今回から最強オジサンさんの最右翼=デンゼルさん作品を特集していきます。

一発目はこの作品!。


「 The Siege 」( 1998年/邦題「マーシャル・ロー」)



原題の「The Siege」とは"包囲"という意味です。
劇中では "戒厳令" を意味しています。

●データ
監督=エドワード・ズウィック
脚本=ローレンス・ライト、メノ・メイエス、エドワード・ズウィック
原案=ローレンス・ライト
製作=リンダ・オブスト、エドワード・ズウィック
製作総指揮=ピーター・シンドラー
撮影=ロジャー・ディーキンス
音楽=グレーム・レヴェル
製作費=$70,000,000
興行収入=$116,672,912

出演=デンゼル・ワシントン、ブルース・ウィリス、アネット・ベニング、トニー・シャルーブ、サミ・ブアジラ、ランス・レディック …etc…

●超・簡単なあらすじ
ある日。
サウジアラビアの米軍基地内で爆弾が爆発し多くの海兵隊員が死傷するというテロ事件が発生する。
米軍はこのテロの首謀者である教主と呼ばれるアフメッド・ビン・タラールを衛星で追跡捜索し車で移動中、襲撃・拉致に成功する。
その後のアメリカ本土。
ニューヨークで乗客を人質に取ったバス・ジャック事件が発生する。


F.B.Iのアンソニー・ハバート捜査官(デンゼル・ワシントン)とパートナーのフランク・ハダット捜査官 ( トニー・シャルーブ )が現場に到着してすぐに、バスに仕掛けられた爆弾が爆発する。
が、その爆弾はペンキ爆弾で、乗客がペンキまみれになった以外には死傷者はでなかった。


その後、犯行グループは「アメリカ政府に拉致された教主アフメッド・ビン・タラールを釈放する事。しなければテロは続く…」と要求ならびに警告を突き付けた。
ハバートたちは現場辺りを聞き込みしていた「N.S.Aだ」と主張するエリース・クラフト ( アネット・ベニング) を煙たがり「管轄外」とし現場から追い払った。
その後、しばらくして最初のテロが発生する。
またしても乗客を乗せたバスに爆弾がしかけられたのだ。


現場で対応するハバートは犯人と交渉し、バスの中から子供だけは解放に成功する。
続いて老人を解放させようとした矢先、バスが残りの人質もろとも爆破されてしまった…。


この後、第2・第3のテロがニューヨーク市内で発生、大多数の犠牲者が出たことから大統領はニューヨーク市内に戒厳令=マーシャル・ローを発令しデヴロー将軍 (ブルース・ウイリス)率いる米陸軍が市内に派遣されます。



●登場銃火器
F.B.I捜査官のハバートとハダットは 定番の SIG Sauer P226です。




ニューヨークを警備する米陸軍はM16A2やM60などを装備していました。



●総評
実際にあり得るお話ですので、なかなか興味深く観た記憶があります。
この映画の3年後に同時多発テロが起きましたから…。
あとは…デンゼル・ワシントンとブルース・ウィリスの駆け引きなど、他の作品ではなかなか観られませんよ。
で…点数を付けるなら90点!

では♪