「PFASが気になるけれど、ハミングウォーターのフィルターで本当にどこまで除去できるの?」と、契約する前に数字まで確認しておきたいですよね。

結論からいうと、ハミングウォーターはPFASのうちPFOS・PFOA・PFHxSを除去可能と公式に案内しており、現在のEXフィルターは総ろ過水量1,800L、交換目安は8か月です。

一方、エブリィフレシャス tallのハイグレードカートリッジは、PFOS・PFOAについて原水濃度500ng/L・総ろ過水量1,200Lなどの試験条件と「99.9%以上」という数値まで公開しています。つまり「どちらが上」と単純に決めるより、浄水量を重視するか、PFAS試験条件の数字の明確さや交換回数を重視するかで選ぶのが現実的です。

先に結論をまとめると

ハミングウォーターが合いやすい人
1日あたりの浄水量を多めに確保したい/PFHxSまで明記されたフィルターを使いたい/現在の使い勝手に不満がない/2年という規定利用期間を重視したい人

エブリィフレシャス tallを比較したい人
PFAS除去率の具体的な試験数値を重視する/フィルター交換を年1回に減らしたい/温度設定の選択肢を増やしたい/3年以上使う予定がある人

今は乗り換えない方がよい人
ハミングウォーターの契約から2年未満/水漏れ・故障などを解決できていない/水の使用量が少ない/給水や日常清掃そのものが負担な人

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まだハミングウォーターを契約しておらず、「PFAS性能だけで決めず、料金・フィルター交換・契約期間まで同じ基準で比べたい」という方は、比較ページを先に確認しても大丈夫です。

反対に、現在ハミングウォーターで水漏れや故障が起きている方は、乗り換えを急ぐより先に現在のトラブルを公式サポートで解決してください。

ハミングウォーターはPFASを除去できる?

はい。ハミングウォーターは現在、浄水フィルターの除去対象として有機フッ素化合物PFASのPFOS・PFOA・PFHxSを公式に掲載しています。

現在のEXフィルターについて公表されている主な数字は次のとおりです。

ハミングウォーターの現行フィルター

・除去物質数:31項目

・PFAS:PFOS・PFOA・PFHxSを除去可能と案内

・最大総ろ過水量:1,800L

・想定使用量:約7.5L/日

・交換時期:8か月ごと

ただし、ここで注意したいのが「PFAS」という言葉だけで全部を一括りにしないことです。

PFASは多数の有機フッ素化合物の総称です。ハミングウォーターが公式に除去対象として具体的に示しているのはPFOS・PFOA・PFHxSです。「PFASと呼ばれるすべての物質を完全除去する」という意味ではありません。

PFAS対応=健康影響がなくなる、という意味でもありません。
2026年4月から水道水のPFOS・PFOAは合算50ng/L以下が水質基準となり、水道事業者には基準遵守と水質検査が求められています。PFASが心配な場合は、浄水サーバーだけで判断せず、お住まいの地域の水道事業者が公開している最新検査結果も確認すると判断しやすくなります。

ハミングウォーターのフィルター性能と仕組み

2本のフィルターで水道水をろ過する

ハミングウォーターは水道管へ直接つなぐ浄水器ではなく、本体上部の給水タンクへ水道水を自分で補充して使う浄水型ウォーターサーバーです。

現行公式ページでは、2本のフィルターを「マイクロフィルターEX」「ウルトラフィルターEX」と説明しています。

マイクロフィルターEXには高密度圧縮活性炭が使われ、残留塩素やPFASなどを除去。ウルトラフィルターEXには活性炭と中空糸膜が使われています。

除去物質の「数」だけで安全性を順位付けすることはできませんが、何を対象に、どれだけの水量まで性能を維持する試験なのかを見ることが重要です。

フィルター交換時期は現在8か月ごと

ハミングウォーターの現在の公式料金ページ・フィルターページでは、交換時期は8か月ごと、最大総ろ過水量は1,800Lと案内されています。

1,800Lを8か月で使う想定は、1日あたり約7.5Lです。

飲み水だけなら十分でも、炊飯・料理・家族全員の飲料水まで広く使う家庭では使用量が増えます。逆に一人暮らしなどで使用量がかなり少ない場合は、月額固定の浄水型サーバーそのものが必要かまで考えた方がよいでしょう。

