よくお話しします鉄骨階段。
何度も防水塗装において手入れ最重要のカ所であるには間違いない。
最大原因は 錆 もちろん錆止めなどのある程度、手入れをしていても経年で傷んでいる鉄骨階段廊下は少し古い建物であればたくさん存在する。
また現場現場でおさまりが違う場合もあり、かといって本当に錆を浮かせないように、毎年塗装できるオーナーも少ないでしょうし、毎年毎年塗装した場合の膜厚の問題もあり、錆、塗装 防水 ケレンとある程度の性能維持時間も欲しいところ。共有部となれば歩行問題含め、なおさら頻繁の工事を避けたいところもあると思います。
今回は鍛冶屋さん鉄骨補強をしていただいての工事です。
デッキ材が錆て穴が開き廊下の上の状態は
錆で爆裂状況、押さえモルタルは浮き上がり、錆上はひびが入り
大きな穴が開けば落下の危険性さえもある状況
平板鉄板と角材根太にて新たに補強してもらいました。
電気も古く今回LEDに交換。錆止め塗装+ウレタン塗装で
仕上げました。
廊下は陥没部クラック部を樹脂モルタルで成形しながら
外周にウレタン防水を施し、防滑性ビニル床シートで仕上げました。
全体的に悪い部分の鉄部を手の届く範囲で、ケレン 塗装
しましたが、鉄さびの屑が袋7杯分出ました
この錆の分強度が失われているという事ですので
最初はあるくのもっ怖かったですが今回の工事でブレ揺れもなく
安心して歩行できる廊下が出来ました。
施工前
何よりもオーナー様も喜んでいただきましたが、錆とケレンで
想像を超える日数が掛かり、やはり上裏鉄部は特に時間が掛かることを再認識させられました