あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -33ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

自分自身、本を読むのは好きだと思うのだが、読みだすと途中でやめられないタチである。

夜を徹して最後まで読んでしまう。

今日はここまで、続きは明日、ということが基本的にできない。

それができるのはつまらない本の場合だけだ。

もっとも、つまらない本だと翌日は読まないがね。


ポテトチップスも封を開けたら、その際に最後まで食べてしまう。

故に特大の袋を開けてしまった時などは大変である。

あなたもそうでしょ~?


そういうわけで、読書は基本的に休日だけだ。

しかし、それでも安らかに読書にいそしめるわけでない。

何とも表現しがたい雰囲気が家庭内に漂うのだ。

洗濯も風呂掃除も皿洗いもしてるんだがね。

他にして欲しいことがあったら、さっさと言ってくれよ。

ったく。

君の欲する事と私の行動が常に一致するわけないではないか...

まあ、そんなことはどうでもいい。


という訳で、数週間前、あるお嬢さんから借りた『モンスター』という本も未だ読んでいない。

ごめんよ、きみ。許しておくれ。

9月は三連休が二回あるしさ~


以上、本稿は、極めて個人的な謝罪、であります。


夏休みに入ってすぐ、長女が大学の行事で、とある避暑地にある大学のセミナーハウスと呼ばれるところに行った。





自由行動の間、級友となぁ~んも無い農地(林地か?)地域を歩いていると、何故か何も無いところに一軒だけ店があった。


入ってみるとロックのTシャツ屋であった。





友人が、


「あ~!!このTシャツいい~」


と言った。


それは、Led ZeppelinのTシャツであった。





「ふ~ん。その娘、よくLed Zeppelinなんて知ってるね」と私は感心して言った。


「違うよ、その子は、服飾は好きだけど、ロックは何も知らなくて、ただデザインで選んでるの。私はツェッペリンはちょっとねぇ...」





お前だって、同じ学科じゃないか。


君は、そのZeppelinのシャツのデザインが気に入らなかったのか?





「いや、曲があまり好きじゃないからさ」





え?お前、Zeppelinなんて聞いたことあるの?





「あるよ」





どうやって?





「だーかーらーさー。前も言ったでしょ。ユーチューブ見てて、『あなたにおすすめの動画』とか言って、例えばディープ・パーポーってのが三回連続で出てきたら、じゃあ見てみるかってなるじゃん。それで聴いた」





それでZeppelinは気に入らなかったのか?


「うん」





どうもお前は私と反対で、英国より米国のロックの方が好きみたいだな、結果として。


「う~ん。何か英国は暗い部分があるじゃん?明るくて馬鹿っぽい方が好きみたい」





そんで、そのディープ・パーポーはどうだったんだ?


「あまり好きじゃないな~」





なるほど、それはそれで仕方ないが、Tシャツ屋の顛末は?


「それがさ、色々探してたら、ついに店の人が寄ってきて、『何かお探しですか?』って。」





そんで?


「ミスタービッグありますか?って聞いたら、『無いです』って言われた...」





それは残念。


避暑地には米国のバンドの方が似合いそうなのに...

「おい、お前たち、二人でポール・マッカートニーの東京ドーム行かないか?」

と私は娘たちに聞いた。


次女「え?ポール・マッカートニーって...」


ビートルズでベース弾いてた人だよ、と私は言った。


次女「ああ、ジョン・レノンじゃない方の人か~」

長女「馬鹿だなぁ、ビートルズは他にも人いるんだよ、ジョージ・ハリスンとか...」

次女「あ、そっか~」


長女「私はバイトがあるし、BON JOVI行くから、行かない」

次女「わしも部活がある」


なるほど。


私はまず長女に言った。

「うむ。BON JOVIやMr.Bigはもちろん素晴らしい。私はBON JOVIとビートルズで、どっちが見る価値があるか、なんて言う気持ちは全くない。お前にとってはBON JOVIの方が価値がある、それでいい。しかし、このまま洋楽を聴き続けたなら、『ああ、私はあの、あのポール・マッカートニーを観たんだ...』って思うときがきっと来るぞ。そして多分、これが最後の機会だ」


次に次女に言った。

「お前、ローリング・ストーンズ観に行ったの、憶えてるだろう?」

次女は頷いた。

「お前の歳で、ローリング・ストーンズとポール・マッカートニー、両方観た、なんて人間、地球上に何人もいないぞ~大人になってから自慢できるぞ~部活は休め。先生に堂々と『ポール・マッカートニーを観に行きます』と言えばダメだとは言わないぞ、『それでは仕方ないな』となる筈だ(多分)...」


娘たちは異口同音に、

「そういうもんなの~?」

と訝しげに聞いた。


「残念ながら、そういうもんだ」と私は答えた。


彼女たちは、

「じゃあ、行く」

と言った。

異口同音に。


もう数週間前の出来事となってしまったが、無事、ポール・マッカートニーの券を入手することが出来た。

もちろん、前から2列目、じゃないがね。

とりあえず、めでたし、めでたしである。

前から2列目と比べれば、単に「行っただけ」みたいな席だが致し方ない。

しつこいようだが、前から2列目じゃなきゃ、どこでも同じだよ、ふん!!


ところが、事の成り行き上、券が2枚余ってしまった。

私の席とは全く関係ない位置である。

さて、どうするか?


歓楽街の楽器店の主にお願いして、ネットで売ってもらおうかな?

彼も巻き込んでの話で、散々労力をかけた結果、また仕事をお願いするのは心苦しいが。

(彼と先日話したときは、先行抽選の席があまりにも良くなかったので、既に燃え尽きて、一般の発売には参加しない、と言っていた。)


いや待て。

灯台下暗し、である。


私の長女は、今やMr.BigやBon JOVIを聴いているのだ。

米国のバンドばかりだけどな。

次女は幼少の頃、ストーンズのコンサートに連れて行ったことがある。

まだ憶えているだろう、そんなに嫌がってなかったし、な。


そんなロックンロールな娘がいるのに、その二人を誘わずして、誰を誘う、誰に売るというのだ?

そんなことも忘れて、チケット代の回収、つまり金に目が眩むとは...

私としたことが...


まず誘うのは、自分の娘、なのだ。

あ、暑い...

私の住む街は我が国の最高気温を更新するようなところではないのだが、それでも暑い。

8月に入ってから、都合のつく日は昼間から生ビールを飲んでいる。


そして、ここのところ何故か依頼が多い。

数ヶ月前まで暇だったのに。

もちろん、暇より多用がいいがね。

娘の学費払わなきゃいけないしよ~!!


2週間くらい前は、ポールの入場券を如何に入手するか、ということで、歓楽街の楽器店の主と会合を設けることが多かった。

主は言った。

「ブログは、どんな小さいことでもマメにアップしておいた方がいいんですよ。『暑い日の昼に飲む生ビールは旨いなあ~』とか...」

あ~?

私が昼間に飲んだ生ビール、食ったチャーシュー麺でもいい、の画像なんて、誰が見たいと思うんだね?

書かねえよ、そんなこと。


というわけで、私は休暇を取っているわけでも、サボっているのでもない。

正に、It's been a hard day's night...が続いているのだ。

ネットで見たところによると、今回、ポールはEIGHT DAYS A WEEKをやったという。

(基本的にジョン・レノンが歌う曲です)

A HARD DAY'S NIGHTもやってくれないかな...

「ジョンのところはみんなが歌ってくれ!」とか言って。