あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -34ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

「いやぁ~いい話じゃないですか~」

と歓楽街の楽器店の主は言った。


私は彼と近所のラーメン屋で飲酒していた。

彼は「さっぱりしたものが食いたいですね」と言った。

私は、さっぱりしたもんって何だ?ところてん、とか?と聞いたところ、彼はところてんが嫌いだとのことであった。

そこで両者のほぼ中間地点にあるこの店を訪れ、私は彼に、「その7」から「10」までの話をしていた。


「やっぱり、伝わるんですよ~父から娘に~」

ふ~ん、そうかね?

私は家に自分のステレオもないし、スピーカーから私の好む曲が流れることはほとんど無いのだが。

ギターだって、ちょっと弾くと、「うるさい」とか言われちゃうから、今やほとんど弾いてないぜ。


「いやぁ~、それでもわかるんですよ~」

私に構わず主は続けた。

「ほら、この前一緒に酒呑んだ若者だって、二十歳そこそこなのに60年代、やたら詳しかったじゃないですか~」

確かに、むしろ私より詳しかった、な...


「そういうもんなんですよ、あ、このことブログに書けばいいじゃないですか~!」

なるほど。


「あったでしょ?『時代はなんとかロックンロール』とかって題名のが?」

なんとか、じゃないよ。

それじゃあ息切れしているみたいではないか?

時代はいつでもロックンロール、だ。


という訳でこの投稿と相成りました。

ふ~ん。


年寄りでもいいのか。


じゃあ、『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』で検索してみろよ。


私はiPhoneを手にしている長女に言った。




「え?え~っと、ジャンピン...」




すぐにyou tubeの検索は出た。


どれでもいいからさ。




「あ、これ知ってる」


へ~凄いな、よく知ってるな~




「父が弾いてるやつでしょ?」


あ、そうか...


いや、そうではなくて、このバンドの人々と曲はどう思うか聞いているのだ。




「かっこいいけど、これ、異様に映像古くない?何時の」




長女が探し当てたのは、60年代のやつであった。




なるほど、流石にもっと新しいのじゃないとダメだな。


よし。


『can't be seen』で検索してくれたまえ。


最初のストーンズの東京ドームのが出るはずだ。




出た。


この人(キース・リチャーズ)はどうだ?


いや、歌が上手いか、と聞いているのではない。


かっこいいかどうか聞いているのだ。




「あ~、この人はかっこいいね~かっこいい」


おお、なるほど。なんだか嬉しいな。




「でも、これもさ、何時のやつ?」


ん?


1990年くらいだっけ?




「...今じゃおじいちゃん、か...」

それでチケットは何時から発売なの?


「今日」

えっ?


先日、長女から、

「明日、ももクロが発売になるから取って~!私はその時間授業があるから取れない~」

などと言われ、iPhoneとiPadを駆使し挑んだものの、やっとつながった発売6分後には売り切れていたことを思い出した。

長女が言うには、ツイッターによると、2分後につながった人も既に売り切れだったらしい。


既に午前11時を過ぎていたと思う。

もう売り切れてるんじゃないか?


ところがチケットは簡単に取れ、私の予想(と希望)は杞憂に終わった。

1階スタンドだったが。


ももクロって、凄いんだな~


しかしだな~

もっと若いバンドとか観に行けば?

「かわいそうな娘」を演じなくて済むじゃないか。

いるでしょ?

ジャスティン・ビーバーとか、1D(間違ってたらごめんなさい)とか。


「だ か ら、前にも言ったけど、私だって若いほうがいいの。でも、若い人でこういうロック・バンドがないんだもん。仕方ないじゃない」


ふ~ん。だからって、こんな年寄り(失礼)でもいいのか。

そこで、私は少々実験をしてみることにした。


そう言われてもな~

母と行けば?

長女は、母とでもいい、と言った。

しかしながら母は拒否した。

ずっと立ってるの辛い、とかの理由で。

(ゴスペラーズのときは立ってるんじゃないのか?)


仕方ないな~

友達と行けば?

「BON JOVI好きな友達なんかいないから言ってるの」

そりゃあそうだろうな~


では、一人で行けば?


「一人じゃダメなの!」


何でだよ?


「私は、親に無理矢理連れて来られたかわいそうな娘、という立場で行きたいの」


何だよ、それ?


「だって、私の年でBON JOVI好き、なんて変でしょ!?親がBON JOVI好きで、無理矢理、じゃないと...」


誰も君のことなんか見てないと思うけどな。


仕方ない。

私は行くことにした。


先日、長女が、いきなり私に、

「ねえ、BON JOVIの東京ドーム行かない?」

と聞いてきた。


ボン・ジョヴィ?

お前が好きなのはMr.Bigではなかったのか?

何でBON JOVIなんか(失礼)知っているのだ?


「You TubeでMr.Big見てたら、関連動画ってのが色々出てくるでしょ?それで見た。」

ふ~ん。


「ジミヘンって人も見たよ。逆さまの人でしょ?」

ああ、左で弾くってことか、と反応したが、そうではなく、背中で弾くってことかな?


しかしながら、Mr.Bigもそうだが、BON JOVIも、明らかに君より私の世代だ。

ジミ・ヘンドリックスにいたっては、私より前の人だぞ。もっとも、beatlesも前だけどな...


BON JOVIか~

はっきり言うと、俺、米国のロックって、あまり好きじゃないんだよな~

米国だから即嫌い、ということじゃないんだが、結果としてそうなっちゃうんだよな~

何て言うかさ~無意味に陽気で、ノーテンキな感じしない?

やはりロックは英国ではないか?


「え~!?そういう馬鹿陽気なところがいいんじゃな~い」

褒め言葉か、それは?


「そんなことはどうでもよくて、とにかく行ってくれるの!?」