転職だ、転職だ、とわめいてみても、じゃぁ私、今以上の環境に身をおくことができるのか?と考え直す。

そもそもなぜ、最初の会社を辞めたのか。
そこでがんばる術はなかったのか。


最初の会社で私は、第一希望の部署へ所属できることになった。
これは同期で唯一と言ってもいいぐらい、珍しいことだった。


でも、体が持たなかった。毎晩徹夜、何日も続けて「残業13時間
残業代はみっちり付くので、お金は確かに溜まったけど、使う時間がない。使うものがない。使う気力がない。。そうこうしているうちに、体重が10kgも減ってしまっていた。5年後健康にその職場で働いている姿がどうしても想像できなかった。

見かねたお客さんが、打ち合わせということで私一人を呼び出してそのまま家に帰してくれる。。そんな日々だった。


私が特別体力がないのか?というと、そんなはずはない。
私は体力だけは人一倍あったし、今より若かった。
でも、周囲は30代前半の男性限定で、やっぱり体力的にも負けたのかもしれない。


そんな生活、能率が悪いに違いない、、と思うかもしれないが、若さに任せて部署5人、笑えるぐらい効率よく働いていた・・・これは自分なりに自信を持つぐらい。


じゃぁ、そこで本当に私ががんばる道がなかったのか?


多分あったのではないか?と、今となっては思う。
部署を変えてもらうこともあるだろう。
自分で体力と相談しながら働く方法もあっただろう。
いい思いは出来なかったかもしれないけど、続けるという道がまったくなかったとは思えない。


でも残念ながら、気づくのがあまりにも遅く、その頃私には殆ど判断能力はなくなってて、次の仕事を決めてすぐに退職。

就職活動時に、しっかり考えなかったのが悪かった。

「この職場では無理=転職」、という短絡的な考えも反省すべき点。

あの頃は、給料も会社での身分も満足していたけど、命の危険を感じていた・・そう思えば、今の環境、ある意味では自分で選んだ環境じゃないだろうか。

命よりもこういう生活を選んだ、というわけだ。

今給料が少ない、正規雇用してもらえない、など不満をタラタラ言っているが、あの頃と比べてどうなんだ?



さて、あの頃を思い出してみれば、私、こんな気安く転職と叫んでいいのだろうか。
今、この環境で出来ることがあるはず。