今回もイーストウッド御大作品特集でこの作品を取り上げます。

「 Every Which Way But Loose 」(1978年/邦題「ダーティファイター」)



邦題は御大の大ヒット作品「ダーティハリー」にあやかって「ダーティファイター」と命名された様です。

ちなみにこの作品の相棒は"オラウータン"です。


●データ

監督=ジェームズ・ファーゴ

脚本=ジェレミー・ファーゴ・クロンズバーグ

製作=ロバート・デイリー

撮影=レックスフォード・メッツ

音楽=スナッフ・ギャレット

主題歌=「Every Which Way But Loose」by Eddie Rabbit

製作費=$ ? ? ?

興行収入=$ ? ? ?


出演=クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジェフリー・ルイス、ルース・ゴードン、ビヴァリー・ダンジェロ、ジョン・クエイド …etc…


●簡単なあらすじ…

ビールとカントリー音楽を愛する長距離トラッカーのファイロ(クリント・イーストウッド)は百戦錬磨のストリート・ファイターだ。

仕事を終えロサンゼルスに戻ってきたファイロは、酒場で軽く酒を引っ掛けて帰るつもりだったが、喧嘩を吹っ掛けてきた男を軽くK.Oした後、自宅に戻った。

翌日。



ストリート・ファイトで圧勝しまファイロは、馴染みの店で新入り歌手リン(ソンドラ・ロック)を見掛ける。

リンを気に入ったファイロは毎日、店に通い彼女のステージが終わるの待って送っていった。


ある日の晩、リンにチョッカいを出してきたバイカー軍団=ブラック・ウイドーの連中をファイロが軽く叩きのめす…と、いきなりリンが「カントリー・ウエスタンのスターになる!」と言い立ち去ってしまう。


ファイロはショックのあまりに酒を浴び、ロス市警の警官と一悶着があり殴り倒してしまう。

ファイロはリンを追いかける為に相棒のオーヴィル(ジェフリー・ルイス)とオラウータンのクライドを連れてコロラド方面へと出発した…。



●もうひとり?の主役=クライド
イーストウッド御大のおかぶを奪う演技をするのがオラウータンのクライドです。






●総評

意外にもイーストウッド御大のハマリ役だと思ってたんですが…シリーズとしては2作品しか製作されませんでした。

銃を使わず相手を腕力一つでK.Oする…という…いかにもアメリカ的な映画でした。

点数を付けるなら…90点!



御大、実の息子より仲が良いんじゃない?


最後に日本版チラシ&ポスターがこちら↓




次回は…この作品の続編予定…。


では♪