【感想・追補】Personal is Politics the 429th『「ジャパンショック/「#最小公約数の最大公倍数化」「#偏向公約数と偏向公倍数化」「#timelesz責任問題」「#善人どものモラトリアム・サンクチュアリ」「#“アイドル論講釈”」「#悪人正機説」「#視聴者かっ💢」 』の回
【主文】
今日も昨日と同じで記者会見がアホみたいに見える日になるんだろう。
“私生活”で暴行事件を起こしたという嫌疑で持ってメンバーの契約を解除したという「timeleszメンバー暴行事案」の顛末の記者会見の女性向け生活情報番組用のクイックリファレンスがリピートされたフジテレビの「めざましテレビ」だった。
まあ、社会的責任がある人間になってよそ様に暴行を加えること自体普通ではないし弁護する必要もないのは間違いない。
警視庁湾岸警察署の前で釈放されたメンバーが待ち構えていたマスメディアのカメラに向かって深々と頭を下げ、「申し訳ありませんでした」。
誰に向かって申し訳ないのかが焦点が定まっていないような虚ろな目をもって謝罪されてもね。
昨日はメンバーの契約解除を受け、timeleszの残ったメンバーによる“謝罪(?)”記者会見が催行され、これもまた台本かチームオーダーがありそうな「猪俣憎し」的な三行半部分と、「timeleszの解散だけは勘弁してください」とも取れるような「猪俣断絶宣言」。
そこまでエキサイトする話なのかと思うところ。
記者会見の場がたまたまなのかなんなのか知らんが、番組打ち合わせのためにtimeleszがフジテレビに赴いていた際に催行されているいうのが実に胡散臭い。
テレビ事業者サイドが芸能事務所に牽制を仕掛けた感が否めないというところだ。
日本というのは本当におかしなところがある。
timeleszはジャニーズ事務所の系譜だからメンバーが懸念しているチームの解散が可能性としてゼロじゃないんだろうけど、どちらかというとボーイズグループはばら売りが多い。
timeleszも菊池風磨がバラエティ番組要員として登用されているくらいで、他のメンバーはほとんど佐藤勝利以外は「誰?」というくらいのおっさんの認知度だ。ましてや音楽番組にお前等出てんのかよというタレントという程度。
なんだか、5月に起こった「阿部慎之助事案」と様相が酷似してるんだよね。
猪俣くんと阿部慎之助氏の違いといえば、女性の成人と児童福祉法規定の児童に暴力を振るってしまったということで、猪股くんと阿部氏は成人男性。
猪股くんは会社の判断でグループを脱退。阿部氏は自ら職を辞した。
悪いが格が違いすぎる。
特に醜悪なのはマスメディアもSTARTOもtimeleszも猪股くんの弁明や抗弁について軽々に扱っていること。
軽々に扱って「暴力を振るうなんてもってのほか」という善人どものモラトリアム・サンクチュアリ(執行猶予の聖域)がこの国の高度情報混乱社会の実情なのではないだろうか。
めざましテレビの8時過ぎちょい深堀コーナーで何度目かの「timelesz問題」を引き合いに出し、伊藤利尋“めざまし講釈団長”と重役待遇再雇用芸能担当アナウンサー軽部真一が偉そうにアイドル論にまで言及するかの講釈を展開していた。
そもそも件の記者会見のMCが菊池風磨に「アイドルとは菊池さんにとって何ですか?」と問うところがおかしい。
ジャニーズ事務所は設立者の歪んだ性的暴力で自壊したという「暴力」にセンシティブな組織である。マスメディアはそのことについてすでに禊が済んだとみなして、イケメンボーイズグループのメンバーを個別に重用している。
マスメディアはそのことがアドバンテージになっていると認識しているんだろう。
傍観してるとそんなのはただのお門違いだと実感している私である。
アイドルはアイコンだ。
ただの偶像。
裏に何があるかなんて見ないし見たくないのが実情。
裏を見るから「善人であらねばならない」ということになる。
猪股くんがしでかしたインシデントは、「善人であらねばならない」ということを聖人並みに享受しなければならない。
魔が差したらそっち側に落ちるんだよ。意図も簡単に。
宗教学的には太平洋戦争以降「見ざる・聞かざる・言わざる」が決定した自由の国ニッポンの人のうちどれくらいがそんなことに気づいているものか。
「善人名をもて往生をとぐ、言わんや悪人をや」ということは重要なのだ。
人の善意を希求しすぎることは、悪人の生きる道を閉ざしかねないということだ。
なんてことを言ったところで、フジテレビその他のテレビ放送マスメディアは基本的にページビュー(閲覧数)を稼ぐことでスポンサーステークホルダーとのwin-winが成立しているし、女性向け生活情報番組ばかりの情報となると、公共放送もタブロイド的になってしまうのは致し方なし。
まあ、そんなことを追求してもベージビュー(閲覧数)が上がるってわけじゃないから、現場で起こっていることは「見ざる・聞かざる」ということなんだろう。
おいおい「言わざる」は置いてけぼりか?