通常のフィルター代は月額料金に含まれる

通常の定期交換用フィルターは、月額3,300円の利用料に含まれています。交換月だけ別途フィルター料金が加算される仕組みではありません。

一方、8か月を待たずに1,800L以上を浄水するほど使用量が多い場合は、交換用フィルターを追加購入できます。追加分は別売りです。

追加フィルターの最新価格は契約者向けマイページ・オンラインストア等で確認するのが確実です。公開ページで確認できない価格を決めつけないようにしてください。

フィルター交換後は5~6杯ずつ通水する

交換ではフィルターA・Bの両方を取り外し、新しいフィルターをしっかり取り付けます。その後、公式案内では温水・常温水・冷水をそれぞれコップ5~6杯程度捨ててから使用する手順になっています。

フィルターそのものを洗って長期間使い続けるのではなく、規定の時期・浄水量を目安に新品へ交換する方式です。日常的に洗うのは給水タンクなどのお手入れ部分と考えると分かりやすいでしょう。

フィルター交換後に水漏れしたら?

フィルター交換直後の水漏れは、取り付け不足が原因になる場合があります。
公式取扱説明書でも、フィルターA・Bを確実に取り付け、交換後に水漏れしていないか確認するよう案内されています。取り付け直しても改善しない、漏れ方が大きい、本体内部から漏れている場合などは、新規契約を検討するより先に公式サポートへ確認してください。

使い終わったフィルターはゴミに出せる?

使用済みフィルターは、中に残った水を抜いたうえで各自治体の分別ルールに従って処分します。

自治体によって燃えるゴミ・燃えないゴミなど扱いが異なる可能性があるため、「ハミングウォーターのフィルター=必ずこのゴミ」と全国一律には決められません。

PFAS性能だけならエブリィフレシャスと何が違う?

比較するなら、ハミングウォーターと価格帯・サイズ感が比較的近い床置き型のエブリィフレシャス tallを基準にすると判断しやすくなります。

キャンペーンによる一時的な値引きは除き、通常料金・現在のフィルター仕様・契約条件を同じ基準で並べると次のとおりです。

比較項目 ハミングウォーター flows エブリィフレシャス tall
通常月額 3,300円
※北海道は3,520円
3,300円
2年間の基本月額合計 79,200円
※通常地域・キャンペーン除外
79,200円
※キャンペーン除外
PFAS PFOS・PFOA・PFHxSを除去可能と案内 PFOS・PFOAを99.9%以上除去する試験結果を公表
PFAS試験条件の公開 PFAS除去試験済みと案内。現行公開ページではエブリィフレシャスと同形式のPFAS専用除去率数値までは確認できず JWPAS B.210準用、原水濃度500ng/L、総ろ過水量1,200L、検出限界値0.1ngで99.9%以上
除去物質数 31項目 50種類
※tall用ハイグレードタイプ
総ろ過水量 最大1,800L 1,200L
※ハイグレードタイプのPFAS試験条件
標準交換時期 8か月ごと
約7.5L/日想定
1年ごと
月約100L使用の場合
定期フィルター代 月額に含む 月額に含む
追加フィルター 追加購入可能・別売り 使用量が多い場合は追加注文可能
水の温度 冷水6~10℃、常温水、温水80~90℃、再加熱機能 冷水5~10℃、ECO冷水約10~15℃、常温水、温水80~85℃、ECO温水約70~75℃、再加熱約90℃
タンク容量 給水約4L+冷水1.5L+温水1.3L+常温水1.1L 合計8.7L
補充方法 水道水を上部タンクへ補充 水道水を上部タンクへ補充
ボトル配送 なし なし
日常のお手入れ 給水タンク等を利用者が清掃。給水タンクの水は3日ごとの入れ替え案内あり 給水タンク等のセルフメンテナンスが必要。内部にはUV-LED搭載
電気代の公式目安 約711円/月
※メーカー所定条件
約401円/月~
※SLEEP・ECO使用時、メーカー調べ
規定利用・解約条件 2年満了前の解約でサーバー引取手数料16,500円 レンタルプランは契約後またはサーバー交換後3年未満の解約で40,000円(不課税)
故障時 通常使用範囲の不具合などは公式条件に基づき対応 公式サポートあり。故障内容・原因により対応条件を確認

※料金・仕様・契約条件は2026年8月の公式情報確認時点。水道代・電気代・追加注文費用等は別途考慮してください。電気代は両社で測定条件が同一ではないため、表示額だけで単純な優劣判定はできません。既契約者は契約時期によって条件が異なる場合があるため、手元の契約書面を優先してください。

