理想の人間関係を創る

 

ヨコの人間関係の特徴

 


その7、『平等であること』

ヨコの人間関係の特徴もあと2つになりました。
これまで書いてきたのは


1、尊敬
2、信頼
3、協力
4、共感
5、話し合い
6、主張的



です。そして『平等』と『寛容』です。


平等についてはもう前の記事に

あらかた書いてしまいましたが

復習も兼ねてもう一度お伝えして行きます。

アドラーの言う平等とは


「一人の人間の価値として」の平等を指します。

日本の今の社会では平等ということと
同じ(無差別)ということが混じってしまっています。

みんな一律に同じ教育を受け
会社では男性も女性も同じように働くべき

それがほとんどの人の『平等』という認識でしょう。

でも、人には個性があります。
得意、不得意があり、持って生まれたものがそもそも違う

男性には男性なりの
女性には女性に適した生き方があるはずです。

また同じ男性での中でも、それぞれ与えられたギフトは違い
個性は人の数ほどあると言っても過言ではありません。

自然界や動物で例えたらわかりやすいでしょうか。


キリンさんとゾウさんは同じではありません。

でもどちらのが素晴らしいということもありません。
どちらも素晴らしい地球の仲間です。

身体ではどうでしょうか
右手さんと左足さんに同じことはできるでしょうか

どちらが素晴らしいでしょうか


考えるのもバカバカしくなってきますね(⌒-⌒; )

ただ役割や個性が違うだけです。

個性や長所が違うもの同士が
お互いに足りないところを補い合っていく

一人ひとりの違いを認めた上での価値の平等
それがアドラーの言う『平等』になります。


それからもう一つ
日本の歴史上『士農工商』という
身分制度が、かつてありました。


世界を見ると『人種差別』というものがありました。

一昔前まで『男尊女卑』という愚かな考えもありましたね。
これらは時代とともに認識が変わり

今の時代、「男が上」で「女が下」
なんてうっかり言おうものなら

大バッシングの大騒ぎです💧

そしてそして
人類には残された最後の差別があります。

それは「大人と子供との差別」です。

今はまだ大人の方が当然偉くて
子供は保護、管理されるものと考えられていますが

近い将来その常識も変わってくると僕は思います。

大人としての親としての役割があり
子供としての役割がある

その違いがあり、その上で
大人と子供は一人の人間として完全に平等である。

この考えが当たり前になったとき
非行や不登校などの問題と言われているものも

少しづつなくなっていくのではないでしょうか。


じゃあ子供のしつけはどうなるんだ❗️

という意見も当然あることと思います。
アドラーは理想論だけで終わるのではなく

しっかりとした代替案も用意されています。
段階的にお伝えすることで今は

ふーん、そんな考え方もあるのねくらいに
受け止めてもらえたらなと思っています。

明日は最後の特徴「寛容」についてです。
今日もありがとうございました^ ^

いつも堅くてごめんね😘