今回もクリント・イーストウッド御大特集で…この映画を取り上げます。


「Unforgiven」(1992年/邦題「許されざる者」)



イーストウッド御大が師と仰ぐドン・シーゲルとセルジオ・レオーネに捧げた作品…との事。

評価も高くアカデミー賞ノミネートを始め数々の賞を受賞、イーストウッド御大の代表作となりました。


●データ

監督=クリント・イーストウッド

脚本=デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ

製作=クリント・イーストウッド

製作総指揮=デヴィッド・ヴァルデス

撮影=ジャック・N・グリーン

音楽=レニー・ニーハウス

製作費=$ ? ? ?

興行収入=$159,000,000


出演=クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス、ジェームズ・ウールヴェット、ソウル・ルビネック …etc…


●簡単なあらすじ…

伝説的で名を馳せた無法者=ウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、現在は足を洗いカンザスで農夫となり暮らしていた。



マニーは11年前に妻と出逢ってからは改心し、2人の子供にも恵まれた。

しかし3年前、妻に先立たれ農業も上手くいかず一家は酷い貧困状態となっていた。

そんなある日、スコフィールド・キッド(ジェームズ・ウールヴェット)と名乗る若い男がマニーのもとにやって来た。



賞金がかけられたカウボーイ2人を仕留めにワイオミングに一緒に行かないか?…と言う。

一旦は断るマーニーだったが、子供たちの将来の為この話に乗りキッドを追いかけるのだった。

その途中、マーニーは近くに住む昔の連れだった1人で、同じく足を洗い農夫をしているネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)の家に寄った。



マーニーは、子供の世話を頼むつもりだったが賞金首の話をするとローガンもこの話に乗り、賞金を三等分にするという条件で2人はキッドの後を追うのだった…。


…とここまでが序盤のくだりです。

この後、英国育ちのガンマン=イングリッシュ・ボブ(リチャード・ハリス)も同じ賞金首を追ってワイオミングに向かいます。



果たしてマーニーたちは賞金首のかかったカウボーイ2人を仕留めて大金を獲る事はできるのか…?


●登場銃火器

私は西部劇に出てくる銃についてはあまり詳しくないので違っていたらスミマセン!


まずはイーストウッド演じるマーニー。

マーニーは Starr 1858 Army (44口径)という珍しい?リボルバーを使います。





その他、10番ゲージの水平二連ショットガンを使います。



キッドは S&W Schofield model 3 (45 Schofield)でした。




ローガンは Spencer 1860 ライフルの名手という役柄でした。



●総評

日本版のチラシ&ポスターはこんな感じ↓



私、この作品を最初に観たのは渋谷の映画館(今はなきパンテオンだったかな?)でした。
夜のシーン(しかも雨)がかなりあったな…という印象でした。

舞台を日本、時代設定を時代劇に置換え、渡辺謙さん主演でリメイクされています。 

wikiによると…イーストウッドはこの作品の脚本をかなり前に買っていたそうですが、主人公の年齢に自分がなるまで映画化を待っていたそうです。


で…点数を付けるなら 100点以外はない!でしょう。


次回から御大作品の…西部劇を特集していく予定…。


では♪