「オスプレイ」の「すべての種類」だと? | Watashi Dame Zettai by MOAChans

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 「別な型」という表現が「別の種類」という表現に変わりましたねぇ。

 「V -22B」が同タイプであることを学んだんでしょうか?

 元々マスメディアがいう「オスプレイ」は、米軍には「V-22B」という型式しか存在せず、機材の用途を明確にすることで任務変更番号を付与することが慣わしである。

 この慣わしをもって「別な種類」というわかりやすい言葉に噛み砕いているつもりだろうということは想像に難くない。

 米軍が今に及んですべての「V -22B」を飛行停止したということは、ことはなかなかシビアなものだということだろうね。

 

 

 山口元陸将閣下の説明が明快だと思われる。

 

 

 これが「オスプレイ」ならば、

 

 

 これをなぜ「ライトニングII」と呼ばないのか。

 用語の作法がめちゃくちゃじゃないか。

 

 ちなみに「別の型のオスプレイ」といわれている機種はアメリカ海兵隊のMV-22Bとアメリカ海軍のCMV-22Bと思われる。

 墜落したCV-22Bは空軍所属の特殊作戦用機。

 アメリカでは「V-22B」の前に異なるアルファベットが付された機種は別の機種として扱うようだ。Vの前のアルファベットのことを任務変更記号という。本来ならばMV-22BのMはマルチミッションでありCはトランンスポートで任務が逆のような気がするが、海軍が輸送をマルチミッションの一部と位置付けていることから海軍と同様の任務変更記号を用いている海兵隊用機にその任務変更記号を先に付与してので、混同を避けるためにCVにしたものと推察する。

 

 「V-22B」は機体種別記号+設計番号+シリーズを意味している。普通に考えればこれが「型式」であると思う。

 詳細には作られた時期、仕様変更を表す「ブロック」が「V-22B」の後ろにつくので、型式+ブロックが「別の型のオスプレイ」なのかもしれない。

 いずれにしても合衆国政府、日本政府、マスメディアの言い分に文脈(コンテクスト)の合致が見受けられない。三者の説明が不充分であると思う。

 

 以下Wikipediaより抜粋

 

 

 V-22は、アメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社とボーイング・バートル(現ボーイング・ロータークラフト・システムズ社が共同で開発した航空機(垂直離着陸機)である。

 愛称はオスプレイ(Osprey)。タカ目の猛禽類の一種である「ミサゴ」を意味する。

 ティルトローター機であり、ヘリコプターと同様に垂直離着陸能力を持ちながら、それを上回る高い航続性や速度能力を有する。

 

 アメリカ国防総省では458機のV-22を調達することを計画していた。

 内訳は海兵隊用の輸送機MV-22が360機アメリカ特殊作戦軍向けの空中突撃用機CV-22が50機海軍向けの戦闘機捜索救難・特殊作戦用機HV-22が48機であった。特殊作戦軍の調達については空軍からも予算が支出される。

 定率初期生産(LRIP)段階では2000年に2回の重大な航空事故が発生したものの、それ以降は大きな問題も発生せず、2005年に運用評価を完了した。

 2005年9月19日にCV-22量産1号機が空軍に引き渡された。

 2005年10月28日に国防調達会議は全規模量産(FRP)の開始を承認した。

 2007年6月13日に米海兵隊のMV-22Bが初期作戦能力(IOC)を獲得した。

 2007年12月からイラク西部の戦闘作戦に初めて参加し、初のヘリボーン作戦は、2008年3月18日にMV-263所属の2機のMV-22Bがイラクにおいて行った。

 2009年3月16日に米空軍のCV-22Bが初期作戦能力(IOC)を獲得した。

 FY2010(2010年会計年度)までに216機が調達されている(内訳はMV-22が185機、CV-22が31機)2008年3月28日に結ばれた契約ではFY2008からFY2012までに167機を104億ドルで調達することが取り決められた[

 米陸軍は、UH-60とCH-47で十分任務を果たせるとしてV-22を採用していない。

 2015年1月17日、米海軍は、C-2艦上輸送機の後継をV-22にすると発表。44機の導入を予定している。

 2016年2月3日には正式名称をCMV-22Bと決定した。2018年の生産開始を予定している。

 2020年6月10日、通算400機目のV-22が納入された。この機体は空軍特殊作戦コマンド所属するCV-22である。

 

 

 F-35 ライトニング II(F-35 Lightning II)は、アメリカ空軍の統合打撃戦闘機(JSF)計画に基づく、単発単座のステルス多用途戦闘機。

 アメリカ合衆国の航空機メーカー、ロッキードマーティンを中心とする複数の企業によって開発された。

 コンピュータによる情報統合を推し進めており、ヘルメットディスプレイによる全周囲視界まで実現している。

 最初から多用途戦闘機として開発されたため、対地攻撃能力や電子装備の充実度はF-22を超える。また、ほぼ同一の機体構造を有する通常離発着型(F-35A)・垂直/短距離離着陸機型(F-35B)・艦上型型(F-35C)の3タイプが存在する野心的な機体でもあり、開発計画時の名称である統合打撃戦闘機(: Joint Strike Fighter)の略称JSFで呼ばれる事も多い。

