さて…普通ならトムさん繋がり…

…となる訳ですが…最近、大人気シリーズの最新作の第4弾を観てしまったので今回はそちらをお題にしました。


「 John Wick: Chapter 4 」( 2023年/邦題「ジョン・ウィック:コンセクエンス」)



今回は、劇序盤に日本の大阪でも壮絶バトルを繰り広げ→ニューヨーク→パリ…へと移動していきます。
(大阪パートでは…ほんの少し、御堂筋線も出てきます…)

●データ
監督=チャド・スタエルスキ
脚本=シェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ
製作=チャド・スタエルスキ、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リー
キャラクター創造=デレク・コルスタッド
撮影= ダン・ローストセン
音楽=タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
製作費=$100,000,000
興行収入=$429,508,616

出演=キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、シャミア・アンダーソン、ランス・レディック、リナ・サワヤマ …etc…

●超・超・簡単なあらすじ…
ジョン・ウィック ( キアヌ・リーブス ) は主席連合に宣戦布告をしニューヨーク地下組織のボス=バワリー (ローレンス・フィッシュバーン)と共に"その時"を待っていた。
まずはアラブへ出向き、自分が結婚指輪を差し出した主席連合のメンバーであるアラブの首領を見付け出し殺害する。


その後、ジョンはかっての友人で大阪コンチネンタルの支配人シマヅ(真田広之)を頼り日本の大阪へ向かう。


一方、主席連合は新たにフランスのグラモン侯爵 (  ) が首領となり、ジョンへの報復としてジョンの盟友=ニューヨーク・コンチネンタルの支配人であるウインストン (  ) から支配人剥奪した。


そしてウインストンの目の前でコンシェルジュのシャロン ( ランス・レディック )を殺害 、その上ニューヨーク・コンチネンタルを破棄すると言い爆破してしまう。
グラモン侯爵はジョンの刺客としてジョンの盟友で、稼業から引退していた盲目のケイン ( ドニー・イェン ) を娘の命と引き換えに無理矢理に稼業に復帰させ大阪に向かわせた。


グラモン侯爵はケインと腹心を大阪コンチネンタルに向かわせホテルの聖域指定を解除、そしてジョンを匿うシマヅと対立しホテル内で戦闘が始まるのだった…。


その戦闘にジョンとジョンを単独で追う賞金稼ぎのトラッカー ( シャミア・アンダーソン ) も参戦しホテルは大混乱に。
そしてシマヅは友であるケインと対決し娘=アキラ ( リナ・サワヤマ ) の目の前で殺されてしまう。


日本を脱出したジョンはニューヨークに向かい、シャロンの墓の前でウインストンと再会する。
ウインストンはジョンに、"この災い" を終わらせる唯一の方法を教えるのだった…。

…とここまでが序盤のくだり。
この後、ジョンは自分の原点ともいえる場所に行き助けを求めます。
その後は…物語の最終章(多分…?)となるフランス・パリへ…。
 
●気になった銃火器
劇中で気になったものだけご紹介します。

冒頭の砂漠でウィックが使用するのが GLOCK34 TTI カスタムです。



ウィックが途中、バワリー(ローレンス・フィッシュバーン)から差し入れされ、パリでのメイン・ハンドガンは TTI Pit Viper (9✕19mm) でした。



バワリーに言われた通り、弾切れの場合にスライドを外し(何故か)刃物の様に使ってました…凄い。
 
その他、敵から奪って使うセミ・オートショットガン= TTI Dracarys Gen-12 の火力がヤバいです。




敵の身体に当たると火花と同時に燃え上がります。
どんな弾使っているんだ…。

その他、気になったのはウィックを追うフリーのバウンティ・ハンター=トラッカー(シャミア・アンダーソン) が使うマーリンのレバー・アクション・ライフルの近代カスタムです。
フレーム・トップにはレールがマウントされていて二分割可能。




最後に…パリの殺し屋たちが使っていたトンプソンM1A1を近代風にカスタムしたライフルです。

 

トンプソンのレシーバーを使用しM4系のリトラクタブル・ストック、MCMR-9レール・ハンドガードを装備し、懐かしいドラム・マガジンまたはシングル・マガジンに45ACP弾を装填しています。

しかし…このシリーズ…「T.T.I ( Taran Tactical Innovations ) 」カスタムが好きですよね…。

●総評
今まで私が「面白い!」っと思って観れたのは「Chapter 2」まででした。
「Chapter 3」は、ただ長い時間、ウィック無双を観られているだけ…の作品だったのでガッカリ…。
で…今作品…
期待しないで観ていたら…今作品は違ってました!
まずはジョンの古来の友人としてシマヅ ( 真田広之 ) とケイン ( ドニー・イェン ) が登場して物語に厚みを加えました。
次に…私のお気に入りパートを。
終盤、トラッカーの愛犬が主席連合の腹心に殺されそうになります。
それをジョンが観ていて、トラッカーに向けていた銃を腹心に向けて発砲、犬を助けます。
愛犬を救ってくれたジョンに仮ができたトラッカーは、最後にジョンの手助けをします。


このパートは「1」で亡き妻から送られたジョンの愛犬をタブらせているのではないでしょうか。

なので…点数を付けるなら…シリーズ最高の100点をあげちゃいます。

最後に…
一応この作品で「ジョン・ウィック」の物語は一区切りがついた訳ですが…世界観を同じとしたホテル・コンチネンタルのTVドラマや、スピンオフ映画の企画がある様です。
そして…「chapter 5」…も!?

では♪