ボーイングの少数精鋭のグループ『プロダクト・チャンピオン』を前回で紹介しましたが、違う見方もあります。
昔、広告業界のトップ、「電通」に勤めている知人から聞いた話です。
今ではそうことはないと思いますが、
彼女が言うには「うちはどこかの有名な企業や著名人のお坊ちゃんが多くてね。仕事よりも遊びって感じで、やになっちゃう」とこぼしていました。
そのときはさもあらんと、思っていましたが、後になって、ある友人と酒を飲みながらの話のなかで
「電通さんはお坊ちゃんばかりで、気楽なところだね」と話すと、彼曰く「そういうところが大企業なんですよ。
仕事ぶりよりも遊び人間がいる人材を置いておけるゆとりのある会社。
そんな会社がいいところなんです」と、そういう見方もあるのです。
少数精鋭部隊もいるところもあるし、遊び人間達もいる会社もある。
あなたのところはどうですか?
雇ってますか?
まあ、さすが電通のような業界だからということなのでしょう。
しかし、その昔、プランナーズ・オブ・プランナーと呼ばれた井上優氏を輩出するなど、やはり電通はすごいところです。
井上氏は彼是30数年前ころに読んだ著作で知ったのですが、未だにマーケティングの基本を通して学ぶことは多くあり、個人的には井上流のマーケティング、プランニングをベースにしています。
『エクセレント・カンパニー』《超優良企業の成功の秘密を探る》