あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -13ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

過日、長女(二十歳)が私に、

「今日、私は丸の内に行きます。行きたい人はどうぞ。誰も行かなくても私一人で行くので気にしなくていいです」

と宣言した。


ん?丸ビルでも行くの?と聞いたら、そうだ、と言う。


長女は、大学で被服、その中でも繊維を勉強している。

先日もイッセイ・ミヤケのテレビ番組を録画して真剣に観ていた。


ふ~ん。

休日の昼前だ。

せっかく誘ってくれるんだから、行くか~


というわけで、丸ビル及びその周辺の洋服店を一通り回った。

長女は何も買わなかった。

気に入ったものがなければ買わない。

素晴らしい。


さて、また東京駅へ、と思ったところ、私の目に、あるビルの一階のイッセイ・ミヤケが映った。

「お~!この前テレビで観たイッセイ・ミヤケじゃん!?見なくていいのか?」

と聞くと、

「いいよ~見なくて」

との回答であった。

どうして?テレビ観て感心してたじゃない?

「あ~じゃあ、寄ってみる~」

というわけで、せっかく主義に則り、我々は店内に入った。


男性の店員さんが私に、女性の店員さんが長女に付いた。

無論、私には何かを購入する意志はなかった。

しかし、彼らにも彼らの仕事がある。

私は、彼らの仕事を円滑に進めるために、

「あの~、私、冷房が苦手なので、夏でも長袖のことが多いんだけど、そういう服ないですか?」

と聞いた。

そういう服を求めてイッセイ・ミヤケに来る必要は全くないのだが、それが私のニーズなので仕方ない。

すると男性の店員さんが、

「このカーディガンはいかがでしょう?」

と自分の仕事をしてきた。

私は再び彼の仕事を円滑にするために試着した。

しかし、カーディガン?

私が娘たちから、「似合わない」と言われているもののひとつである。

その他似合わないと言われているものは、ポロシャツと半ズボンだ。


その一品はポリエステル100%であった。

私は、長女が

「今やポリエステルは最強の素材って言われてるのだ」

と言っていた事を思い出した。

まるで、消える魔球は水に弱い!とでも言わんかのように。


ふ~ん。

しかし違和感あるな~

仕事で着たいので、ジャケットはないすか?

「こちらにございます」

と店員さんは再び自分の仕事をした。

私も再び彼の仕事を円滑にするために試着した。

すると、横から長女に付いていた筈の女性の店員さんが、

「あ~!凄くかっこいいです~!!」

と称賛の声を上げた。

「あのさ~お嬢さんはそれが仕事だから仕方ないけど、あまり大袈裟なのは良くないよ~」

と私は言った。

しかし、彼女は自分の仕事にあくまで忠実であった。

「でも、このジャケットがこんなに似合うお客様は初めてです~」

参ったな~

しかし、実は私は自分でも結構気に入っていた。

涼しそうなので。

しかも、洗濯機で選択可だ。ネットに入れれば普通のモードで。

手洗いの服はやめて欲しいよな、全く...

これもイッセイ・ミヤケとは一切関係ないが...


しかし、娘が買わないのに私が買うわけにはいかない。

あれ?娘はどこに?

「お嬢様はご試着中です~」

げっ!?いつの間に?

長女は、ワンピース、の様なもの、を二着試着していた。

両方とも魅力的な品だったが、ひとつはどうも自分ちの近くで着てたら浮くんじゃねえか?六本木ならいいけど、といった感じであった。

「う~ん。そうだよね~」

長女も同意していた。

「じゃあ、こっちにしようかな~」

うっ!?買うの?

う~む...

く~!

どうする?

しかし考えてみれば、成人式に特別の金品をあげてないしな...

しかし海外旅行の前には現金渡したぞ。

おまけに気前よく空港でスーツケースも買ったしさ...(過去の記事参照)


仕方ない。

私は購入することにした。

ジャケットとワンピース、の様なもの、両方を...!!

