あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -40ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

誰も「海が見たいの…」と言ってこないので、ひとりで海に寄った。
実のところは、仕事で近くまで来たので寄っただけだが…

あんたは払うよ、権藤さん。の真意-Toyomi


平日で、まだ海水浴の季節ではない。
地元の方と思われるご高齢の方々数人、何れもひとりで歩いている、と中高年の男女一組しか海岸には見られない。

その男女がもじもじしながら私に近づいてくる気配だ。
「も~あなたが言ってよ~」みたいな感じで。
あ~写真撮ってくださいってことかな?

お安い御用で、と思ったが、とっさに友人(女性)の言葉を思い出した。
「私の母は『いいかい、40過ぎて手を繋いで歩いてるのは不倫だよ!』って言ってた…」
そんなこと何故自分の娘に言うのか不思議だったが、その説を採用すると、この二人は不倫という事になる。

まずい!
その後に殺人事件が起こって、写真がアリバイ工作に使われたらどうしよう⁉
感心する程面白くない2時間ドラマでよくやっているではないか?
「仕事中に何故海に行ったんですか?」などと警察に質問されたら?
「海が見たくて…」と言って信用してもらえるだろうか…
最後には私も崖の上に呼び出されちゃうのか?

君子危に近寄らず、だな。
私はその場を立ち去り、車に乗り込んだ。

それにしても海はいいよな~
ひとりで歌っちゃうのは、RCサクセションの『海辺のワインディングロード』だ。
もっとも、この道は海岸に沿ってほとんど直線だから、曲がりくねってはいないが…

私の次女、今春高校生になった、は、どうやら玉木宏氏が一番好きな著名人らしい。

玉木氏がテレビに映る度に「カッコいい、カッコいい」と言っていた。

ふむ、確かにカッコいい。

玉木氏も確かギターをぶら下げて歌っているのを観た記憶がある。

福山氏といい、玉木氏といい、やはりモテる男はロックンロールだな。


数ヶ月前、玉木氏が『ほんまでっかTV』という番組に出ていた。

ゲストのお悩み相談で、玉木氏のそれは、私の覚えている限り、以下のようなものであった。


・時間の管理を細かく自分で決めて、その通り実行しないと気が済まない。

・例を挙げると・・・休暇に、自分のマネージャーを連れて海外に行った。何時何分にここに行き、次にここを観光し、と全て自分で決めてあげて実行したにもかかわらず、マネージャーは帰りの列車の中でただ眠りこけていた。旅費も全て自分が出したのに・・・何故自分に感謝しないのか?

・しかし、これは自分では悩みだとは思っていない。テレビの人が「何か相談してください」と言うので、言っただけである。


次女、そして長女も、すぐさま、

「あ~こいつ結婚できねぇ~!!」

「絶対結婚しない方がいい~!!」

などと連呼しあっていた。

実は私も同様の思いであったが、あえて口にはしなかった。

玉木くん、君はそのままで充分にカッコいい。

くれぐれも結婚しようなどとは考えないことを祈っている・・・


その後、玉木氏がテレビに映る度に次女が発する言葉は変わってしまった。

「一番カッコいいけど、こいつ、見た目だけの奴なんだよな~」


玉木くん、すまんが気を悪くしないでくれ。

「一番カッコいい」ことには変わりないのだから・・・

私の長女は今年、ある女子大に入学した。


その長女が中三だったか、高校1年の頃か、私に質問してきた。

「青春ってなに?」

私は、「うむ。青春とは、それに気づかないことだ」と答えた。


我ながらいい回答だ。

もし、こういう答は各方面の様々な方々が既に言っていることであれば申し訳ないが、私はパクったわけではない。

私自身に「俺の青春が終わった、な・・・」と思った出来事があったので、そう確信するのだ。

大学4年の冬のことだ。青春っていいよな~

青春とは、それに気がつかないこと、としか私は理解できぬ。

終わった後に、「あぁ、青春だったんだ・・・」と初めてわかるのだ。


したがって、「いくつになっても青春です」とか「青春とは年齢ではなく精神の若さです(つまり未だに私は青春真っ只中」)」というのは、私の考えでは青春ではない。

青春とは、自分が青春の中にいることがわからないこと、なのだ。


数日(?)前、ラジオ番組で「青春ソング・ベスト○○」とかいう特集が組まれて、聴取者の投票により様々な青春ソングが流れた。

「青春は~太陽が~く~れた季節」なんて、高校生の時に思いました?

