よく寝た
国道の割れ目から、ど根性が顔を覗かせていた。
高校生による殺人。
自分の高校時代を思い返していた。
上級生の心中事件にショックを受けたことはあったが、
どんなに思いつめても、
殺人ということまでは、
あの頃は思いが及ばなかったろうなと、
時代の流れを思った。
夜、起きるのが面倒で、
いつもより、小水が沢山溜まってからトイレに行ったので、
我慢した時間分、寝不足になったのだろうか。
朝食を食べてから、
本を読もうとマッサージ器に座ると、
そのまま、眠ってしまった。
その繰り返しをしているうちに、
気付いたら、12時を回っていた。
いったい、どれだけ寝たら、
眠気が飛ぶのだろうと思うほどだった。
これで、今晩もまともに眠れたら、
どう考えたらいいのだろうと、
それも心配の種ではある。