【実証では成功。でも、その後も使われていますか?】

スマート農業のニュースを見ていると、

「作業時間を○%削減」
「AIで収量を予測」
「ロボットによる自動化に成功」

といった成果をよく目にします。

もちろん、実証して効果を確かめることはとても大切です。

でも、私はその先が気になります。

「実証が終わったあとも、農業者はその技術を使い続けているのだろうか?」

実証期間中は、メーカーやIT企業、研究機関、自治体など多くの人が支援してくれます。

では、その人たちがいなくなった翌年は?

補助がなくなっても使い続けられるのか。
トラブルが起きたら誰が対応するのか。
データを誰が見て、誰が判断するのか。
そもそも農業経営として採算が合うのか。

ここまで考えて初めて、スマート農業の「社会実装」につながるのだと思います。

そこで今回、noteに

「実証ではうまくいったのに、なぜ使われない?」
スマート農業を現場に残す5つの条件

という記事を書きました。

私が重要だと考えているのは、

①「何を使うか」より「何を解決するか」
② 技術に合わせて仕事のやり方も変える
③ 実証終了後の採算を見る
④ 使い続ける人・組織・運用を残す
⑤「成功事例」ではなく「成功条件」を残す

という5つです。

特に自治体やJAなどが実証を企画するときには、

「今年、何を実証するか」だけでなく、「3年後に地域に何が残っている状態を目指すのか」

まで考えることが大切ではないでしょうか。

スマート農業を「実証しました」で終わらせず、実際の営農や地域農業にどう残していくのか。

少し長めの記事ですが、スマート農業に関わる農業者、自治体、JA、普及指導員、メーカー・IT企業の皆さんに、ぜひ読んでいただければと思います。

▼続きは下記ブログで
https://wix.to/9JupZsd

 

スマート農業というと、ドローンや自動運転トラクターを思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、これから本当に重要になるのは、
農業データを「見る」ことではなく、「次の行動」につなげることだと思っています。

今回取り上げたのは、衛星データを活用した農作物の生育評価システム「GrowthWatcher」を展開する株式会社Agrieeです。

私が特に注目しているのは、農家向けの営農支援だけでなく、食品メーカーや流通、商社など“買う側”の調達判断まで支援しようとしている点です。

異常気象が続く中、

「予定通り収穫できるのか」
「不足する前に別の産地を確保すべきか」
「工場の生産計画を変える必要があるのか」

こうした判断を、もっと早い段階でデータをもとに行えるようになる。

これは、スマート農業が「畑の中」から「食のサプライチェーン全体」へ広がっていく大きな変化の一つだと感じています。

今回、なぜ私がAgrieeの挑戦を応援しているのか、専門家としてどこに可能性を感じているのかをブログにまとめました。

▼詳しくはこちら
衛星データで「畑」から「食卓」までをつなぐ。Agrieeの挑戦を私が応援する理由|農業をかっこよく稼げて感動があるものに! by 渡邊智之

Agriee FUNDINNO募集ページ
https://fundinno.com/projects/778

※本投稿は特定の投資を推奨・勧誘するものではありません。投資を検討される場合は、FUNDINNO上の開示資料・リスク情報等をご確認のうえ、ご自身の判断と責任でお願いいたします。

 

先日、川崎で開催された「Physical AI Nexus Japan #3」に参加してきました。

テーマは、技能伝承とフィジカルAI。

製造業の事例が中心でしたが、話を聞きながら、私はずっと農業現場のことを考えていました。

農業にも、

「この作物の状態は、見れば分かる」

「この枝は残して、こちらは切る」

「今日は水を少し控えた方がいい」

といった、ベテランの経験や勘に支えられた判断がたくさんあります。

こうした技を、AIやロボットを使って次の世代へ残すことはできるのでしょうか。

一方で、名人の技をロボットがそのまま再現できるようになったら、本人や作品の価値はどうなるのでしょうか。

会場では私から、

「大谷翔平選手を100点として目指す必要があるのか。用途によっては“草野球のエース”を100点にしてもよいのではないか」

「伝統工芸の名人の技をロボットが大量に再現した場合、職人や作品の価値を下げてしまわないか」

という質問もさせていただきました。

イベントで紹介された各社の取り組みと、そこから見えてきたスマート農業への応用可能性をブログに詳しくまとめました。

AIやロボットの導入を考える前に、まず人の仕事と判断を理解する。

これが、技能伝承の本当の出発点なのだと思います。

ぜひご覧ください。

▼
熟練の技はAIに移せるか――「Physical AI Nexus Japan #3」で見えた技能伝承の現在地

 

 