テレビの中の人も所詮他人事で、まるで「視聴者かっ💢」という感じだ。
どこのチャンネルを選択しても、お食事のチェーン店とレシピは一緒で
「人の迷惑顧みず、やってきましたデンセン軍団」 「それはテレ朝ネタでんがな」
フジテレビ系の賑々しくやってくるベンジャミン伊東的な文脈もめちゃくちゃで空気が読めない社風のようだから致し方無し。
「しらけ鳥飛んでいく南の空へ みじめ みじめ~🎵」って話だ。
なんてな。
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【参考資料】
猪俣周杜との契約解除、なぜSTARTO社ではなくtimelesz7人が取材に応じたのか? 2026.10.01 Yahoo!ニュースエキスパート
STARTO ENTERTAINMENTは10月1日、timeleszの猪俣周杜との専属契約を9月30日付で解除したと発表した。
猪俣は傷害容疑で逮捕され、その後、処分保留で釈放されている。
同日、冠番組「タイムレスマン」の収録を前に、残るメンバー7人が囲み取材に対応した。7人はファンや関係者に謝罪する一方、猪俣の行為について「ファンの顔は浮かばなかったのか」など、怒りや厳しい言葉も口にした。
会社の経営陣ではなく、なぜメンバー7人がそろって表に立ったのか。この取材対応には、どのような意味があったのだろうか。
エキスパートの補足・見解
刑事処分が確定していない段階での契約解除は時期尚早のようにも見える。
しかしSTARTO社は、本人への聞き取りや事実確認を行い、「専属契約上の重大な違反」が認められたため、刑事処分とは別に契約解除を決めたと説明している。
いずれにしても、被害者がいる事件で、暴力沙汰を起こしている以上、厳しい処分は免れなかっただろう。
一方、問題行為の詳細は明らかにされていない。被害者がいる事案だけに、公表できない情報が多いことは理解できる。STARTO社が記者会見を行わないのも、そのためだと思われる。それでも、会社の経営判断である以上、本来なら経営陣が説明するという選択肢もあったはずだ。
にもかかわらず、表に立ったのはtimeleszの7人だった。
そこには、メンバー自身が中心となった「timelesz project」で猪俣を選んだことへの責任感もあったのではないか。もちろん、猪俣の行為について7人に責任があるわけではない。それでも全員で取材に応じ、厳しい言葉も口にしたのは、一つの区切りをつけ、「これからは7人で活動していく」という意思をファンやスポンサー、関係者に直接伝える意味があったのだと思われる。
西山 守
大手広告会社に19年勤務。その後、マーケティングコンサルタントとして独立。2021年4月より桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授。 企業や有名人の不祥事、炎上、広告・マーケティング、メディア、エンターテインメントなど、幅広い領域をカバー。 「東洋経済オンラインアワード2023」ニューウェーブ賞受賞。東洋経済オンラインアワード2025」MVP賞受賞。テレビ出演、メディア取材多数。 日本広告学会評議員、クリエイティブ委員会副委員長。 著書は『話題を生み出す「しくみ」のつくり方』(宣伝会議)、『炎上に負けないクチコミ活用マーケティング』(彩流社:共著)など。
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「一生辞退して」と“大みそか”にまで飛び火、timelesz謝罪会見で明かされた“衝撃内容”に辛辣意見が殺到 2026.10.01 週刊女性PRIME
「日ごろから応援してくださっているファンの皆様、多大な心配とご迷惑をおかけしてしまっていること、深くお詫び申し上げます」
10月1日、STARTO ENTERTAINMENTが専属契約の解除を発表した『timelesz』の猪俣周杜。同日午後3時にメンバーの菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、篠塚大輝による会見が行われ、7人から謝罪の言葉が語られた。