長女と一緒に服を買うことなど、これが最後かもしれんしな。


いやぁ~やっちゃった~

しかしこれは凄い。

快挙だ。

私は、ギブソン、フェンダーのみならず、イッセイ・ミヤケのオーナーとなったのだから...

先日、歓楽街の楽器店の主と会ったところ、彼が、

「最近、ブログ更新してないですよね。毎日見てるんだけどな~ロックンロール青春小説の続きを楽しみにしてるのに...」

と言ってきた。


ほほう~どうやら君は平気でそういう嘘をつける性分だったのだな。


しかし、改めてページを開いてみると、なるほど、更新していない。


武道館の落胆がそれほどのものであったのか...

単にネタが無かったのか...

仕事が忙しかったのか...


どれも理由のひとつにはなろうが、それらは大きな要因ではない。

思うところ、単にブログの存在を忘れていたのだ。


また書きたくなったら書けばいいや、とも思ったのだが、

「もしかしてこの人死んじゃったのかしら?子供を助けようとしてクルマに轢かれた後に虎の仮面を川に投げ捨てて...」

とか想像している方がいらっしゃるかもしれない。


生きてます。

また書きます。

読んでいただいてありがとうざいます。



武道館以来、私は失意の日々を送っている。

大型連休も失意の中で過ごすことを余儀なくされた。


メイウェザーVSパッキャオも、パッキャオのKO勝ちを期待しながらも、「どうせこんな結末なんだろうな」と思っていたら、思っていた通りの結果となってしまった。

ああ...

予想通りに期待を裏切られたのだが、それは仕方ない。

(試合は歓楽街の楽器店の主が録画してくれた。ありがとう。改めてお礼を申し上げる。また何かあったら頼むよ。)

日本選手に関しては、三浦選手を始めとして昨日の内山選手まで、ものすごい(T)KOを見せてくれたが、私を失意の底から這い上がる契機とはなっていない。

ああ...


また、私をますます落ち込ませたのは、あの武道館が各方面から絶賛されたことであった。

勿論、演奏自体が悪かったわけではない。

ドームより近くで観る、という当初の目的は達成できた。

しかし、しかしだね。

今回ドームは2時間40分ほど演ったそうじゃないか?

こっちはぴったり2時間だよ?

I WANT YOUを演った!とか、

HAPPINESS IS A WARM GUNを演った!とか、

YER BLUESを演った!とかだったら(いみじくもどれもジョン・レノンの曲だが)、

「うぉ~すげ~!!!ブドーカンだブドーカンだ~.!」

となるが、ANOTHER GIRLでそこまでなる?

なるのか...

909は嬉しかったけど、既にユーチューブで観てたもんな...


と、失意の底を這いずりまわる私を尻目に、楽器店の主は、武道館の数日後、自分が機材提供したギタリストが出演する某アーチストの武道館のコンサートに行ったという。

彼は招待席で、曲は知らなかったために、演奏中、気絶していた瞬間もあったそうだ。

「本日のコンサートはこれを持ちまして終了いたしました、云々」

といったアナウンスが流れ、客が席を立ち、帰り始めた矢先である。

バンドのメンバーがゆっくりと再度登場し、突如、また演奏を始めたそうである。

「いやぁ~そりゃあもう、もの凄く盛り上がりましたよ~!!!コンサートはこうじゃなくっちゃな~!ロックだったな~!!」

彼は興奮してまくし立てていた。

寝てたくせに...


しかし、そうなのだ。

私が求めるロックンロールのコンサートとはこれなのだ。

ボンジョビがROCKING ALL OVER THE WORLDを演ったり、KISSがROCK AND ROLLを流したり、「終わった、帰ろう」と思ったら突如また演奏が始まったり...

みなさんもそうじゃないすか?

