ジェットタオルもしくはハンドドライヤーとか | オヤジのブログ

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トイレのジェットタオルもしくはハンドドライヤーと呼ばれるものについて

最近、商用施設、飲食店など、トイレにジェットタオル(ハンドドライヤー)がついているところが増えてきた。
設置する側にとっては、資源の節約、管理のしやすさなどいろいろな理由はあるんだろうが、使う側からすると、乾くまで結構時間がかかるし、後ろで待っている人がいたりすると、気がせいて中途半端になったりして結構不便だ。

その結果、半分ぬれた状態でドアノブなどに触れることになったりしてあまりいい気分のものではない。

また、上から手を差し込むタイプなどは、気をつけていても、狭い挿入口に手が触れてしまったりするが、風圧で飛ばされた水が機械のあちこちに飛散して付いている訳で、特に手の差込口あたりは、直前の人の使用で濡れてたりすることも多く(紫外線ランプなどがついてるものはまだ比較的ましだとは思うけど)なんだかいやな気分になる。

それどころか、下に流れた水が、逆に風圧ではじきあげられて、手にくっついたりして、かえって不衛生なんじゃないのかとすら思うのだ。

機械にもし触れてしまったときは、だから、神経質と言われようとなんだろうと、もう一度手を洗う。

もちろん、ハンカチを持っているときはそちらを使うが、ちょっとした買い物などでの外出時は忘れることも多く、そういう時にこのジェットタオルに出会うと、果たして手を乾かしたほうがいいのか?、濡れたままでも大丈夫なのか、あるいは、いっそ洗わないほうが綺麗なんじゃないかなんて色々考えてしまう。

それと、熱風にモーター動力って、ただでさえ電力がかかる機材のような気がするけれど、ジェットタオルって本当にエコなんだろうか。

たとえば同じような機械にヘアドライヤーがあるけど、昔々住んでいたアパートは、ドライヤーとコタツを同時に使うと必ずブレーカーが落ちるので、どっちか電源を落とす必要があった。。

ジョットタオルだって相当量の熱風を吐き出すわけだから、ずっとドライヤーかけてるようなもので、実はえらい電気料がかかってるんじゃないか?

そう思ってメーカーのページを開いてみると、エコを謳い文句意にしている製品だけあって、どの会社もペーパータオルなどとの比較を載せており、それによると、ジェットタオルはペーパータオルの数分の一のランニングコストで運用できるらしい。

その数字を出している使用条件をよく見ると、乾燥時間を5秒程度としているものが多いが、しかし、未だかつて5秒で手を完全に乾かせる機械にはお目にかかったことがない。
せめて15秒はないと、乾いたという感覚にはならないと思うのだ。(それでも、やっと指先が乾いただけで、まだあちこち水滴が残った状態くらいか)

そう考えれば、単純にみても、実際の電気料は公称値の3倍はかかるということになる。

3倍となると、コスト的にはペーパータオルとそうは変わりなくなる。
むしろ、機械が複雑で高価な分、プライマリーコストや、修理メンテナンス費用なども発生してくることを考えると、もしかしたらペーパータオルより割高になるんじゃないだろうか。

また、紙を使わず、紙資源の保護になるという話もあるが、電気を必要とする機械はそれだけで化石燃料の消費の遠因になるわけで、そう考えると、ジェットタオルは、言うほどエコノミーでもエコロジーでもないんじゃないのかなあと、使うたびに思ったりするのである。

もちろん、すべては推測、想像の域をでるものではなく、さらに、そんなに気になるならちゃんとハンカチ忘れずに持って出かけろって話になるんだろうけどね。