ヨコの人間関係の特徴
その2、信用ではなく信頼する
今回のテーマは最初から一日で書き切ることを手放して
このテーマは二本立てで行くと宣言します^^;
こんな話があります。
アドラー心理学のある先生の話
ある非行少女が先生の財布を
家に持って帰っちゃった。
すると母親から連絡があって
「先生の財布がうちにあります‼️すぐに届けます‼️」
と言う。
先生は
「届けてもらった後、家に帰ってどうしますか?」
と母親に聞く
すると
「もちろん叱ります!今までも何度かこんなことがありましたから!」
と言う。
先生は
「叱ってどうなりました?叱ってもまた同じことをしたから今回は試しに知らんふりをしてみませんか?」と。
そこで母親はまったく知らんふりをした。
すると少女は居心地が悪くなって
すごく機嫌が悪くなって母親と口をきかない。
ちょっと外泊なんかりして...
そのうちその子供から電話がかかってきて
「先生、あれは私が盗ったんじゃない!家に帰ったらカバンの中に入ってたの!たぶん友達が私に嫌がらせするために入れたんだ!お金は初めから入ってなかったでしょ?先生。」
と言った。
先生は、確か2万数千円入ってたよねって思いながら
「うん、そうだと思う。あなたが盗ったなんて先生思ってないよ」
と言った。
それから一ヶ月くらい少女は顔を見せない。
一ヶ月くらいしたら何やら知らんふりして
だんだんとまた来だした。
それからしばらくしてふと気がついたら
財布の中に2万数千円のお金が増えていましたとさ(笑)
実際のカウンセリングの一場面です。
さて
どうしてこんなことが起こったのか?
次回はこういったことが起こる人の心の仕組みを
説明させてもらいますね。
今日もありがとうございました。