日陰では晩春 | yukiの一人歩き

日陰では晩春

お約束のネジバナ。

昼下がりの屋上は、

日差しが暑くて、

これは、もう夏襲来の気配があると、

覚悟を決めたところだった。

 

所が15時半ごろから散歩に出ると、

日陰の所では、

半袖から出た腕が、

涼しく感じた。

まだ、本格的な夏ではないと、

少し安心しながら、

散歩を続けた。

 

先日冠動脈の処置をしてもらってから、

初めてこの坂を上ることになった。

処置前は、100M足らずで、

息が切れ、ニトロのお世話になっていたのだが、

今日は、約200M上って、

いつもの石材に腰を下ろした。

 

流石に、きついけれど、

ニトロの世話にはならず、

深呼吸をして座っていたら回復した。

ここから国道までは、

休憩なしで上れた。

よかった。

間違いなく良くなっている。

 

路傍にある木々の中には、

実を付けているものも多くなった。

一つ口に入れたいと思っていた桑の実は、

今年は沢山生っていたのに、

きれいになくなっていた。

ビワは手前の方には一つも残っていない。

杖で引っ掛けて手繰り寄せ、

小さな実が一つとれた。

 

上の方から落果してくるもの、

梅も鈴なりになっている家がある。

ヤマモモも沢山生った。

鳥たちも食べきれないくらいだ。