多目的外出

所沢の家の処分については、

随分、友人の不動産屋さんに面倒を見てもらい、

どうやら、何とか片が付きそうな方向が見えてきた。

それにしても、もっと簡単なことかと思っていたのが、

これ程の日数や、人の手間がかかるものだとは、

思わなかった。

それと比較すると、

家を購入する時には、

随分と簡単に決めてしまったものだと、

今更ながらに当時の知識のなさを含めて、

いい加減さに驚いてしまう。

友人の所を訪れている時に、

妻の時と同じような事例が発生したことを知った。

まだ６０代の方が、亡くなって見つかったらしい。

管理会社としての責任があるので、

友人の息子さんが飛んで行った。

これから、こうした事例はやはり増えることになるのか。

そうだとしたら、何かしらの方法によって発見を早くすることが、

今後の必須課題になるのではないか。

寝室や居間に動作を感知する機器を設置し、

動作が止まった時には異常を知らせること。

そうでもしないと、一人暮らしの老人が増えれば、

こういうことは起こってしまう。

所沢の家のチェックに立ち寄ってみた。

片付ける準備をせずに行ったので、

塀の外の雑草が増えたのも確認しただけ。

見ないまま処分する積りの押し入れの中のものも、

確認しても、どうせ廃棄と思うので、

手を付けるのを止めにした。

一種類の食器と電気コード、ウイスキーを２本持って帰った。

別に変わったことはなかったが、

人が済まずに放置しておくと、

痛みが進んでいるような気がした。