会の途中で行われた個々の挨拶で、K林はこう語っていた。
1.独身です。結婚は一度もしませんでした。これからもしません。
2.職業は転々と変え、一時は気を病んだ時期もありました。
3.今は元気です。今が一番いいと思っています。皆さんもいつまでもお元気で。
そして、ここからが、お待たせしました、後日、F江から直接聞いた話である。
生々しさを引き立てるために、ここは会話形式を主体で記載しよう。
F 「権藤(以下:G)さ~この前の同窓会で中三でK林の組だった人に聞いたんだけど...K林って高校生の時、Q子のこと好きだったんだって...」
G 「え~!?初耳!!俺だけだと思ってたのに~!」
F 「それがさ~ただの好き、じゃなくて、好きすぎたらしいんだよね~」
G 「なんだよ、それ?(「俺の方が彼女を好きに決まってるじゃん!」という心の声)」
F 「まず、Q子と同じ髪型にしたんだって。ほら、Q子ってずっとボブだったじゃん?だからK林も高校生の時、ボブにしたんだって」
私は、高校生の時のQ子の髪型に特に記憶がなかった。
聖子ちゃんカットでなかったことは確かだ。
彼女はそういう低脳な人ではない。
G 「ボブってどんなの?」
F 「この前のK林の髪型だよ」
G 「ああ、出来損ないのビートルズみたいな?」
F 「そう。だって、未だにボブにしてるってことは、未だに好きだ、っていうことでしょ!?」
G 「ふ~ん。でも髪型同じにするなんて、ちょっとキモくねえか?」
<続く>