前稿において、以下の通り時刻の誤りがありました。


ところが、ところが、だ。

アンコールは30分で終了。

公演は20:00(誤)手前ですべて終了してしまった。

ん?これで終わり?

まだでしょ?

え?」


20:00ではなく22:00です。

お詫びします。

訂正して、再度投稿致しました。


ツイッターで私を探し出した熱心な読者の方からお知らせいただきました。

ありがとうございました。


放心状態は未だ続いているので、ジム行ってきます。




ポール・マッカートニーの武道館の感想をタイトルに記す。


最初の曲は何だったとか、初めて演奏された曲とか、日本初公開の曲とかは所々で記載されているから、書かない。


昨日の投稿の通り、開場自体が大幅に遅れ、入場には長蛇の列ができた。

同行した歓楽街の楽器店の主は、しきりに文句を言っていた。

「誰のコンサートだって、武道館のキャパは決まってるんだから、普通に入場できるだろうよ~」

「主催者側が間抜けなんだな」

「係員も機転が利かないな~僕だったらこんなことにはならないのに~」

等々。

私の後ろにいるご婦人もかなり疲れた様子で、ため息を連発していた。


我々が入場できた時点では、まだ半分も人は入っていなかった。

なんだよ、これでは開演(予定18:30)は19:30どころか20:00になっちゃうんじゃないか?

ポールって、3時間弱、演るよな?

終わるの23:00近くになるの?

ももクロ、否、KISSの時みたいに遠方から来てる方も大勢いるだろう、お気の毒に...


悪い予想はほぼ的中し、間もなく20:00となった頃に演奏は始まった。

我々の席は西側2階、後ろから4列目だったが、おお、ステージが近い、ドームと比べると。

肉眼でも、ポール・マッカートニーだとわかる。

もっとも、そっくりさんという可能性も否定はできない。

しかし、左利きであのベースラインを弾けて、あのキーで歌えるそっくりさんは地球上にはいないだろうから、本物と断定してよかろう。

やった~!チケットは高かったが、ドームをやめて武道館にして良かった!!!


ペーパーバック・ライターが始まった時点で、私の「アンコールで49年前の武道館の曲を再現」説はあえなく崩壊した。

まあ、別にそれは構わない。

そもそも私は49年前を観たわけではないのだ。


本編の演奏が終了した。

「うわっ!まだ1時間半しかやってないですよ!?」

と歓楽街の楽器店の主が言った(私は時間は確認していない)。

なるほど。アンコールが1時間超あるのか、これはすごいことになりそうだ...

すごいぞポール!

どんなことをやってくれるんだ!?


ところが、ところが、だ。

アンコールは30分で終了。

公演は22:00手前ですべて終了してしまった。

ん?これで終わり?

まだでしょ?

え?


武道館を出た私は放心状態であった。

我々はJR駅近くまで歩き、居酒屋に入った。

楽器店の主が検索したドームのセットリストと比較すると、10曲以上少ない様であった。

そりゃそうだよな...

私が一番盛り上がるBAND ON THE RUNも演らなかった。

これは私個人の問題なので、特定の曲を演らなかったことについてはどうでもいい。

しかし、しかしだよ!?

なんで演奏時間自体が短いの?

もちろん、2時間のコンサートというのは別に短いわけではない。

ももクロ、否、KISSのコンサートもそんなもんだったと思う。

しかし、しかし、だ!

同じツアーのコンサートなのに、何で演奏時間が短くなっちゃうのだ?


ふと我に返ると、楽器店の主は満面の笑みを浮かべていた。

なんだよ、会場前はあんなに不機嫌だったのに、何が嬉しいのだ?

「いや~僕は落ち込んでいる人を見ると、すっごく楽しくなっちゃうんですよ~」

は?じゃあ、人が元気だったらどうなるのだ?

「つまらなくて、逆にこっちが落ち込んじゃいますね~」

ひどい男だ。

残酷な演奏時間に残虐な同行者...

というわけで、投稿が遅れました、とさ...