1つ仕事が「完」。万歳。
早めに帰宅してホッとしたとたんに、1つの重大なことに気づいた。
入社以来、何度も一緒に仕事をしてきた相棒(?)の退職前最後の仕事だったのだ。
相棒は、実はパソコンがまったく出来ない。
入社当時、まだ業務内容がわからず、専門知識が皆無だった私と2人で仕事をするのはお互いにとってプラスだった。
あー、そんな相棒が、もうすぐいなくなっちゃうんだなぁ。
今回のこの仕事が最後の仕事だったな。。。。と思ったら、急に悲しくなってきてしまいました。ありえない。泣きそうだ。
本社では実務に詳しく、業務に厳しく、部下に怖い人で有名だったらしい。
が、いまや、目も垂れて(?)、私の尊敬する相棒と成り下がっていた。
ただ、仕事に対する姿勢は半端でない。
上司としてみた場合、相棒だけは、何かあっても絶対私をまもってくれる、という根拠のない信頼がある。
本当に困ったことが起きた場合、一番に言うのは相棒に他ならない。
その相棒とは大きな仕事を5つ一緒にやった。
1つめは入社直後で、今、殆ど記憶はない。しかしながら、私に懇切丁寧に色々教えてくれたことはハッキリ覚えている。
そして、その時のメモ(パソコンが出来ないから、手書きです)は、今でもバイブルだ。
結局、その時作ったプログラムが役に立っている。その時作ってくれた考え方の道筋メモが今でも参考書となっている。
ある週刊誌にある試算を提供したときは、夜中まで必死に計算をやって明け方ようやく提出できた。
で、その原稿料を山分けして、相棒の分け前分を使って2人で豪華ディナーを食べに行った。
ある顧客に金融商品をプランニングしたときは、金曜日の夜、仕上がったはずなのに、その商品が気にいらなくて土曜日、会社に行って他商品を考えていたら、同じように金曜日の商品が気にいらなかった相棒も出社してきて、2人で商品を練り直した。いまやその顧客のもとでは、土曜日につくったその商品は売れ筋商品となっている。
そして今回。今回も金融商品の提案だったのだが、相棒の退職の日も決まらぬままソワソワした気分で中間報告を5月に行った。退職日がギリギリまで決まらず(この話はおって改めて)、中間報告直後に退職、という話もありえたのだが、7月に決まり今日の最終報告まで一緒にやることができた。だから最終報告書には、2人の直感をいっぱいこめて作った。
お客さんの反応は上場。
やはり中間報告でのお客さんの反応を見て、若干ニュアンスを修正したのが正解だった。
この「若干」具合が、相棒と私、結構合うのだ。
これが、部長だと、「若干」具合が違うので、ツーカーで仕事は進まない。
それだけ、私と相棒の考え方が近い、ということなのか。
それだけ、私の感覚は相棒の影響を受けている、ということなのか。