ水を使うか」です。

ミルクだけでなく、家族の飲み水、離乳食、麦茶、料理まで天然水を使うようになると、24Lでは足りず追加ボトルが必要になる可能性があります。

反対にエブリィフレシャスは、水道水を補充して使うため、水の使用量が増えてもサーバーの月額料金自体は変わりません。もちろん水道代は別途必要です。

つまり判断ポイントは「ミルク1本の料金」ではありません。
ミルク期から離乳食、その後の家族全員の飲み水まで含めて、どのくらい使うかで考えると選びやすくなります。

天然水を飲みたい気持ちが強い人や、未開封ボトルを備蓄水として持っておきたい人は、料金だけでエブリィフレシャスへ乗り換えない方がよいでしょう。

逆に「天然水であることより、夜中のミルク作り・離乳食・料理まで残量を気にせず使いたい」「ボトルの注文や受取を減らしたい」という家庭なら、浄水型を比較する意味があります。

エブリィフレシャスがミルク作りで便利なポイント

ECO温水が約70~75℃

エブリィフレシャスは通常温水が80~85℃。さらにECO温水では約70~75℃に設定できます。

厚生労働省が示している70℃以上という条件を意識しながら、通常の80℃台のお湯より冷ます時間を短くしやすいのが特徴です。

ただし、70℃を下回るお湯で粉ミルクを溶かさないよう、実際の使用状況や粉ミルクの商品表示を確認してください。

12Lボトルを持ち上げなくていい

famfit2はボトル下置きなので、従来の上置きタイプより交換しやすくなっています。

それでも12Lの天然水を受け取り、保管し、空になったら交換する流れ自体は残ります。

エブリィフレシャスは水道水を上部タンクへ注ぐ方式なので、重い宅配ボトルそのものがありません。

ただし給水とタンク洗浄は必要

浄水型だから「完全に手間なし」ではありません。

水を使った分だけ上部タンクへ水道水を補充する必要があり、公式では上部タンクを3日に1度を目安に洗うよう案内されています。

「給水タンクを洗うくらいなら宅配ボトルの方が楽」と感じる人には、プレミアムウォーターの方が合う可能性があります。

プレミアムウォーターをそのまま使った方がいい人

● 天然水そのものの味を重視している

● 水道水を浄水して飲む方式より天然水が好み

● 宅配ボトルを備蓄水として置いておきたい

● 24L前後で十分足りている

● ボトルの受取・保管・交換を負担に感じていない

この条件なら、プレミアムウォーターはミルクにも使えるため、無理に別サービスへ乗り換える理由は大きくありません。

エブリィフレシャスも比較した方がいい人

● ミルク・離乳食・料理まで水をたくさん使いたい

● 水を使うたび追加料金が気になる

● ボトルの注文・受取・保管を減らしたい

● 約70~75℃のECO温水を使いたい

● 天然水へのこだわりより日常の手間を減らしたい

特に、ミルク期だけでなく「子どもが大きくなったあとも家族全員で水をたくさん使う」家庭ほど、給水型との相性を確認する価値があります。

乗り換えるなら解約金を先に確認

すでにプレミアムウォーターを契約している場合は、月額料金だけを比べてすぐ解約しないでください。

乗り換え前に確認すること

・現在の料金プラン

・契約開始日

・契約解除料

・サーバー購入プランなら残債

・サーバー返却方法

・新旧サーバーが重なる期間

PREMIUM WATER MOM CLUBは最低利用期間が5年間あり、期間内の解約では利用期間や機種に応じて契約解除料が発生します。

エブリィフレシャス側も、契約またはサーバー交換後3年未満で解約した場合は40,000円(不課税)の解約金が設定されています。

つまり、短期間でまた解約する可能性がある人には、どちらも勢いで契約するのはおすすめしません。

「プレミアムウォーターのお湯がまずい・臭い」と感じたら?

