「世界の終わり」です！
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カン・ジュホン（ユン・ジェムン）率いる疫学調査チームに新人調査員イ・ナヒョン（チャン・ギョンア）が加わった日、深刻な感染症の疑いがある男が発見される。ジュホンらは彼の自宅など行動範囲からくまなく物証を集めはじめ、接触した人物の割り出しを急ぐが、やがて彼と親しかった遠洋漁船の乗組員オ・ギヨン（キム・ヨンミン）という青年が浮かび上がる…。（第1話）
韓流ドラマ「世界の終わり」[ポイントOK/第1話無料]
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「ウィルスは銃よりも危険」というセリフが劇中で語られますが、比べるものではないもののある面では確かにそうかも…と思わせる、緊張感あふれるドラマ。
突然、謎の発疹と発熱、やがて呼吸機能が破壊され、発病から24時間程度で死に至る病気が発生。
原因となるウィルスは新種のもので、致死率100％。
主人公で疫学調査チームのリーダーであるジュホンや、新人調査員のナヒョンが調査にあたります。
リサーチの結果行き着くのが、沈没し、ほぼ全員が行方不明になった遠洋漁業船から唯一生還した一人の青年。
彼自身、自分のまわりで次々に人が不審な病状で死んでいくことを認識しており、おそらく自分が殺人ウィルスをまき散らしていることを自覚しています。
そして、それを恐怖しながら、自分がそんな運命を背負うことになったことを悲観し、罪の意識よりも被害者意識が強くなっていくのです。
パニックになって逃亡を続ける青年。
まき散らされるウィルス。
医療関係者や、やがては疫学調査班にも、感染は広がっていく。
そしてやがてそれは神経に影響を及ぼし感染者に凶暴な衝動を与えるものに変異していくのです。
実際に何年かに一度は、様々なウィルスのパンデミックによる脅威にさらされる私たち。SARSや新型インフルエンザ、昨年のエボラウィルス、デングの記憶もまだ新しい昨今、こういった恐怖はどうにも他人事とは思えなかったりもします。
主演は、映画で活躍する実力派ユン・ジェムン。演出は「妻の資格」「白い巨塔」のアン・パンソクです。
どこか北欧ミステリーを彷彿させる陰鬱な映像と、早い展開も魅力です。
ぜひご覧ください！