つかの間の二人所帯
日が昇るころは、
水平線に薄い雲があり、
雲の先端が光り輝いていた。
年末年始にしか来ない女房が、
今日来熱。
時間に合わせて出迎えたが、
いつも通りなかなか改札に出てこない。
15分の無料駐車時間をオーバーしそうになり、
慌てて車を出した。
来た日の夕飯は、
私が担当することにしているので、
支度をしたが、
二人分というのが難しい。
まぁ、普段でも余分に作って、
翌日も同じものを食べているから、
その積りで作ればいい訳だけど。
これから風呂に入るが、
女房は時間の都合で先に入らせたので、
湯温が下がってしまっているだろう。
熱いのを足し湯することになる。
以前、保温が出来るという器具を買ったが、
結局使い物にならなかった。