今回はデンゼルさん作品のラストになります…。


「 The Book of Eli 」( 2010年/邦題「ザ・ウォーカー」)



デンゼルさん出演作品にしては珍しい…世紀末感満載なSFチックな作品です。

●データ
監督=アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
脚本=ゲイリー・ウィッター
製作=ジョエル・シルバー、アンドリュー・A・コソーヴ、プロデリック・ジョンソン、デンゼル・ワシントン、デビット・バルデス
製作総指揮=エリック・オルセン、スティーブ・リチャーズ、スーザン・ダウニー
撮影=ドン・バージェス
音楽=アッティカス・ロス
製作費=$80,000,000
興行収入=$154,735,040

出演=デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、ジェニファー・ビールス、レイ・スティーブンソン、マイケル・ガンポン …etc…

●超・簡単なあらすじ…
最終戦争により何もかもが滅びた世界。


イーライ ( デンゼル・ワシントン ) は「本を西に運べ…」という心の声に導かれ、目的地も分からぬまま30年間もアメリカを西に歩き続けていた。
ある日、イーライはカーネギー ( ゲイリー・オールドマン ) が支配する街に辿り着く。


"ある" 本を探し続けているカーネギーは、街のバーで自分の手下を返り討ちにしたイーライを気に入り自分の仲間に入れ…と勧誘する。
イーライは強制的にカーネギーの屋敷で宿泊する事を余儀なくされ、ソラーラ ( ミラ・クニス ) という少女を宛がわれる。
イーライは追い返そうとするが、追い返されれば母と共にカーネギーに酷い仕打ちをされる…というソラーラに仕方なく一晩、部屋に泊める事にする。


翌朝、カーネギーのもとに戻ったソラーラは母クローディア ( ジェニファー・ビールス ) と共に朝食を取る。
ソラーラはイーライがやっていた「食前の祈り」を見様見真似でやってみせた。
その行為を見たカーネギーは"目当て"と思われる本をイーライが持っている…と気付き、その本を差し出す様に要求するがイーライは拒否する…。


…とここまでが序盤のくだり…
この後、イーライはソラーラを連れて街を出ますがカーネギー一味が追ってきます。
果たしてイーライは追っ手をかわし、無事に本を西にある"その"場所に届ける事はできるのか…。

●登場銃火器
あまり銃火器が登場する映画ではありませんが、ウォーカー=イーライが所持しているものを中心にご紹介。

まずは…イーライが使う H&K HK45…



次に…イーライが背中に背負っているソード・オフしたレミントンM870…。



街の支配者ビリーの腹心レッドリッジ ( レイ・スティーブンソン ) はベレッタ92FSを使用してました。



●総評
私はこの手の近未来世紀末物はあまり好きではありませんが、この作品は面白かった。
ラストは自分の想像とは違った…のですが、それはそれで良かったのかも。
ちなみに「西」とは…米西海岸だった場所( サンフランシスコのアルカトラズ島? )だった様な記憶があります。
なので…点数を付けるなら90点は上げたいかも。

ちなみに次回は…?

では♪