PFAS除去率だけを見て乗り換えると後悔しやすい理由

エブリィフレシャスの「PFAS99.9%以上」という数字は分かりやすい判断材料です。

ただ、除去率の数字だけでウォーターサーバー全体の優劣は決まりません。

実生活では、次の4つをセットで考える必要があります。

PFAS比較で見落としたくない4項目

1.どのPFASを除去対象としているか

2.どの試験条件で確認された性能か

3.フィルターが何Lまで性能維持を想定しているか

4.その浄水量を超える前に交換できるか

たとえば家族で飲み水だけでなく、炊飯や料理にも毎日たっぷり使うなら、ハミングウォーターの最大総ろ過水量1,800Lはメリットになります。

逆に、そこまで大量に使わず、「PFAS試験条件を数値で細かく確認できること」と「年1回の交換」を優先するなら、エブリィフレシャス tallを比較する意味があります。

ハミングウォーターをそのまま使った方がよいケース

すでにハミングウォーターを利用していて、次に当てはまるなら、PFASの数字だけを理由に慌てて乗り換える必要性は高くありません。

・1日あたりの水使用量が多い
・8か月ごとの交換を負担に感じない
・PFOS・PFOAに加えてPFHxSも公式の除去対象に明記されている点を重視する
・現在のサイズや給水方法が生活に合っている
・まだ2年の規定利用期間中である

特に契約期間中なら、性能面の小さな違いだけで乗り換えると、解約費用によって総支払額が増えることがあります。

エブリィフレシャスを比較する価値があるケース

一方、次の条件ならエブリィフレシャス tallとの比較がしやすくなります。

・PFASの具体的な除去率と試験条件の公開を重視する
・8か月ごとより年1回のフィルター交換がよい
・ECO冷水やECO温水を含む温度選択肢が欲しい
・3年以上継続利用する予定がある
・ハミングウォーターの2年契約をすでに満了している、または解約費用を確認済み

この条件に当てはまり、現在トラブル対応中でもない方なら、次に料金・交換負担・契約条件まで揃えて比較してみると判断しやすくなります。

反対に、2~3年以内に引っ越しや解約の可能性がある方は、エブリィフレシャスの3年未満の解約条件を理解してから進んでください。

乗り換える前に確認したい4つのこと

1.ハミングウォーターの契約開始日

現行条件では、ハミングウォーターはサーバーお届け予定日から2年が規定利用期間です。

2年満了前の解約ではサーバー引取手数料16,500円が設定されています。ただし、既契約者は契約時期や契約内容で異なる可能性があるため、手元の書面を確認してください。

2.返却完了日と次回請求日

解約を申し込んだ日だけではなく、サーバーの返却がいつ確認されるかも重要です。

返却時期によって翌月分の利用料金が発生する場合があるため、新しいサーバーの配送日と古いサーバーの回収日を事前に確認し、不要な二重契約期間をできるだけ作らないようにしましょう。

3.乗り換え先の解約条件

エブリィフレシャスのレンタルプランは、現在、契約後またはサーバー交換後3年未満で解約すると40,000円(不課税)という条件があります。

つまり、「ハミングウォーターの2年が終わったから乗り換えれば安心」とは限りません。次は3年以上使えるかまで考える必要があります。

4.本当にウォーターサーバーが必要か

水の使用量が少ない人なら、蛇口型・ポット型の浄水器やペットボトルで十分なこともあります。

浄水型ウォーターサーバーの価値は、PFAS対応だけではなく、水道水を補充すれば冷水・温水などをすぐ使え、宅配ボトルの注文・受取・交換・保管を減らせることにあります。

その代わり、給水タンクへの補充と清掃は必要です。「ボトル管理は嫌だけれど、給水と掃除なら続けられる」という人に向く方式です。

ハミングウォーターが向く人・エブリィフレシャスが向く人

こんな人 判断
料理まで含めて水を多く使いたい ハミングウォーターを候補に残しやすい
PFHxSが公式の除去対象として明記されていることを重視 ハミングウォーターを候補に残しやすい
PFOS・PFOAの除去率を具体的な試験条件まで確認したい エブリィフレシャス tallも比較したい
フィルター交換回数をなるべく少なくしたい 年1回のエブリィフレシャスが比較候補
3年未満で解約する可能性がある エブリィフレシャスは特に契約条件を慎重確認
給水や掃除をしたくない どちらも無理に選ばない
天然水の産地や味を最優先する 水道水補充型以外も検討
水漏れ・故障など現在トラブル中 乗り換えより先に現契約の問題を解決

なお、水の「おいしい・まずい」は水道水の水質や温度、個人の好みに左右されるため、本記事ではPFAS性能の優劣と混同して評価していません。

ハミングウォーターのPFAS・フィルターでよくある質問

Q.ハミングウォーターのPFAS除去率は何%?