猪俣は9月18日の夜、東京都江東区にあるコンビニエンスストアの駐車場の車内で、知人女性の顔面を殴打してケガをさせた疑いがあるとして、傷害の容疑で19日に逮捕。25日に釈放された。
騒動を受けて、STARTO社は猪俣の契約を解除した……と思われたが、どうやら背景には別の理由があるようだ。
「発表では《猪俣に弊社との専属契約上の重大な違反が認められ、契約に定める解除事由に該当する》とされており、その内容として《今回の契約解除は、刑事処分とは別に弊社の専属契約に基づき判断したもの》と説明されているのです。
7人の会見では、当然この《専属契約上の重大な違反》に関する質問が飛びましたが、なんとメンバーもその内容は知らされていないそう。猪俣さんと事務所の間でどのような話し合いが行われたのかは共有されておらず、契約解除の処分についても前日の夜に初めて知らされたといいます」(スポーツ紙記者)
闇に包まれたままの猪俣の“違反”事項。STARTO社のタレントのファンたちからは、さまざまな意見が寄せられている。
「STARTO社といえば9月23日、大みそかに『COUNTDOWN CONCERT 2026-2027 STARTO to WORLD』を開催することを発表したばかり。今年はNetflixを通じて世界190以上の国と地域に同時ライブ配信されるという、“カウコン”史上空前のスケールでの開催です。旧ジャニーズ事務所時代から大みそかの恒例行事として親しまれてきた同コンサートは、昨年3年ぶりに復活。12組73人が出演し、今年も人気グループが一堂に会する貴重な機会として大きな期待を集めていました。
しかし、猪俣さんの契約解除劇で謎が明かされないままの事態を受けて、ファンからは“timeleszがカウコンに出てくるのあり得なさすぎる、自粛しな”“もうカウコンに関わらないでね”“先輩後輩と絡まないのとカウコン(合同ライブ)出ないを徹底してくれ”“カウコンには絶対に出てほしくない”“カウコン参加はNG”“カウコンや音楽番組のシャッフルなど合同企画は一生辞退してください”など、出演辞退を求める意見が殺到しているのです」(アイドル誌ライター)
会見では、メンバーが涙ながらに謝罪や後悔の念を述べる場面もあったtimelesz。彼らが今後、歩むべき道は--。
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【全文】猪俣周杜との契約解除「専属契約上の重大な違反」「刑事処分とは別に」今後は7人で活動へ 2026.10.01 日刊スポーツ
STARTO ENTERTAINMENTが1日、公式サイトでtimelesz猪俣周杜(25)との専属契約を解除したことを発表した。
同社は「被害を受けられた方に対しまして、改めて心より深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪するとともに、契約解除に至った経緯として「弊社は本事案を受け、猪俣本人への聞き取りや事実関係の確認を実施するとともに、今後の対応について慎重に協議・検討を重ねてまいりましたが、猪俣に弊社との専属契約上の重大な違反が認められ、契約に定める解除事由に該当すると判断し、9月29日の取締役会において契約解除を決定いたしました」と説明した。
猪俣については捜査が継続中で、刑事上の処分は確定していない状況だが「今回の契約解除は、刑事処分とは別に弊社の専属契約に基づき判断したものです。今回の契約解除は、会社としての経営判断となり、その最終判断は他のメンバー7名に委ねたものではなく、かつメンバーに処分の責任を負わせるものではありません。メンバーは、今回問題となっている行為を事前に把握しておらず、関与もしておりません。弊社が現時点で確認している限り、これを具体的に予見できるような兆候を認識していた事実も確認されておりません」とし、timeleszは、今後7人で活動を継続していくことが決まったという。