この歌詞は既に青春を終えた人によって書かれたものなのだ。

「届かない~あの手紙~」なんて、単に住所間違ったんでしょ?ってことではないのか?

「生まれてきたのは何故さ 教えて僕らは誰さ」まではいい。青春期の一種の哲学のようなものである。

だけど、「遠い雲に聞いてみても何も言わない」・・・高校生のときに雲に聞いてみようとはしないよな。

「この若さをすべて賭けていい何かを~」

青春を終えた人の妄想である。


断っておくが、私は上記の歌を含めて青春ソングは好きである。

故に批判しているのではないし、番組も非常にわくわくして最後まで聴いた。

第3位は私が3才頃の歌であったので、忘れてしまった。ごめんなさい。

2位は『贈る言葉』。あ~いい歌だけど、私はどうも先生が主役のドラマは苦手だ。

1位は、待ってました!!


あんたは払うよ、権藤さん。の真意


「さよならは誰に言う~さよならは悲しみに~」

くぅ~っ!!何とシビれる科白!!!

青春が終わっても青春の巨匠です。


黄金週間中の私の仕事は暦通りである。

幸か不幸か多用ではないので、休日は出勤しない。言い換えれば、今日は出勤している。


そろそろ昼飯、あるコンビニではおにぎりが100円で売ってるというので、先程買いに行った。


既述の通り、○○銀座商店街にはいつもどおりビートルズが流れている。


with in you without youとかのジョージの曲が流れていると、カレー屋に入りそうになったりする。

これは私だけの話ではない。ほら、あの通行人も引き込まれるようにカレー屋に入ってしまった。


happiness is a warm gunだと厄介だ。つまづきそうになる。

どの通行人も歩き方がぎこちなくなっているじゃないか、気の毒に。


今日はアンナが流れていた。

あぁ・・・やはりこの『声』、なのだ・・・

歩行者用の青信号が点滅し始めたが、私は急がず次の青を待つことにした。


あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ほかの通行人は?・・・どうしてたかな・・・?

ビートルズにNORWEGIAN WOOD(This bird has flown)という曲がある。

『ノルウェーの森』とかの邦題が付けられ、「あれはノルウェーの『森』ではなく、ノルウェー製の『家具』のことである」とかよく言われるやつだ。


ジョン・レノンは、この曲について、『ジョン・レノン PLAYBOY インタビュー』167頁でこう言っている。

「なんでノルウェーの森が出てきたのかも、ぼくにはわからない」

(翻訳者はとりあえず『森』としている)


一方、ポール・マッカートニーは『メニー・イヤーズ・フロム・ナウ』363頁でこう言っている。

「あれはノルウェー産の木材で作った部屋(に住んでいる女の子を冷やかした歌)」


私自身は、中学生の頃からずっと、英語としては、「森」ではなく「木材→家具」なんだろうが、そんなことどうでもいいじゃん、という態度であった。

つまりどうでもよかった。


ところが、数年前、何年前か全く思い出せないが、私は雑誌で驚愕すべき記事を読んだ。

記憶の限りを箇条書きで記すと、以下の通りである。


・これは、ジョージ・ハリスンのマネージャーをやっていた人物から聞いた話である。

・実は、歌詞のNorwegian wood(ノーウェジアン・ウッド)の部分は、最初はknowing she would(ノウイン・シー・ウッド)だった。

・ところが、ビートルズのスタッフ連中が、「それだけはやめてくれ~」と懇願し、Norwegian woodになった。


な、なにぃ~!!??

とりあえず、未成年の読者もいるかもしれないので、和訳はしないが・・・


歌詞を知っている方には大きなお世話だが、知らない方もいると思うので冒頭を記す。


I once had a girl

Or should I say she once had me

She showed me her room

Isn't it good Norwegian wood


このままだと何故ノルウェーの森若しくは家具が出て来るのかわけわからんが、Norwegian woodをknowing she wouldに置き換えると、何と絶妙に意味がわかるではないか!

冒頭はワクワク、最後は自嘲、ということであろう。


すげ~!!俺だけか?感動するの・・・

どうでもいいじゃん、ではなかったのだ・・・

この話が本当なら、全くジョン・レノン、お前って奴は・・・


ところが、この記事を書くに当たり、その出典である雑誌を探したのだが、いくら探しても出て来なかった。

どの雑誌だったっけかな~あ~気になる・・・


私の妄想でないことは確実である。

私にそんな才能があるならば、今ここでこんなブログを書いているわけがない。

あんたは払うよ、権藤さん。の真意