食へのこだわり | yukiの一人歩き

食へのこだわり

先日、ゴルフの時の昼食で、

いつも天ぷらそばを食べることが多いのだが、

気が変わって、

カキフライを食べることにした。

 

我が家では、

てんぷらやフライなど、

油を使う料理はまず出てこない。

従って、ゴルフ場や会合時の昼食など、

貴重な機会なのだ。

 

若い頃から食べることは好きで、

好き嫌いも殆どないから、

何を食べるかのこだわりもなかった。

 

付き合いが多くなってからは、

酒は飲まないので、

ご馳走をしっかり味わうことができたが、

無理に飲まされた時には、

つらい思いもした。

 

美味しいものは美味しいと感じるし、

旬のものを食べたいと思う。

それが、比較的満足される頃もあった。

しかし、近年、

次第に年金生活が重くなってきたので、

いつも間にか、

食へのこだわりが無くなってきていると感じる。

 

食いしん坊で、

お腹が空いてくると、

元気がなくなってくると自覚していた。

生きている間は、

こういう傾向は変わらないものだと思っていたが、

倹約食が続くと、

美味しいものに対する欲求が減少してくるのだろうか。

世の中、美食があふれているが、

それとも、粗末な食でも、

何でも美味しいと思って食べればいいことなのだろうか?