赤ちゃんのミルクに使う予定なのに、「お湯だけ変な味がする」「いつもと違う臭いがする」と感じると不安になりますよね。

その場合は、原因が分からないまま赤ちゃんの調乳に使用し続けるのではなく、まず出水口など指定箇所のお手入れ、水やボトルの状態、サーバーの使用方法を確認してください。

改善しない、普段とは明らかに違う味や臭いが続く場合は、公式サポートへ確認してから調乳に使う方が安心です。

「天然水だから絶対に問題ない」「ウォーターサーバーだから必ず安全」と自己判断する必要はありません。

プレミアムウォーターのエコモードでミルクを作ってもいい?

プレミアムウォーターのエコモードは、消費電力を抑えるための機能です。

famfit2などでは、暗さを検知するなどして温水側の加熱を抑える仕組みが使われています。

そのため「エコモードを使っているからいつでも調乳に適した温度」と考えるのではなく、調乳するときに実際に使う温水が70℃以上の状態になっていることを確認してください。

エブリィフレシャスの「ECO温水約70~75℃」とは仕組み・目的が同じではない点にも注意が必要です。

よくある質問

Q. プレミアムウォーターは新生児のミルクにも使える?

プレミアムウォーター公式では、天然水を赤ちゃんのミルク作りに利用できると案内しています。ただし新生児も含め、粉ミルクは商品記載の調乳方法に従ってください。早産児や基礎疾患など個別の配慮が必要な場合は、産院・小児科等の医療専門職へ確認してください。

Q. プレミアムウォーターのお湯は沸騰させなくてもいい?

プレミアムウォーターは70℃以上の温水が出る機種をミルク作りに利用できると案内しています。一方、粉ミルクメーカーによっては「一度沸騰させた70℃以上のお湯」と指定しています。実際に使う粉ミルクの商品表示を優先してください。

Q. プレミアムウォーターの冷水を湯冷まし代わりにできる?

「湯冷まし」と「サーバーから直接出した冷水」を自己判断で同じものとして扱わない方が安心です。使用している粉ミルクメーカーが指定する方法に従ってください。

Q. 何℃くらいまで冷ませば飲ませられる?

調乳時は70℃以上のお湯を使いますが、赤ちゃんに飲ませる前には人肌程度まで冷まし、必ず温度を確認してください。

Q. 作ったミルクを置いておいてもいい?

基本は授乳のたびに新しく作るのが分かりやすいです。厚生労働省が紹介しているガイドラインでは、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄するよう案内されています。実際には粉ミルクの商品表示や医療専門職の指示も確認してください。

Q. 「エッセンシャル プレミアム ウォータートリートメント うるりジェリーミルク」は関係ある?

名称が似ていますが、ヘアケア関連の商品名で、赤ちゃん用ミルクやプレミアムウォーターのウォーターサーバーとは別の商品です。

まとめ|プレミアムウォーターはミルクに使える。ただし「その先」まで考えて選ぶ

プレミアムウォーターの天然水は軟水で、公式でも赤ちゃんのミルク作りに利用できると案内されています。

famfit2なら通常温水約80℃、再加熱約90℃なので、厚生労働省が示す「70℃以上」という調乳時の温度条件にも対応できる仕様です。

ただし、粉ミルクを冷水だけで溶かしたり、湯冷ましの代わりに自己判断で冷水を足したりするのではなく、必ず使用中の粉ミルクの商品表示に従うことが大切です。

そして、プレミアムウォーターから乗り換えるかどうかは「ミルクに使える・使えない」だけで決める必要はありません。

天然水のおいしさや備蓄性を優先するならプレミアムウォーターを継続する価値があります。

一方で、これからミルク、離乳食、麦茶、料理と水の使用量が増え、「水代やボトル残量を気にせず使いたい」「12Lボトルの受取・保管・交換を減らしたい」なら、エブリィフレシャスのような浄水型も比較候補になります。

ただし、現在のプレミアムウォーターの解約金が大きい人や、3年以内にエブリィフレシャスも解約する可能性がある人は、乗り換えを急がない方がよいでしょう。

「自分の家庭では天然水と浄水型のどちらが合うのか」を、料金だけでなく水の使用量・調乳温度・補充方法・お手入れ・契約期間まで並べて確認してから決めてみてください。