物語としてみれば、私は当時の軍は現在の日本国政府に比してまともに機能していた組織だと思う。
現在にしても政府はともかく、行政がらみで立派に機能している組織といえば自衛隊だろう。
ただそのトップがね。
最高司令官が不安定かもしれないね。
これは日本という国の宿命なんだろうなぁ。
っていうか、焼肉7万円の接待ってのは、便宜の供与を受けるための経費って接待する側は思うわけでしょ。
つまるところ、公費を還流して牛肉にしてただただうんこにして水に流している。
世が世なら、そういう風に接待を受けるお役人を“君側の奸”っちゅうんだろうな。
「あんたばっかり公費を牛肉ロンダリングして食ってんの?ずるいずるい。懲らしめてやる」
というのが物語の中の反乱軍決起の中にあった。
“遊郭”がNGじゃないかっていう意見もあるようだけどね。
日本の暗闇を心眼で見つめるにはいい題材だと私は思うものです。
鬼に同情するわけではないけど、ヒトの心の中にあるものだからね。それを心眼で見つめてくださいよ。