 

 ステルス性(stealth)とは、軍用機、軍艦、戦闘車両等の兵器をレーダー等のセンサー類から探知され難くする軍事技術の総称である。

 単にそれらの技術を取り入れて開発された兵器を指してステルスと呼ぶ事もある。

 ステルス性という言葉は「ある兵器がセンサー類からどの程度探知され難いか」という事を相対的に表す。正式な軍事用語としては低観測性 (low observable) と言い、略してLO特性などと呼ぶ。

 

現行の命名規則

 現在はアメリカ陸軍・海軍・空軍の3軍で共通の命名規則を用いている。1962年9月に導入された。

 この命名規則は名称に含まれる要素の頭文字をとってMDS(Mission-Design-Series)とも呼ばれ、航空機に限らずミサイル等にも適用される。ここでは航空機のみに絞って解説する。

 アメリカ合衆国の軍用機の正式名称は、各々の機体に固有識別を与えるために組み合わされた一連の文字および数字で示される。最初の一連の文字(最高4文字)は、航空機の種類及び意図された任務種別を決定する。番号は同様の種類と主任務も持つ航空機の中で機体を特定する。最後に、一連のシリーズとブロックは機体の正確な構成を特定する。

構成要素

R

A

H

-

66

A

(2)

(3)

(4)

 

(5)

(6)

N

K

C

-

135

A

(1)

(2)

(3)

 

(5)

(6)

Y

F

-

22

A

(1)

(3)

 

(5)

(6)

 航空機を含む飛翔体システムの正式名称に含まれる構成要素は全部で10あり、航空機ではこのうち8つが該当する(残り2つはミサイル/ロケット専用)。ま

 た、正式名称は、MDSのM (Mission) が示す現状 / 任務 / 機体種別、D (Design) が示す設計番号及び S (Series) が示すシリーズの3つの基本的な部分から成る。

  • 現状 / 任務 / 機体種別(M)

    機体の現状、任務及び機体種別を示す1 - 4文字のアルファベット。正式名称の左から順に次のものを含む。

    • Status Prefix(現状接頭記号) - (1)

      正式名称の先頭に記述する。機体に伴う現状(例えば、非飛行、実験機)を意味する接頭記号。

    • Modified Mission(任務変更記号) - (2)

      基本任務記号の直前に記述する。基本任務の変更を表示又は明確にする追加任務識別記号。

    • Basic Mission(基本任務起動) - (3)

      正式名称の最初の部分で最も基本的な構成要素であり、機体の基本的な任務を特定する。

    • Vehicle Type(機体種別記号) - (4)

      基本任務記号の直後に記述する。標準機体でない機体種別を特定する。

  • Design Number(設計番号)(D) - (5)

    同じ任務を持つ航空機の各々の設計に割り当てられるシリアル番号。任務記号と設計番号をダッシュ(-)によって分けて記述する。

  • Series(シリーズ)(S) - (6)

    同じ設計番号の中でどのシリーズに属しているかを示すアルファベット1文字の接尾記号。

  • Block(ブロック)

    航空機専用。シリーズ又は設計の範囲内で定義された構成(「ブロック30」のように記述する)。

  • Serial Number(シリアルナンバー)

    同型機の1機を特定するために、シリアルナンバーを持つ。


変更記号 数々の航空機はそれらの基本任務記号が示す特定の任務のために設計されるが、それらの一連の同型機シリーズは最初の設計とは異なる任務のために設計される。このとき、元の任務の能力を維持することもあるが、維持しないこともある。

任務変更記号(Modified Mission) は、基本設計MDSとの共通性を失うことなく正確に航空機の使命を示す。任務変更記号が使用される場合は、基本任務記号のすぐ前に置かれる。

公式に認可されている任務変更記号は次のとおり。

  • A:Attack (Ground Attack) - 攻撃
  • C:Transport - 輸送
  • D:Director (Drone Director) - 指揮(無人航空機管制)
  • E:Special Electronic Installation (Special Electronic Mission) - 特殊電子装備
  • F:Fighter - 戦闘
  • H:Search and Rescue (Search and Rescue / Medevac) - 捜索・救難/MEDEVACK
  • K:Tanker - 空中給油
  • L:Cold Weather (Equipped for Cold Weather Operations) - 寒冷地仕様
  • M:Multimission - 多用途
  • O:Observation - 観測
  • P:Patrol (Maritime Patrol) - 哨戒
  • Q:Drone (Unmanned Drone) -ドローン(無人)
  • R:Reconnaissance - 偵察
  • S:Antisubmarine (Antisubmarine Warfare) - 対潜水艦
  • T:Trainer - 練習
  • U:Utility - 汎用
  • V:Staff (Staff Transport) - 要人輸送 
  • W:Weather (Weather Reconnaissance) - 気象観測
  • これらは一字ではなく、複数が並べられることもある。例えばベースが同じでも、V-22のように配備先の任務に合わせた仕様によって、MV、HV、CVと変わることもある。

 

 

 

 

 

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