外壁調査にてALCタイル張りの建物は全然珍しくない!というより意外に多い
本当によく考えて施工しないと、建物維持の観点からは大変なことになりかねない。
まず、ALC一般的には600㎜スパンでALCのシール縦ジョイント(目地)がある。鉄骨は強くても
ALC壁は一枚1枚積み上げていく、つまりタイルを張ることは地震などでの動きに対処する必要性がある。
またALCはサッシの正面にシールが来るのが基本だが、なぜかRC風に仕上げタイルを曲がりやマグサを使い
本来のALCサッシシールではなく、タイルの端末シールになっているケースも多い。
この様な案件を多く扱う外壁業者にとってALCの雨漏りは避けたい気持ちもあるのが正直だ。
タイルを張れば基本的なALCのシールは打てない、本来のALCの目地上でわざわざ造ったタイル目地、目地がずれていれば、
効果は、ほぼ意味なしとなってしまう。ALCタイル張りは動きに勝てなく目地が開いたり欠損も多い。
ALCは吸水性も高く、雨漏り原因を突き止めるのは至難の業!エポキシ注入も基本ALCに強度が無いため
選択できない。タイルが浮けば基本貼り換え、タイルを斫ればALCも凸凹になり下地調整も必要。
今記載した内容はいいこと一つも無い。あえて新築時意匠性がいいだけ!後のことは考えていないそれだけ!
今のような暑い時期に吸水性の高いALCに施工すればドライアウトもするでしょうし、さらに難しい問題も増える。
今回は三階建ての共同住宅、45/2丁タイル浮きにて万枚を超えている。オーナー様が気の毒でしょうがない。
外壁打診調査こんな結果出るとは思わないでしょうし、予算もなかなか出せる量じゃない。
打診検査でタイル取れてしまう
水が回り、ひびも入り、打ち継ぎ目地がずれているのがよくわかる。

このように建物の面が大きい個所や角は動きに対して挙動が出やすいところ。
10㎜程度段差ができてしまっている。
このようにあなたがオーナーならどうします。
最近は落下に強い塗膜などもありますが、バルコニー見付壁などはすべて浮いてます
その面積に対応できるのか、自分だけでは判断も難しく
現在いろいろ検討中です。