公式ではPFOS・PFOA・PFHxSを除去可能と案内し、31項目の浄水性能を掲載しています。

ただし、確認できた現行公式公開ページでは、エブリィフレシャスのように「PFAS99.9%以上・原水濃度500ng/L・総ろ過水量1,200L」といった形式のPFAS専用除去率までは明示されていません

そのため、ハミングウォーターを「PFAS99.9%除去」と置き換えて紹介するのは避けるべきです。

Q.フィルター交換時期は何か月?

現在の公式案内では8か月ごとです。最大総ろ過水量1,800L、1日約7.5Lの使用を想定しています。

古い記事や過去の案内と交換周期が異なることがあるため、契約する際は最新の公式料金ページ・契約時書面を確認してください。

Q.フィルターの値段・フィルター代はいくら?

定期配送される通常交換用フィルターの費用は月額利用料に含まれています。

一方、1,800Lを超えるなどの理由で追加フィルターが必要になった場合は別売りです。追加分の最新金額はマイページや公式窓口で確認してください。

Q.「ハミングウォーター フィルター11」とは?

確認できた現行公式情報では、「フィルター11」という名称を現行フィルターの商品名として確認できませんでした。

現在の公式フィルター解説では「マイクロフィルターEX」「ウルトラフィルターEX」という2本のフィルターが案内されています。検索候補などで「フィルター11」という表記を見た場合は、型番や対象機種を推測せず、契約者マイページや公式サポートで確認するのが確実です。

Q.フィルター交換後に水が漏れるのは故障?

必ずしも故障とは限りません。公式取扱説明書では、フィルターの取り付け不足によって水漏れする場合があると案内されています。

A・B両方が正しい位置まで取り付けられているか確認し、それでも改善しない場合は公式サポートへ相談してください。

Q.ハミングウォーターは浄水器と何が違う?

ハミングウォーターは、蛇口へ取り付ける一般的な浄水器とは違い、給水タンクへ水道水を補充し、ろ過した水を冷水・常温水・温水として使える浄水型ウォーターサーバーです。

冷水や温水をすぐ使える代わりに、本体の設置スペース・電源・月額料金・給水作業が必要になります。

Q.浄水型の口コミはPFAS選びの参考になる?

使いやすさ、給水の手間、音、デザインなどは口コミも参考になりますが、PFASの除去性能は口コミでは判断できません。

PFASについては、メーカーが公開している対象物質・試験条件・総ろ過水量・交換時期を優先して確認する方が適切です。

Q.PFASが気になるなら浄水サーバーを必ず使うべき?

必ずしもそうではありません。

2026年4月から水道水のPFOS・PFOAは合算50ng/L以下が水質基準となっています。まず地域の水道事業者が公開している検査結果を確認し、そのうえで「さらに家庭でも浄水したい」と考える場合に浄水器・浄水型ウォーターサーバーを比較する考え方があります。

まとめ|ハミングウォーターのPFAS対応は「除去率」だけで決めない

ハミングウォーターは、PFASのうちPFOS・PFOA・PFHxSを除去対象として公式に案内しており、現行EXフィルターは31項目・最大総ろ過水量1,800L・8か月交換です。

一方、エブリィフレシャス tallのハイグレードカートリッジは、PFOS・PFOAについて99.9%以上という除去率と試験条件を具体的に公開し、交換は年1回です。

そのため、浄水量の多さやPFHxSの明記、2年の規定利用期間を重視するならハミングウォーターをそのまま候補に残す合理性があります。

逆に、PFAS試験条件の数値公開・年1回の交換・温度設定の多さを重視し、3年以上使う予定がある人なら、エブリィフレシャス tallを比較してから決める価値があります。

すでにハミングウォーターが生活に合っている人や、2年未満で解約費用が発生する人は、無理に乗り換える必要はありません。また、水漏れ・故障などがある方は先に現在の問題を解決してください。

「自分の場合は、PFAS性能だけでなく月額・交換回数・契約期間まで考えるとどちらが合う?」という方は、最後に同じ比較軸で確認すると判断しやすくなります。

短期利用の予定がある方、水の使用量が少ない方、給水や清掃をしたくない方は、クリックを急がず浄水器や現状維持も含めて検討してください。