農業でも生成AIの活用が一気に注目されるようになってきました。

「熟練農家の技術をAIで残せないか」
「問い合わせ対応や事務作業を効率化できないか」
「人手不足をAIで補えないか」

期待されていることは、たくさんあります。

ただし、最新のAIツールを導入すれば、すぐに農業現場の課題が解決するわけではありません。

どの業務を改善するのか。
どのデータを使うのか。
AIに何を任せ、人が何を判断するのか。
間違った回答を誰が確認するのか。
実証後は誰が運用を続けるのか。

こうしたことを整理しないまま導入すると、せっかくのAIが現場で使われなくなる可能性があります。

今回のブログでは、農林水産省が開催した農業分野のAI活用に関する情報発信会の内容も踏まえながら、

・農業AIが失敗する理由
・AIが使えるデータとは何か
・AIと人間の役割分担
・自治体が導入前に決めるべき10項目
・小さく安全に始める方法

についてまとめました。

AIを導入すること自体が農業DXなのではありません。

AIが機能するように、業務、データ、組織、人材、責任体制を整えることが、本当の農業DXだと思います。

農業AIや生成AIの導入を検討している自治体、JA、農業法人、企業の皆さんに、ぜひ読んでいただきたい内容です。

▼ブログはこちら
https://wix.to/rbbrPcH

 

 

スマート農業というと、ドローンや無人トラクター、AIを使った農業をイメージする方が多いと思います。

もちろん、それも大事な要素です。

ただ、最近のスマート農業の本質は、単なる「機械導入」ではなくなってきています。

農業者が減り続ける中で、これから本当に必要なのは、
農業経営そのものの仕組みを変えることです。

つまり、スマート農業は
「便利な機械を入れる話」ではなく、
農業経営のOSをアップデートする取り組み
だと考えています。

今回のブログでは、

・なぜ今スマート農業が必要なのか
・スマート農業が「実証」から「実装」へ移っている理由
・生産方式革新とは何か
・スマート農機は「所有」から「利用」へどう変わるのか
・データ活用は農業経営をどう変えるのか
・日本農業の未来に何が必要なのか

について、できるだけ分かりやすく整理しました。

農業関係者の方はもちろん、地方創生、農業DX、AI活用、地域の担い手不足に関心のある方にも読んでいただきたい内容です。

ぜひご覧ください。

 

▼詳しくはこちら
最近のスマート農業トレンドを読み解く|農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊 智之

smart_meguji.pdf

 

 

「農業は男性の仕事」
そんな常識が、AIとスマート農業で静かに崩れ始めています。

今、農業現場では、

・自動運転トラクター
・ドローン
・AI環境制御
・ラジコン草刈機

などが普及し、“筋力”よりも、

「観察力」
「感性」
「データ活用力」

が重要になってきています。

実際、
女性オペレーターの活躍で、
輸出米が2.8倍まで拡大した事例も。

農業は今、
「たくさん作る産業」から、
「選ばれる産業」へ変わり始めています。

スマート農業の本質は、
単なる省力化ではなく、

“誰が農業を担えるのか”

そのルールを書き換えていることなのかもしれません。

ブログで詳しく解説しました👇

 

 

農業の課題というと「後継者不足」ってよく言われますよね。

でも、現場を見ていると少し違和感があります。

実は多くのケースで、
👉 人がいないのではなく、引き継げる状態になっていない
というのが本質なんです。

やる気のある若者が来ても、うまくいかない理由。
そして、これからの農業がどう変わっていくのか。

スマート農業やDXの本当の役割も含めて、分かりやすく整理しました👇

👉

「人を引き継ぐ」のではなく「仕組みを引き継ぐ」時代へ。
少しでもヒントになれば嬉しいです。

 

最近、「地方は厳しい」という話をよく聞きますよね。

でも実際に現場を見ると、ちょっと違います。
むしろ今、一部の地域では

👉 ベンチャー企業みたいな動き

が始まっています。

人口3,000人の町に観光客185万人。
人が足りないからこそ、新しい関わり方が生まれている。

・観光でもない
・移住でもない
👉「ふるさと住民」という新しい関係性

さらに、

👉 民間のトップ人材が自治体に入る「企業人」

この組み合わせが、地域を大きく変え始めています。

正直、これからの地方はかなり面白いです。

少し長くなったので、詳しくはこちらにまとめました👇
👉

「地方に関わる」というより、
👉「一緒につくる」時代に入ってきています。

 

 

正直、最近の農業ってすごいスピードで変わってますよね。

センサーやロボットなど、
現場のスマート化はかなり進んできました。

でも一つ、すごく大事な問いがあります。

👉 そのデータ、本当に外とつながっていますか?

ここ、今かなり大きな分岐点です。

今回、その「壁」と「次の一手」について
分かりやすくまとめました👇

👉

5月に開催されるシンポジウムの話も含めて、
これからの農業の方向性が見えてくる内容です。

 

サクッと読めるのでぜひ!