Water & Assets
Amebaでブログを始めよう!

株式運用⑧ 日経チャートを見る

為替相場は円高が進んでいますが、それと並行するように
ここ2週間の株式市場も下落傾向にあります。
もっとも今回の円高は日本経済の好転というよりはアメリカ経済の
不安定さから来るものなので、日米共に株式市場は下げています。

昨日時点での日経平均株価のチャートを見ると、
この2週間では陽線は少なく、逆に陰線が多くなっています。
※陽線は1日の取引開始より終了時の株価が高く、白い線で表される。
陰線はその逆で、黒い線で表される。
一般的に陽線が多くなれば上昇相場、陰線が多くなれば下落相場と
言えますので、今はまさしく下落相場ということでしょう。
(実際10/9から800円も下げています、、)

ただ、本日わずかながら上昇に転じ、現在取引中のダウ市場も
プラスで動いていることから、このまま本日のアメリカ市場が終われば
明日の日本市場は堅調に推移するものと予想されます。

朝起きてチェックするときに暴落していないことを祈りつつ
眠ることとします・・・。

どこまで続く円高②

昨日この場で「ポイントは1ドル=106.54円」と発言したものの
本日1ドル=106.18円を付け、半年ぶりの円高更新。

現在は1ドル=106.60円付近で推移しており、
ここで切り返して円安に進むか否かが勝負の分かれ目でしょうか。

買いポジションの私にとっては正念場となってしまいましたが、
「ポイントは1ドル=106.54円」を(希望も込めて!)
もう少し信じてみたいと思います。

頑張れアメリカ!!

どこまで続く円高

しばらくは 1ドル=109円~111円の範囲で推移する、と予想した
私の読みもあっさりと崩れ去り、現在は1ドル=107円前半で推移。
アメリカの「双子の赤字」「原油高」「不透明な大統領選」という下げの
要素があり、ドル売りの圧力が強いらしい。

109.30で買いを入れた私のスタンスは今だ継続中ですので、
円安支持者としてはどこで円高が止まるかを考えたいと思います。

まず「チャート」上では、8月から続いていた109円~111円のBOXは
崩れ、6月以来の107円前半まで来ています。
この6月の線を割ってしまうと次は3月の104円前半。

ただし、私はここまでは円高にならないと考えています。
なぜなら「日銀短観」によると大企業製造業の想定為替レートは
1ドル=106.54円。ということは、このラインより円高になると
企業が予想していた収益額を下回ってしまうことになります。

特に輸出が売上の多くを占める企業の場合はその影響が顕著で、
トヨタではわずか1円の円高が200億円の収益減になります。
特に日本は輸出大国ですから、円高が進むとせっかく
持ち直しつつある景気に悪影響となりかねません。
日本政府としても景気の後退は避けたいところですので、
「為替介入」を行うことになるでしょう。

昨年も円高に進んだときに政府は何度も為替介入を実施している為、
投資家も「そろそろだな」というポイントを考えていると思われます。
そのポイントが製造業の想定為替レート、1ドル=106.54円だと
私は予想します。
もちろん、世界にはドルが溢れていますので一気に売り込まれると
日本円が急騰することになりますが、、、

その時はあきらめて円高でお得になる海外旅行に行きましょう。

食って嫌い

私事ですが、食わず嫌いがありました。

つい先日ふとしたきっかけで口にした「かにみそ」と「しゃこ」。
食わず嫌いだった理由は「見た目が良くないから」の一点に尽きますが
見た目が良くないとなかなか手を出しにくいもの。

で、実際食べてみると、どちらも意外と旨い。
あぁ、知らずに遠ざけることは罪だなぁ、と実感しました。
28にもなって敢えて食わず嫌いを克服することも無かったのですが、
知らずに過ごすのと知っておくのとは大きな違いがあると思います。
大げさに言うと「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。
(しゃこが「虎子」にあたるかは微妙ですが)

さて、「食わず嫌い」という言葉を大辞林(※辞書)で調べてみると
①食べたことがなく味も知らないのに、嫌いだと決め込むこと。
②あるものの真価や面白みをよく理解せず、ただ初めから嫌うこと。
とあります。

投資に情報が必要なのは当然ですが、案外「食べず嫌い」が
多いのではないでしょうか。
例えば、「株は大損しそうだからやらない」とか、
「新興市場やハイテクは興味が無いから対象としない」とか。
または、やってもいないのに「株は危ないし止めておけば?」などという人。

そこで私は「食って嫌い」を推奨します。
とりあえず、嫌いになるのは食べてからでも遅くない、と!

風が吹けば・・・

「風が吹けば桶屋(おけや)が儲かる」ということわざがあります。

これは江戸時代のことわざとされていますが
どうして桶屋が儲かるのかと言うと、以下のような一説があります。

風が吹く
 → 砂ぼこりが舞う
  → 砂ぼこりが目に入り、目を悪くする人が増える
   → 目が悪くなると三味線を習う※1
    → 三味線を求める人が多くなると猫の皮が不足する ※2
     → 猫が減る
      → ねずみが増える
       → ねずみが家庭にある桶をかじる
        → 桶を買う人が増える
         → 桶屋が儲かる

※1 江戸時代には、目が悪い人は三味線を弾いて
    生計を立てることが多かったそうです。
※2 三味線の皮は猫皮が使われます。
    犬皮も使われることがありますが練習用が多いみたいです。

途中かなり飛躍している部分もありますが、言いたいことは
「ふとしたきっかけが思いもよらない所に影響を及ぼす」ということです。

投資は「先を読む」ことが重要とされています。
「円安になれば輸出企業の株が上がる」
「アメリカ大領領選挙でケリーが当選すれば日本の株価が下がる」
といったように、事実の先にある影響を読むように心がけていると
投資判断に役立つかもしれません。

