今年はどうなっているの?
月命日で娘と一緒に墓参。
娘が選んできてくれた花は、
趣が変わっていて、
他に並んだ菊ばかりと違って良かった。
最高気温26度という夏日の11月、
ジャケットを脱いで汗を滴らせながら、
少し短めにはしょった読経をした。
墓石には、すでに名前が入っていて、
遠くからでもよく見えたので良かった。
3人名前が並んでいるのを、
先日、先にお参りに来ていた息子に笑われた。
今年はどうなってしまったのだろうか。
夕方になって、義弟の訃報が飛び込んできた。
すぐに上の義弟に電話を入れたが、
朝起きてこなかったので見に行ったら、
亡くなっていたという。
妻の場合と同じようなことでやはり検屍が入った。
数か月の間に一人ぼっちになってしまった、
残された義弟の気持ちを慮り、
悼む言葉が見つからなかった。