第1次カメラブーム(銀塩フィルムカメラ時代)
自社製の高感度、高微細性 で高精度AFが実現できる測距センサーのBASISを完成、スーパーマイクロコンピュータ等の最新技術を積極的に導入し、比類ないオートフォーカスを実現、EOS 650として発売した。
AF駆動は、それぞれのレンズにマッチしたモーターをレンズ内に持ち、ボディとの伝達は信号のやり取りだけという理想的な方式を採用した。
高トルクで駆動音もなく、スッと止まる高速、高精度な超音波モーターの開発にも成功し、キヤノンの独自路線によるAF35mm一眼レフ構想のEOSシリーズがスタートしたのであった。
EOS 650 QD(1987年9月発売)は、EOS 650をデート機構付き背蓋とした機種。
(キヤノンカメラミュージアム)
「自分のカメラ」には眼レフにしようとミーハー気分で始めた私のノンプロカメラマンライフは、当時会社に出入りしていたカメラ屋のおっちゃんが勧めてくれた新古のこのカメラから始まった。
オートフォーカス頼りの「バカチョン扱い」は今でも基本的に変わらない。
先輩が現像してくれた当時好きだったお姉ちゃんの白黒写真はネガもプリント後のものも一切失ってしまったが、「俯き顔の写真」を見ると今でも胸がグッとくる。存外カメラの思い出は苦いことが多い。
第2次カメラ時代(デジタルカメラ第1期)
“EOS 50D”は、新たに自社開発した約1510万画素CMOSセンサー(APS-C サイズ)と新設計の高性能映像エンジン「DIGIC 4」という2つの先進的なキーデバイスを搭載し、さらなる高画質と高速画像処理とを実現したミドルクラスのデジタル一眼レフカメラである。
高い解像度と豊かな階調性をさらに進化させるとともに、低ノイズ化を図ることで高感度撮影も可能にしている。
常用設定できるISO感度を100~3200※1で確保するとともに、拡張設定にISO6400、12800を用意することで、幅広い撮像領域に対応する先進のデジタル一眼レフカメラに仕上げた。また、高速データ転送を可能にしたCFカードの新規格CFA 4.1 UDMA Modeに対応しており、高解像度化を図りながらも、約6.3コマ/秒※2で約90枚※3の連続撮影が可能な高速連写性能を実現している。
液晶保護カバーに反射や汚れを防止するマルチコートを施した約92万ドット、上下左右とも視野角160°の3.0型大型クリアビュー液晶は、優れた発色性と色再現性で自然な画像表示を実現し、日中の屋外での視認性を大幅に向上させた。フェイスキャッチテクノロジーの導入によりAF機能を強化したライブビュー撮影機能と合わせて、使い勝手をさらに向上させている。
また、全点で高精度なクロス測距を行う9点測距AF、ガラスペンタプリズム採用の倍率約0.95倍高性能ファインダーなどカメラとしての高い基本性能を備えているほか、画像の暗い部分を検知し自動的に明るさやコントラストを補正する「オートライティングオプティマイザ」をRAW画像にも対応させるなど、機能面のさらなる進化を図っている。
また、背面液晶を見ながらスムーズな操作で主要な撮影機能を設定することができる「クイック設定画面」や、絞りや露出などの専門用語を意識せずに撮影者のイメージに応じた写真撮影を可能にする「クリエイティブ全自動モード」などの便利な機能も備えている。
そのほか、セルフクリーニングセンサーユニットにフッ素コート加工を施しゴミの付着を抑えたセンサーダスト対策「EOS イオス Integrated インテグレイテッド Cleaning クリーニング System システム」や、約10 万回の作動耐久性能を持つシャッターユニット、高い剛性を備えたマグネシウム合金製ボディの採用などにより、高い信頼性を確保している。
なお、“EOS 50D”は、手ブレ補正を搭載し、幅広い焦点距離を1本でカバーする同時発表の高倍率ズームレンズ“EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS”をはじめ、60種類以上のEFレンズがすべて使用できる。
※1 ISO感度は推奨露光指数。
※2 CIPA基準による。
※3 キヤノン基準のUDMA対応CFカード使用時、JPEG・ラージ/ファイン、高速連続撮影にて記録時。UDMA 非対応カード使用時は約60枚。カメラ内表示は60枚となる。
(キヤノンカメラミュージアム)
デジタル時代突入。このころはフルサイズの意味も知らんし、「5Dって何でこんなに高いんだ?」って思ってた。
母が亡くなって、生き甲斐が失われたように思っていた時期にやけくそでこのカメラとEF70-200mm F4で訳も分からずに撮りまくっていた。
結局金に困って手放した。辛い時代だった。
第3次カメラブーム(レンズメーカー製レンズの時代:第2期・現在)
“EOS M”は、EOSの基本コンセプト「快速・快適・高画質」を継承しながら、ミラーレス構造を採用したレンズ交換式デジタルカメラで、デジタル一眼レフカメラEOSシリーズと同等の高画質と小型・軽量化を両立している。
また、専用の「EF-M」レンズだけでなく、豊富な種類のEFレンズが使用できる交換レンズシステム※1を備えている。
■ 従来のEOSシリーズと同等の高画質と卓越したAF性能
APS-Cサイズ、約1800万画素のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 5の搭載により、常用ISO感度を最高ISO12800※2まで高めながら、従来のEOSシリーズが誇る高水準の画質を実現している。また、位相差AFとコントラストAFの両方を行うハイブリッドCMOS AFを採用したことで、高速・高精度かつスムーズなピント合わせを可能にした。
■ 小型・軽量のスタイリッシュなデザイン
ミラーレス構造と新開発のレンズマウントを採用したことにより、小型・軽量化を実現。さらに、4色のカラーバリエーション(ブラック/シルバー/レッド/ホワイト)を備えたスタイリッシュなデザインを採用している。※3
■ 拡張性の高い交換レンズシステム
“EOS M”専用の交換レンズ「EF-M」レンズだけでなく、別売のマウントアダプターを装着すると、60種類以上の豊富なEFレンズが使用できる交換レンズシステムを備えている。
※1 「EF-M」レンズ以外のEFレンズを使用するには、別売の「マウントアダプター EF-EOS M」を装着する必要あり。また、このアダプターを使用した場合、連写モードでAFが追従するのは1コマ目のみ。
※2 動画撮影時の自動設定ISO 感度は、最高ISO6400。
※3 ボディー単体の販売はブラックのみで、その他の色はキット販売。
▼本日限定!ブログスタンプ
おまけ♡