今回でシュワちゃん繋がり最終回です。

最後に取り上げる作品はこちら!


「 Terminator : Dark Fate 」(  2019年/邦題『ターミネーター : ニューフェイト』)



記事にした「T-3」に続き「T-4」、そして別ルートとなる「Genisys」が続編として製作されていましたが、正式アナウンス通り「T-2」の正統的続編はこの作品で決まりでしょう。

●データ
監督=ティム・ミラー
原案=ジェームズ・キャメロン、ジャスティン・ロードス、ジョシュ・フリードマン、デヴィッド・S・ゴイヤー、チャールズ・H・イグリー
脚本=デヴィッド・S・ゴイヤー、ジャスティン・ロードス、ビリー・レイ
製作=ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・エリソン
製作総指揮=ジェームズ・キャメロン
撮影=ケン・セング
音楽=ジャンキーXL
製作費=$185,000,000
興行収入=$261,119,292

出演=アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、ナタリア・レイエス、マッケンジー・デイヴィス、ガブリエル・ルナ …etc…

●超・簡単なあらすじ…
1998年、スカイネット誕生を阻止し、「審判の日」を回避したサラ・コナー ( リンダ・ハミルトン )と息子のジョンはリビングストンのビーチにいた。
すると突如、T-800型ターミネーター ( アーノルド・シュワルツェネッガー ) が2人の目の前に現れる。


サラには見向きもせずにジョンを殺害し、T-800はビーチから消えた。
時が経ち2020年、メキシコ。
ダニー・ラモス ( ナタリア・レイエス )は弟のディエゴと共に勤務先の工場にした。
すると彼らの前に父親に擬態した最新型のRev-9型ターミネーター が現れる。


間一髪のところ、時空を越え駆けつけたグレース (マッケンジー・デイヴィス)に助けられ3人はその場から逃亡する。


しかしRev-9からの追跡は続き、ディエゴが犠牲になってしまった。
Rev-9は2体に分裂しグレースとダニーを挟み撃ちにし、絶体絶命か…と思われた瞬間、サラが現れ2人を救うのだった。


サラは「すぐ戻る」と言い残し、Rev-9を追い橋の下に降りていくが、その隙にグレースはサラの車にダニーを乗せサラを待たずに現場から立ち去るのだった。
車中でグレースはダニーに「父親は既に抹殺されている事」「Rev-9は自在に分裂合体する事ができる最新型ターミネーター」である事を告げる。
逃亡の最中、グレースは人体を強化した副作用で瀕死の状態に陥ってしまい、通りすがりの薬局に立ち寄るが2人を追ってきたサラと合流、サラの隠れ家に連れていかれる。
隠れ家でグレースの治療をし、2人に事の事情を説明する。
サラは何者から送られてくるメールの情報の通り、現れるターミネーターを狩り続けていて今回の件も、メールで大まかは知っていた…という。
グレースは「自分はダニーを守る為に未来から送り込まれた強化人間である」こと、グレースのいた「未来ではAI「リージョン」が人類の敵である」ことを2人に伝える。
サラは、ダニーが自分と同じく「抵抗軍の指導者の母親となる存在」と考え協力する決意をする。
グレースが司令部から教えられていた協力者とサラへのメールの送り主が同一人物である…と考えた3人はその人物がいる…とされるアメリカを目指す…。

…とここまでが序盤のくだり…

3人はRev-9の追撃をかわしながら、協力者のいるテキサス州ラレドに向かいます。そこでサラは息子を殺したT-800 ( T-850じゃないよ! )と再会します。

サラとT-800、そしてグレースは、最新型であるRev-9からダニーと未来を守りきる事はできるのか…。

●登場銃火器
珍しいものだけご紹介…。
まずはシュワ…じゃなかったT-800が使うベレッタARX-160 A3 (5.56mm)…。




サラが序盤で使用していたFostech Origin-12という、聞きなれないメーカーのオートマティック・ショットガン (12番ゲージ)。



同じくサラが序盤のダニー救出時に使用したM72LAW。



…とこんなところでしょう…。

●総評
私の中では、このサーガの原案者であるジェームズ・キャメロン、「1」、「2」に出演さしたアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンが作品に戻ってきたことにより、事実上この作品が「2」の続編となりました。
(すなわち、原案者自ら既に公開済みの「3」、「4」は無い事にしてしまった…)

確かに原案者が製作に参加し、オリジナル・キャストの2人が出演した事により前作品よりも格段に続編感はあります。
…が、やはり「T-2」の出来が良すぎる為に(なんとなくですが…)スケールダウン感は否めません。
ちなみに強化人間のグレースが登場した為か、T-800(シュワちゃん)の活躍は超がつく位に控え目です。
なので…点数を付けるなら85点くらい…かな。

…今回でシュワちゃん特集は(一旦)終了です。
次回は…アジアで一番、ベレッタ92Fが似合う俳優さんの映画を取り上げる予定…。

では♪