パッヘルベルのカノン
この曲は、韓国映画『猟奇的な彼女』(りょうきてきなかのじょ)で「彼女」役のチョン・ジヒョンが誕生日に大学内でこの曲を弾いていたシーンがとても印象的で、一番好きな曲になりました。



パッヘルベル カノン(3分51秒)
Pachelbel  Canon
https://youtu.be/YUXlCriGKHo

※演奏:近藤由貴(こんどう・ゆき)
愛知県立明和高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。パリ市立音楽院を審査員満場一致の一等賞で卒業。スコラ・カントルム音楽院(パリ)にて、審査員満場一致称賛付きという最高成績にてコンサート・ディプロムを取得。
http://www.yuki-kondo.net/profile.html

テレサ・リャクーナ国際ピアノコンクール(仏)、ピアナーレ国際コンクール(独)、スクリャービン国際ピアノコンクール(仏)、ブレスト国際ピアノコンクール(仏)、日本モーツァルト音楽コンクール、東京芸術センター記念ピアノコンクールにおいて第1位を受賞。大阪国際音楽コンクール、ペトロフピアノコンクール、レ・スプレンデル音楽コンクールにおいて最高位を受賞。ヴュレーヌ国際ピアノコンクール(仏)、クロード・カーン国際ピアノコンクール(仏)、ローゼンストック国際ピアノコンクールにおいて第2位。ジャン・フランセ国際音楽コンクール(仏)第3位。マリア・カナルス国際音楽コンクール(西)において審査員満場一致のメダルを受賞。クロード・ボネトン国際コンクール(仏)聴衆賞、ステファノ・マリッツア国際コンクール(伊)特別賞など、国内外のコンクールにて数々の入賞を重ねる。また、日本芸術センター年間最優秀ピアニスト賞を2010年度、2013年度と2度受賞する。

演奏活動においては、フランスで開催されたショパン生誕200年フェスティバルに将来を期待される若手ピアニストとして、ジャン・マルク・ルイサダ、ブルーノ・リグット氏など著名なピアニストと共に出演。その演奏はフランス国営テレビにて放映された。シャトールー市主催によるリサイタルでは、貴重なショパン愛用と同型の19世紀ピアノを使用し、ベルトラン美術館所蔵の楽譜の曲を含むという演奏会を開催。その演奏は世界的なショパンコレクターのジャン・イヴ・パット氏に絶賛された。ウィーン・モーツァルトハウス、パリ・ルーヴル美術館、ワルシャワ・王宮前広場、清水寺、二条城等で開催された演奏会に出演。ワルシャワ市主催によるパリ・リュクサンブール公園にて開催されたショパンフェスティヴァルに出演。他にもイタリア、アメリカ、中国にて様々な演奏会に出演。ドイツ・バイロイトでのリサイタルでは、音楽評論家フランク・ピオンテック氏の最大の賛辞が新聞に掲載された。これまでに、著名なピアニストであるシプリアン・カツァリス、ディーナ・ヨッフェ、ガブリエル・タッキーノの各氏と共に演奏会に出演。

パリ・マドレーヌ寺院(ショパンの葬儀を行った寺院)において阿部加奈子氏指揮、パドルーオーケストラと共演した他、イギリス・Bridgewater管弦楽団、ポーランド・クラクフ管弦楽団(ローランド・バーダー氏指揮)、京都フィルハーモニー室内合奏団(新田ユリ氏指揮)、愛知室内オーケストラ(松尾葉子氏指揮)、NHK交響楽団メンバーによるクインテット(山口浩之・大林修子・伊野邊大輔・木越洋・西山真二の各氏)と共演。

中根順子、杉浦日出夫、辛島輝治、東誠三、須田真美子、オリヴィエ・ギャルドン、ユージン・インジック、ガブリエル・タッキーノの各氏に師事。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。ピティナ「ピアノ曲事典」音源提供ピアニスト。
人名事典「日本の演奏家―クラシック音楽の1400人」に収録される。2017年より刈谷市総合文化センター・レジデントアーティスト。第8回神戸芸術センター記念ピアノコンクール審査員。