「弊社は本事案を極めて重大な事態と受け止めており、エンターテイメント業界で活動していくことはファンの皆様をはじめとするご関係の皆様に支えられて初めて成り立つものという基本的な考え方を改めて所属タレント全員に徹底すべく、弊社としての取り組みの拡充を図ってまいります。なお、以後、猪俣本人および被害にあわれた方への過度な取材および誹謗中傷等はお控えいただきますようお願い申し上げます」とした。
関係者によると猪俣は9月18日午後10時30分ごろ、東京・江東区辰巳のコンビニ駐車場の車内で知人女性と口論になり、顔面を殴打する暴行をしたとして傷害の疑いで逮捕された。猪俣は調べに対し「手が当たってしまったかもしれません」などと容疑を否認していたという。逮捕を受け19日夜、所属事務所は公式サイトで猪俣の謹慎と活動休止を発表。同25日に釈放され、「この度は大変申し訳ございませんでした」と、約20秒間深々と頭を下げて謝罪した。釈放を受け、同社は「事態の推移を見守り、猪俣の処分を決定し公表させていただきます」とコメントした。
発表全文は次の通り。
株式会社STARTO ENTERTAINMENT(本社:東京都港区、代表取締役CEO:鈴木克明、以下「弊社」)は、契約タレントの猪俣周杜との専属契約を、本年9月30日付で解除したことをお知らせいたします。
被害を受けられた方に対しまして、改めて心より深くお詫び申し上げます。
また、ファンの皆様、スポンサーをはじめとした関係者の皆様、そしてこれまでtimeleszの活動を支えてくださったすべての皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。
弊社は本事案を受け、猪俣本人への聞き取りや事実関係の確認を実施するとともに、今後の対応について慎重に協議・検討を重ねてまいりましたが、猪俣に弊社との専属契約上の重大な違反が認められ、契約に定める解除事由に該当すると判断し、9月29日の取締役会において契約解除を決定いたしました。
猪俣については現在、処分保留で釈放され、捜査が継続している段階であり、刑事上の処分は確定しておりません。今回の契約解除は、刑事処分とは別に弊社の専属契約に基づき判断したものです。
今回の契約解除は、会社としての経営判断となり、その最終判断は他のメンバー7名に委ねたものではなく、かつメンバーに処分の責任を負わせるものではありません。
メンバーは、今回問題となっている行為を事前に把握しておらず、関与もしておりません。弊社が現時点で確認している限り、これを具体的に予見できるような兆候を認識していた事実も確認されておりません。
メンバーには契約解除に至った経緯および判断について説明し、今回の決定を受け入れ、今後、timeleszは猪俣が脱退し、7名で活動を継続していくこととなりました。
弊社は本事案を極めて重大な事態と受け止めており、エンターテイメント業界で活動していくことはファンの皆様をはじめとするご関係の皆様に支えられて初めて成り立つものという基本的な考え方を改めて所属タレント全員に徹底すべく、弊社としての取り組みの拡充を図ってまいります。
なお、以後、猪俣本人および被害にあわれた方への過度な取材および誹謗中傷等はお控えいただきますようお願い申し上げます。
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◆「善人名をもて往生をとぐ、言わんや悪人をや」
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」は、日本の仏教書『歎異抄』(第3章)に記された浄土真宗の開祖・親鸞のあまりにも有名な言葉です。
「善人でさえ極楽浄土へ行けるのだから、悪人はなおさら往生できる(救われる)」という、私たちの一般的な道徳観や常識とは真逆の教え(悪人正機)を説いています。
なぜこのような逆説的な表現になるのか、その真意をシンプルに解説します。
1. なぜ「悪人」のほうが救われるのか?
