2021.9.11 WATERFALL(ウォーターフォール)|レコードワッペンの服×音楽ユニセックスブランドのSUGARです。本日、以前から気になっていた映画『LE CHOC DU FUTUR』を観ましたので、恒例の音楽映画に特化したブログです。エレクトロ・ミュージック好きは絶対に見逃せない映画です。内容に触れない軽い形でブログにします。(映画ブログは印象に残ったシーンのみ紹介しています。まだ観てない方の観る前のネタバレを防ぐためです。)

 

ドキュメンタリーや誰かの人生を描いたわけではない完全フィクションですが音楽映画です。テクノやハウスミュージックに慣れ親しんでいる方なら特にグッとくる内容(あれだけアナログ・シンセが画面いっぱいに映る映画は今まであっただろうか)なのは間違いないですが、個人的にはエレクトロ・ミュージックをあまり聴かない・敬遠しがち・意識的に敬遠してる方にも観て頂きたいです。

 

自身は正直「音楽の変遷・歴史」などをしっかり追う質ではないので、音楽も身体的に「おっ!」てなるかどうかにしか興味がないので、エレクトロ・ミュージックが70年代後半から云云かんぬんというのは全く分かりません。ただ、自身の体験など踏まえて言うと、現在においても先に書いたエレクトロ・ミュージックをあまり聴かない・敬遠しがち・意識的に敬遠してる方には出会うことはあります。例えば、はたから見れば「バンド至上主義」の方々。「バンドとして」じゃないとが先にきてしまう方。良く言うとバンド編成という形態を守りたい方。結構、今までもこの手の方が「エレクトロ・ミュージック敬遠」を口にする方には出会ってきました(偏見でもなんでもなく。その考えも尊重しつつ。)。

 

自身に関して言えばそういう方には「少し勿体ない」と思ってしまいます。自身は運がよくエレクトロ全盛期に10代を迎えたので(ケミカル・ブラザーズ、アンダーワールドの2大巨頭的に世界的に人気があった。日本でも当然。)、10代でエレクトロ・ミュージックは体内にかなりの量で入ってますし、敬遠する方には勿体ないと思う「いい楽曲」にも多く出会ってきました。その当時に組んでいたバンドにシンセサイザー担当がいたのが大きかったかもしれないですが、エレクトロ・ミュージックで好きな楽曲はバンド編成のものと変わらないくらい多いです。

 

映画の話に少し戻りますと、フランスのパリが舞台ということで、客観的に観るとオシャレな雰囲気のある映画なので、女性の方も違和感なく入りやすい映画に感じます。自身もパリではないですがフランスには少し住んだことがあるので、エレクトロ・ミュージックがフランスで人気があるのは体験しています(映画はその礎を築く手前1970年代後半が舞台)。ダンス文化があるので、ヨーロッパ/アメリカは特にエレクトロ・ミュージックは根強いと思います。週末にダンスするのはごく当たり前です(と言ってもだいぶ前なので最近はどうなのか)。

 

こういう映画が出ると思うのが「この映画を観てエレクトロ・ミュージック始めました。シンセサイザー始めました」みたいなティーンズが増えるといいなと思います。10代後半でシンセサイザーを担当していた方も「ニュー・オーダーとダンスミュージックが好きでシンセ始めた」って言ってたので、影響されるってのは結構大事だと思います。なのであえて、中学生・高校生・大・専門学生にも観て頂きたい映画です。

 

最後にボビー・ギレスピーの言葉がこの映画にピッタリなので、映画とは一切関係ないですが書き記します。

「俺はグラスゴーにいる時はパンクばっかり好んで聴くような奴で、当時流行っていたダンスミュージックなんて眼中になかった。でも俺は間違っていた。ロンドンに来て一度、「どんなもんなんだ」と軽い気持ちでクラブのドアをくぐった。まさにそこにあったものが今を象徴する自身が求めるカウンター・ミュージックだった」(インタビューより)

その後、プライマル・スクリームは『スクリーマデリカ』を発表することになるということです(何でも影響って結構大事)。

 

気になった方は、是非劇場に足を運んで観てみて下さい。

 

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