今回は…この映画を取り上げます。

「The Replacement Killers」( 1998年/邦題「リプレイスメント・キラーズ」)



日本でベレッタ92FSを流行らせたのはメル・ギブソンやブルース・ウィリスだけじゃございません!

この映画に主演した、この方の影響も多大にありなのでは?!


●データ

監督=アントワーン・フークワ

脚本=ケン・センザル

製作=ブラッド・グレイ、バーリン・ブリスタイン

製作総指揮=ジョン・ウー、テレンス・チャン、クリストファー・ゴトシック、マシュー・ベアー

撮影=ピーター・ライオンズ・コリスター

音楽=ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

製作費=$30,000,000

興行収入=$ ???


出演=チョウ・ユンファ、ミラ・ソルビーノ、マイケル・ルーカー、カルロス・ゴメス、ケネス・ツァン、ダニー・トレホ …etc…  


●超・簡単なあらすじ


深夜、港の倉庫で麻薬取引が行われる…という情報を掴んだ麻薬課のスタン・ジーコフ刑事はその現場を押さえる為、倉庫付近で張り込んでいた。



取引が成立した瞬間、現場に踏み込んだジーコフたちはチャイニーズ・マフィアらと激しい銃撃戦となる。

ジーコフは警告を無視し抵抗するピーターという男をやむを得ず射殺してしまう。


ピーターの父親でチャイニーズ・マフィアの首領ミスター・ウェイ ( ケネス・ツァン ) は、ジーコフに報復する為に凄腕の殺し屋 ジョン・リー ( チョウ・ユンファ  ) を呼び寄せてこの様に指令を出した。

「同じ苦しみを味あわせる為、7歳になる幼い息子をジーコフの目の前で殺せ」…と。

ミスター・ウェイに母と妹を人質に捕らわれいる為にジョンはこの命令に逆らう事ができなかった。

ジョンは、ジーコフの自宅が見渡せる高台に身を潜めライフルを構えその時を待つ。

ジーコフとその息子を確認しトリガーに指をかけスコープを覗く…ジョン。



が、ジョンはジーコフの息子を撃つ事ができず暗殺計画は失敗に終わる…。

中国にいる母と妹が危ない…と察したジョンは黒社会に精通するアランに母と妹を安全な場所に逃がしてもらう様に頼み、自分も偽造パスポートを作るべくメグ・コバーン ( ミラ・ソルビーノ ) の元を訪れた…。



…とここまでが序盤のくだり…


この後、メグを巻き込んでチャイニーズ・マフィアとの激しいバトルが展開されます。


●登場銃火器

ジョンが使うもの中心にみていきましょう。


ますは…

やはりこの男にはこの "銃" が一番似合う…ベレッタ92FS。





で、やはりユンファ&ベレッタといったら…2丁撃ちをしないとね!




珍しくH&K USP (9mm)も使いました。


その他は…ルガーSP101 ( 357mag )や…


冒頭の狙撃未遂時には…狙撃に超・不向きな コルト9mm カービンでした。



オマケにヒロインのメグは…
ブローニング・ハイパワーに…


Kahr K9という見慣れないハンドカンを使ってました。


●総評

当時は知らなかったんですが、監督がアントワーン・フークワで、しかも監督デビュー作品でした。

この作品以後のフークワ監督の活躍は、知っての通りです。

いやー、ヨンファさんは格好良かったですね!

ヨンファさんを初めて知ったのは香港映画でジョン・ウー監督の「男たちの挽歌」( 後に取り上げ予定 )でした。

この作品もそうですが、ヨンファさんに92Fは鬼に金棒ですね!

点数を付けるなら…90点…。

マイナス・ポイントは冒頭の狙撃未遂時のライフル。

狙撃にコルト9mmカービン…は普通、使わないでしょ!

しかもキャリング・ハンドルの上にスコープ載せちゃって…。


んで…次回もヨンファさん作品…の予定…。


では♪