アメリカ入国拒否の怖さ
トランプ大統領になって、
心配していたことが
実現してしまいましたね
対象国ではないものの、
自分も外国人として
アメリカに住んでいるので、
無視できないニュースです。
私は現在アメリカに住んで
7か月になりますが、
年末年始に日本に帰りました。
アドバンスパロールという
一時帰国許可証がおり、
弁護士のOKも出たので
帰る勇気がでたんですが…
とはいえ、
入国審査官の判断次第では
入国を拒否される場合がある
と書かれています。
前回入国審査で厳しい質問を浴びたので、
その時の恐怖を思い出し
かなり不安になりました
一時帰国許可証があっても
拒否されたケースがあると
ネットに書いてあったりして、
帰らない方がいいのではないかと
本当に悩みました
結局は、、、
覚悟を決めて日本へ帰り、
年明けにアメリカへ
戻ることになりました。
まず羽田空港のカウンターで、
アドバンスパロールが分からないみたいで、
15分は待たされました。
まぁ同じような経験者のブログを読んでたので、
想定済みでしたが…
アメリカについてから、
エスタでもなく、
ビザ保持者でもない
別の列に案内されました。
順番が近づくたび、
めっちゃくちゃ
心臓がバクバクしてました
アメリカに引っ越すことになって、
日本に戻る場所はないっていう覚悟で
私物を処理して、仕事も辞めました。
引っ越してからは
自分の生活を一から作り上げ、
友人や仕事仲間も徐々に増え、
旦那さんと快適な家庭を
コツコツ作ってきたつもりです。
それがもし今日拒否されて、
アメリカに戻れなくなったら、
私はどうなってしまうんだろう…?
そんな不安に
押しつぶされそうになりました
でも、
法的には何も悪いことしてない!
堂々としていることが1番重要だと
自分に言い聞かせました。
いくつかぶっきらぼうな質問され、
提出した結婚証明証に関しては、
”何なんだこれは?(怒)”
と問いただされ……
結局見せなくてよかったみたい
”君を入国させるから別室にきて”
と言われ、
個室というよりは、
大きめの待合室みたいなとこへ
移動しました。
この時ちゃんと、”入国させる”って
言葉聞き取りましたよっ!
以外にすぐ入国できるかな〜と思ったら…
待合室では何名かいて
”なんでアメリカに来たんだ?!(怒)”と、
順番に呼ばれて質問責めにあってるので、
私も覚悟をしました
あくまで、
冷静に冷静に…
内心は…
15分くらいして
いざ名前を呼ばれて
カウンターに行くと、
”はいよっ”
ってスタンプ押したパスポートを
渡してくれました。
以上!!!
質問、尋問なし!!
アドバンスパロールの
パワー半端ないっす〜
それとも今日の私が
たまたまラッキーなだけ?!
どちらにせよ、
自分の家に帰れることを
心からホッとしました。
当たり前のことが、
当たり前にできる幸せを再確認しました。
今、入国拒否となった国の人たちは、
自分が築き上げた生活に戻ること、
家族に会いに来ることすら
拒否されているかもしれません。
そんな風に思うと
本当に本当に胸が痛みます。
難しいことは私は語れませんが、
拒絶は拒絶を生む。
憎しみは憎しみを生む。
…そんな気がしてなりません。