さて…今回も大人気ゲームの実写化シリーズ第5弾を取り上げます。
「Resident Evil : Retribution」( 2012年/邦題「バイオハザードⅤ 」)
今作品からポール・W・S・アンダーソンが監督に復帰。
過去に登場したキャラがクローンとして再登場し、ゲーム版人気キャラのエイダ、レオン、バリーも設定は違えど登場します。
●データ
監督=ポール・W・S・アンダーソン
脚本=ポール・W・S・アンダーソン
製作=ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ、サミュエル・ハディダ
製作総指揮=マーティン・モスコウイッツ
撮影=グレン・マクファーソン
音楽=トムアンドアンディ
製作費=$65,000,000
興行収入=$240,159,255
出演=ミラ・ジョボビッチ、ミシェル・ロドリゲス、ショーン・ロバーツ、リー・ビンビン、ヨハン・アーブ、ボリス・コジョー、コリン・サーモン、シエンナ・ギロリー、中島美嘉 …etc…
●超・簡単なあらすじ…
前作のラストからスタート。
ウェスカー ( ショーン・ロバーツ ) との死闘を終えたアリス ( ミラ・ジョボビッチ ) 達はアルカディア号に捕らわれていた人々を救出し、甲板にむかった。
その時、上空からアンブレラの戦闘部隊から強襲を受ける。
その戦闘部隊を指揮していたのは、かって仲間であったジル・バレンタイン ( シエンナ・ギロリー )。
彼女はアラスカで再会した時のクレアと同じ蜘蛛型のデバイスが装着され、アンブレラに操られていたのだった。
多大な犠牲が出る中、アリスは1人アンブレラに抵抗するが、ヘリ墜落時の爆風に巻き込まれ海へ転落してしまう。
海の中で意識を失うアリス…。
アリスが意識を取り戻すと…そこはアンブレラの実験研究施設であった。
アリスは独房に幽閉され、ジルから拷問を受けるが突然セキュリティ・システムが停止する。
独房の扉が開きアリスは逃走を計り、施設の制御室へ辿り着く。
そこでアンブレラの元工作員=エイダ・ウォン ( リー・ビンビン ) と出会うのだった。
アリスが敵だと思い込みエイダを殺そうとした際、モニター越しに死んだはずのウェスカー ( ショーン・ロバーツ ) の姿が。
ウェスカーからその施設は、アリスだけでは脱出が困難な場所にあり、エイダはウェスカーからの命を受け救出にきた事を聞く。
仕方なしにアリスはエイダと行動を共にするが…。
とここまでが序盤のくだり…。
この後、アリスはレオン ( ヨハン・アーブ ) 率いる救出チームと合流しますが、ジルやアンデッド、新たなB.O.Wが行く手に立ちはだかります。
果たしてアリス達は、アンブレラの地下施設から脱出できるのか!?
●登場銃火器
まず冒頭で、アリスが使うのは Sig Sauer P226Rです。
アンブレラのシュミレーション・ルーム=Tokyoでは 同じく Sig Sauer P220 Sport でした。
その他、アリスは KRISS Vector (45ACP) を施設で奪って使用。
おまけにソードオフした水平二連も!
エイダはライト付きのグロック17。
初登場となる人気キャラで救出チームのリーダー=レオン・S・ケネディ は…SIG SG552と…
パラ・オーディナンスの Nite-Tacを使用。
次も初登場となるバリー・バートン ( ケヴィン・
デュランド ) は…
IWI ACE 21 ( 5.56✕45mm ) と…
バリーと言ったら…お馴染みのカスタムされたマグナム ( M629 ) も使います。
最後に…アンブレラに洗脳されたジル ( シエンナ・ギロリー ) は懐かしいスコーピオンを二丁使いしてます。
●総評
レオンやエイダ、バリー、ジルなど…ゲームの人気キャラが総出演するのにストーリーは、原作であるゲームからかなりカケ離れたものになってます。
それなりにゲームのオマージュはあるにしても…。
点数を付けるなら…50点くらい…か。
何故ならクレアとジル以外の原作キャラの扱いが酷すぎます。
主人公と言っていいクリスは前作以降は登場しないし、同じく主人公扱いのレオンもようやく登場したのに、次回作では登場なし…。
( 映像にはありませんが、今作品のラストからアンデッドやクリーチャー達とのバトル中にアリスとウェスカー以外のキャラは死亡したらしい…)
残念です、ほんと。
次回はファイナルをお届け予定…。
では♪