先を読みすぎると一周して逆になることもありますが。

株式運用⑦ 海外の指標

株価に影響を及ぼすのは、その会社独自の業績や志向だけではありません。

海外情勢、通貨や物価の動き、政府の政策や、天候、選挙、
その他多くの要因にも影響されます。

特に海外の指標として日本の企業の株価に最も影響すると言っても
過言ではないのが、アメリカのダウとナスダックでしょう。
(もちろんダウやナスダックも他の要因に左右されています)

日本市場で言えば、ダウが東証1部、ナスダックが新興市場という感じです。
※ニュアンスの違いはありますが、ハイテクやベンチャーなどは
 ナスダックに多く見られます

日本とアメリカでは時差がありますので、アメリカ市場が始まる頃は
日本では夜遅く、終了するのは明け方です。
つまり、日本市場が朝9時に始まる前に、前日のアメリカ市場は終了しています。

この時、アメリカ市場が下げていれば日本市場も下げて始まることが
多く、上がっていれば日本市場も上げて始まることが多いのです。
例えば、前夜にインテルやテキサスインスツルメンツといった
半導体関連銘柄が下げていると、日本の同業種である
アドバンテストや東京エレクトロンも連れ安となります。

朝起きた時にアメリカ市場をチェックしておくと、
その日の日本市場への投資スタンスの参考になるかもしれません。
(知っていたとして、うまく運用できるかどうかは別ですが・・・)

株式運用⑥ ストップ高、ストップ安

その企業にとって良いニュースが発表されると
株価はたいていの場合、上がります。
ただし際限なく上がるわけではなく、一定の規制があります。

というのも、株価の上昇局面というのは「我も我も」と皆が
買い求め、あっという間に10%、20%と上がっていくものです。
(下降局面はその逆で、みんなが手放したがる)

しかしそこには人の心理というものが存在し、
上昇しているときには「いつまでも上がり続ける」と思い、
下降しているときには「このまま止まらないのでは」と思うものです。

この現象に歯止めをかけるため、「ストップ」は存在します。
前日の株価によっても変わりますが、
例えば10万円の株であれば
「1日にどれだけ上がっても12万まで」という規制です。

つまり、12万以上で買おうとしている人には
「本当に買ってしまっていいの?頭冷やせば?」と投げかけているわけです。

この効果があってか、ストップした次の日には
株価は逆に動くこともしばしば。
前日に買いたくても買えなかった人が大勢いたのに、
一夜あけると今度は売りたい人が大勢いる状況なのです。
(一晩で頭を冷やした人もいることでしょう)

ただ、ストップ高(安)が数日にも続く状態があり、
その時は上昇(下降)支持が非常に強いと言えます。

ちなみにこれまでのストップ高連続記録は
サイトデザイン(現SDホールディングス:3726)の16日連続(!)です。
こんな株もってたら毎日寝れないでしょうねぇ~・・・

株式運用⑤ 気配値

東証の取引開始時間は前場が9:00から、後場が12:30からです。

取引開始が競馬で言えば「出走(しゅっそう)」みたいなものですが、
株式市場にも「オッズ」のようなものがあります。

この「オッズのようなもに」を「気配値」といいます。

つまり、「売りたい人」と「買いたい人」がどれくらいいるのか、を
教えてくれます。
東証だと前場は8:20から、後場は12:10から
証券会社の顧客用サイトなどで気配値を見ることができ、
「今日は上げそうだ」とか「下げそうだ」という感覚が掴めます。。
取引時間中も気配値は表示され、投資判断の指標として重宝します。

ただし、この気配値には「だまし」というものがあり、
約定しないと分かっていて無謀な値で注文を出す人がいますので、
注意が必要です。
特に取引前の気配値はストップ高やストップ安が多かったりするけど、
実際始まってみると初値は前の日と変わらなかったりします、、。

宅建を受けてきました

さて、資産運用には不動産取引の知識も必要と思い、
宅地建物取引主任者試験を受験してみました。

本日その受験日だったのですが、
シロウトの私にはかなり難しく感じました。
民法の問題が1/4くらいを占めるのですが、ややこしいですね、
判例とか解釈とか頭が痛くなります。

しかしさすがに全国で20万人も受ける試験、会場の人の多さには閉口です。
記念に写真撮ったのでUPしておきます(^ ^
駅までの道のりは初詣並みの人ごみで、近所の人は物珍しそうに眺めていたのが印象的。(見てた人のほうが印象的だったかも)

さて、無事合格していたら(?)
今後は不動産関係の投資運用もやってみたいと思う今日この頃です。

純金積立は資産運用に向いているか?

純金積立とは、定期預金の「金(GOLD)」版です。
毎月の積立額を決め、そのお金で金を日々購入します。

私は1ヶ月1万円の積立をしており、9月の購入量は約6.5グラムでした。
メリットとしては「1万円」という決められた価格の中で購入を行うので、
金の価格が上下しても長い目で見れば平準化されます。
※価格が上下することに伴うリスクを「価格変動リスク」、
 上記のような運用方法を「ドルコスト平均法」と言います。

9月末時点で19ヶ月積立を行い、127.37g購入しました。
平均購入単価が1,494円/g、今日現在の買取価格が1,547円/gなので
約6,750円の利益ということになります。

年利2.24%はまずまずというところですが、資産を日本円以外にて
持つ、という意味では良いかもしれません。
(日本円を銀行に預けても0.001%ですが)
ただ、1ヶ月1万じゃなかなか貯まらないので少し増額を検討中です。。