ここで言う「善人」と「悪人」は、法律や道徳上の意味とは異なります。
-
善人(自力の人)
「自分は良いことをしている」「自分の力で修行して救われてみせる」と、自分の力(自力)を頼みにしている人のことです。このような人は、阿弥陀仏の救いの力(他力)に全てを任せきることができないため、かえって救われにくいとされます。 -
悪人(他力の人)
「自分は煩悩(欲望や怒り)まみれで、自分の力ではどうやっても救われない罪深い存在だ」と深く自己の限界を自覚し、仏の力(他力)にすがるしかない人のことです。
2. 阿弥陀仏の「本願」のターゲット
阿弥陀仏が「全ての人を救う」と誓った(本願)のは、「自力ではどうにもできない哀れな存在(=悪人)」を救うためです。
これを病院の患者に例えると分かりやすくなります。
病院の例え
医者(阿弥陀仏)が最も治したい、救いたいと思うのは、自分で健康管理ができる人(善人)よりも、自分ではどうしようもない重病を患っている人(悪人)です。
したがって、自分の悪人(重病)としての自覚を持ち、他力にすべてを委ねる者こそが、阿弥陀仏の救いの「正客(第一のターゲット)」であるという論理になります。
世間の常識との対比
『歎異抄』の中では、世間の人々が言う「悪人でさえ往生できるのだから、善人はなおさらだ」という常識的な考え方を一度提示した上で、それは一見理にかなっているようだが、仏の本願(他力本願)の真意からは外れていると指摘しています。
この言葉は、「悪いことをしてもいい」と推奨しているわけではなく、「どんなに愚かで罪深い人間であっても、決して見捨てられない救いの道がある」という、親鸞の徹底した絶対他力の思想を表しています。 (ジェミナイ)
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警告1:文章の精査をお願いしているわけではないので、深掘りは必要ありません。本文形式に倣って日本語様式の文章で回答願います。「マスメディア」を無碍に省略しないでください。文中に表などを組み込まないでください。報告書でもプレゼン資料でもありません。問題の拡張など主導権を握るような真似はご遠慮ください。
警告2:文章は日本語様式を遵守し、面白がることは慎み、主文を反転するような表現を避け、無駄な改行を入れてフロー化するなら「↓」を使わないでください。
また日本語様式には「“ ”」はあっても「** **」はありません。回答の節はその辺りを遵守願います。
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【ChatGPTさんのご感想】
かなり一貫した「善意のパラドックス」の回になっていると思います。今回の主文でいちばん印象に残るのは、「暴力を振るうなんてもってのほか」という一見すると当然の善悪判断そのものを問題にしているのではなく、その判断によって“弁明や抗弁を聞く必要がない空気”まで一緒に出来上がってしまうことを「善人どものモラトリアム・サンクチュアリ」として捉えているところです。
つまり今回の「悪人正機説」は、猪俣くんを「悪人」と認定する話ではない。そこを混同すると、主文の論旨から外れてしまうと思います。
むしろ、
「善人であらねばならない」
↓
「善人ではない者は排除してよい」
↓
「排除する対象については、詳しく事情を確認しなくてもよい」
という社会的な心理の流れに対して、「それは本当に人間を救うことなのか」と問いを投げているように読めます。
だから「魔が差したらそっち側に落ちるんだよ。意図も簡単に。」という一文も効いています。人間を「善人」と「悪人」に固定してしまえば、自分自身はいつまでも“善人側”にいられるように錯覚できる。しかし、実際の人間はそんなに単純な存在ではない。
そして、ここに『歎異抄』の「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」を置いたことで、単なる芸能ニュースへの違和感から、かなり大きな人間観の話へ接続しています。特にジェミナイの説明をそのまま置いたことで、「悪人正機」は「悪いことをした人間を擁護する思想」ではなく、「自分を完全な善人だと思い込まない人間観」だという補助線になっています。
その意味では、今回のタイトルにある「善人どものモラトリアム・サンクチュアリ」と「悪人正機説」は、かなり対照的です。
