2022年の終わりに
第二次世界大戦後、
細かな地域紛争はいくつもあったが、
大国が隣国に攻め込むという戦争が、
ついに起こってしまった。
戦争により一般市民に被害が及ぶのは、
今回に限ったことではないが、
終わりの見えない戦争が、
年を越すことになっているのは残念なことだ。
国連の無力さと、
大国によりいつ何時侵略が起こるかしれないという、
恐ろしいことが起こり得るのだという現実、
原子力を使う戦争がある、
こんなことを突き付けられた年になった。
国内では、恐ろしいテロが起こった。
元首相の暗殺だ。
謎がまだ解明されていないから、
真実がすべて明らかになったとは言い難いが、
重要な人物が殺されることが起こるのだという、
わが国では考えにくいと思われていたこと、
そんなことが起こった年でもあった。
自分の病気がちっぽけに思えるような、
そんな国難の年ではあったが、
来年に向けて、
世界も国も自分も、
大反転を見せてくれることを願いつつ、
皆様には一年分のお礼を申し上げつつ、
今年を終えたいと思っている。