冬クールのドラマ、アニメが次々にクライマックスや最終回を迎えています。今クール、U-NEXTでの見逃し配信番組のなかで最も人気を博したこのアニメも、次回ついに最終回!そして実写映画版の『―完結編』も今週末劇場公開!見逃してしまっている方、ぜひ!見放題での見逃し配信です。
「寄生獣 セイの格率【日テレOD】」です!
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【金曜更新】伝説のモンスターコミックが待望のアニメ化!
(C)岩明均/講談社・VAP・NTV・4cast
高校生・泉新一と、彼の右手に寄生した生物“ミギー”。その奇妙な友情―そして戦いが始まる。
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2クールに渡って放送されてきたアニメも、いよいよ最終回を迎えます。
原作は岩明均さんによる伝説的なコミック。謎の寄生生物と共生することになった平凡な高校生・新一の数奇で劇的な運命を通して、「人間とは?」「この世界に生きるということは?」と問いかける深いテーマ性が魅力。
アニメ化にあたり、当初は主人公・新一が「メガネ男子」になっているなど、キャラクターデザインを始めとするビジュアル面での改変が賛否両論を呼びました。
が、始まってみればファンも納得。
原作の世界観、作品を覆うほの暗いトーンと、ほんの少しだけ効かされるユーモア、残酷ではありますが説得力のある展開…原作の持つ魅力をしっかりと踏襲。大切な場面でのセリフはしっかり原作のものが生かされているのも、ファンには嬉しいところ。
また、コミックは1980~90年代に連載されていた作品であることから現在の時代背景とあわない点もあるわけですが、そこも極めて自然な形でクリア。
もちろん、原作未読のかたは何の違和感もなく、この作品の強烈で深遠な世界に没入できるはず。
ごく一般的な高校生、少し内向的でさえあった新一が、右手を謎の生物「ミギー」に寄生され、最初は単純に互いに生存してくための協力関係を結び、次第に「人間」と「寄生生物」の戦いに巻き込まれて、変化していく。
その中で、「人間」を人間たらしめる「こころ」の存在、一方で地球を汚し地球から搾取するい存在としての「人間」の罪、それでもともに生きていく「生」の意義といったテーマを、多くの象徴と暗喩をもって投げかけていきます。
各話のサブタイトルには、「変身」(カフカ)、「肉体の悪魔」(ラディケ)、「暗夜行路」(志賀直哉)、「こころ」(夏目漱石)、「発狂した宇宙」(ブラウン)、「利己的な遺伝子」(ドーキンス)など、文学やSF小説、科学など広いジャンルの書籍から取られているのも象徴的。
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アニメ「寄生獣 セイの格率【日テレOD】」[見放題]
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