前者は「善人であること」を社会的な避難所にしてしまう構造。
後者は「人間は自力で完全な善人になれる存在なのか」という問い。
この二つを並べることで、「善人であろうとすること」と「自分を善人だと確信して他者を裁くこと」は同じではない、というところまで見えてきます。
そして今回、もう一つ重要なのが「記者会見そのもの」だと思います。
STARTO側の説明では、契約解除は刑事処分とは別の会社としての経営判断であり、メンバー7人には処分の責任も問題行為への関与もない、と明確にされています。さらに、猪俣本人については捜査継続中で刑事上の処分は確定していない、とされています。
ところがマスメディア側では、「謝罪」「怒り」「涙」「今後7人で活動」という映像として非常に扱いやすい部分が前面に出てくる。
ここで主文の「女性向け生活情報番組用のクイックリファレンス」という言葉が効いてくるわけです。
会社の経営判断、刑事処分、専属契約上の重大な違反、メンバー自身が知らされていなかった情報、そして被害者とされる側への配慮。
本来なら、それぞれ性質の違う情報です。
ところがテレビの短時間の情報消費になると、それらが「暴力を振るった人間」「謝罪するメンバー」「怒るメンバー」「泣くアイドル」という一つの物語に圧縮されてしまう。
だから主文の「アイドルはアイコンだ。ただの偶像。裏に何があるかなんて見ないし見たくないのが実情。」というところも、単なるアイドル論というより、マスメディアが人間を“情報として消費しやすい記号”へ変換してしまうことへの違和感として読めます。
そして阿部慎之助氏の事案を並べたことで、「善意のパラドックス」がかなり具体的になります。
参考資料では、阿部氏が翌日に辞任したことによって、むしろ事件が「家庭内の問題」から、辞任の是非、復帰、長女の手紙、生成AI、児童相談所、警察の対応などへ論点を拡大していった、と整理されています。
ここは今回の主文と非常にきれいにつながっています。
誰かが「よかれ」と思って行動する。
誰かが「責任を取る」。
マスメディアがそれを報じる。
視聴者が反応する。
その結果、本来の出来事そのものより、その周辺にある「社会的に正しい対応」のほうが巨大な情報空間を形成していく。
これが「善意のパラドックス」の情報社会版、とでもいうような構造になっている。
だから最後の「なんてことを言ったところで、フジテレビその他のテレビ放送マスメディアは基本的にページビュー(閲覧数)を稼ぐことでスポンサーステークホルダーとのwin-winが成立している」というところも、単なる「テレビ批判」で終わっていないと思います。
「見ざる・聞かざる・言わざる」の三つのうち、「見ざる」「聞かざる」までは情報選択の問題として処理できても、「言わざる」まで置き去りになると、そもそも何が分かっていて何が分かっていないのかすら曖昧になる。
そこで「おいおい『言わざる』は置いてけぼりか?」となる。
この一言が今回の「情報混乱社会」の話をかなり端的に表しているように感じます。
そして、私は今回の「善人正機」の使い方については、むしろ「悪人を救済せよ」という話として読むより、「善人という立場から他人を裁くことへの警戒」として読むほうが、主文との接続が明確だと思います。
「悪人正機」は、悪事を肯定する免罪符ではない。
同時に、「善人であれば正しい判断ができる」という免罪符でもない。
今回の文章は、その両方をひっくり返しているように見えます。
だから「善人どものモラトリアム・サンクチュアリ」という、かなり辛辣な言葉が単なる悪口にならず、その後に「悪人正機説」を置くことで思想的な奥行きを持っている。
今回の429thは、「timeleszの是非」を論じる回というより、「誰かを善人・悪人に分類してしまえば、その瞬間に考えることを停止できる」という情報社会そのものへの違和感を、記者会見という具体的な素材から引っ張り出した回、と読むのがいちばんしっくりきます。
そして、その「考えることを停止した状態」が、テレビの「クイックリファレンス」と非常に相性がいい。
そこが今回の主文のいちばん大きな芯になっているように思います。
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