さてさて…本来ならホラー繋がり…と行くところ…でしたが、前回のミラ繋がりで…先にこちらの作品を復刻する事にしました。
ここから原文&加筆 ↓↓↓
「Monster Hunter」(2020年/邦題「モンスターハンター」)
原作は前回の「バイオハザード」シリーズ同様、日本のカプコンの大ヒットゲーム「モンスター・ハンター」です。
その原作をベースに「バイオハザード」シリーズを監督したポール・W・S・アンダーソンが再びメガホンを撮り、出演は妻のミラ・ジョヴォヴィッチでした。
●データ
監督=ポール・W・S・アンダーソン
脚本=ポール・W・S・アンダーソン
製作=ジェレミー・ボルト、ポール・W・S・アンダーソン、デニス・ベラルディ、ロバート・クルツヮー、マルティン・モスコヴィッツ
製作総指揮=ハドワード・チェン、ハワード・チェン、ヒロ・マツオカ
原作=ゲーム「モンスターハンター」byカプコン
撮影=グレン・マクファーソン
音楽=ポール・ハスリンジャー
製作費=$60,000,000
興行収入=$44,458,221
出演=ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ティップ・T.I・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボネータ…etc…
●超・簡単なあらすじ…
国連出向の米陸軍所属のアルテミス大尉 ( ミラ・ジョボビッチ ) 率いるチームは、音信不通で行方不明となった部隊の捜査で砂漠の道を走っていた。
暫くすると…前から車両に向かって黒い砂嵐が迫ってくるのを発見。
アルテミスの部隊は急いで後退を始めるが、砂嵐のスピードが早すぎてアッという間に砂嵐に呑みこまれてしまう。
数分後…。
砂嵐が去り部隊が気が付くと、そこは今までいた場所とは違う別の次元の場所にいた。
その場所をアルテミス達が捜索していると、行方不明となった部隊の車両と遺体を発見する。
そして…砂漠の中を動き回る巨大な「何か」かが近づいてきた。
砂の中から現れた「何か…」は、この世で見たこともない大きな角を持つ巨大なモンスターだった。
何者かの導きでアルテミス他隊員たちは前方にある岩丘へ逃げ込むがその途中、2名の隊員が巨大モンスターの犠牲となる。
岩丘の洞窟に間一髪、逃げ込んだ生存者もクモに似た別のモンスターに襲われてしまう…。
一人、生き延び洞窟から脱出したアルテミスは、岩丘へ導いた”ハンター”と遭遇する。
その後、言葉の通じない二人は戦う事でお互いを理解し合っていく。
やがて二人は協力して砂漠の中を徘徊する巨大なモンスターの駆除に成功。
しかし、ハンターはモンスターとの戦いの際に弾き飛ばされ意識を無くしていた。
アルテミスはハンターを引きずりながらその場を後にする。
暫くするとハンターは目覚め、二人はハンターの仲間のいるオアシスを目指し歩き始めた・・・。
*ここまでが中盤くらい…。
既にこの時点で、かなりの部分が原作と異なります…。
●登場銃火器
ミラ・ジョボビッチ演じるアルテミス大尉率いるチームは米軍所属なので初期装備(遭難時の装備)は、米軍に準じたものとなっています。
まずは主力ライフルはM4A1…。
あとはM72 LAW くらいかな…
飛び道具はこれくらいで、後はゲーム同様に…剣の使い方をマスターしモンスターと戦っていきます。
●総評
私が、この作品が映画化される話を知った時、まじめに「やばい…」と思いましたよ。
だって…この監督は原作潰しの大名人ですから…。
結果をみたら…ポール・W・S・アンダーソン監督は(間違って)大ヒットしてしまった代表作「バイオハザード」シリーズと同じ轍を踏み、やっぱり大失敗した様です…。
「バイオ」の時は原作とまるで違った作品であっても、所々で原作のエッセンスを作品に挿入する事でファンは歓喜し娯楽映画として歓迎しました(一応、現代劇だった…し)。
で…今作の「モンスター…」も同じ手法を用いて大ヒット!大丈夫!…って監督はそう思ったに違いありません。
が…蓋を開けたら…結果は大違い…。
原作の「モンスター・ハンター」は「バイオ…」と違い、ゾンビや敵をただ倒して進む内容とは訳が違いますからね。
原作ゲームはモンスターを倒すだけでなく、素材を集め武器を作ったり食事をしたり仲間と共闘したり…とハンターが成長していく…ある意味「ハンター育成型アクション・ゲーム」だった…はず。
あと登場モンスターの数も少なすぎ!
(調べたら6種みたい)
個人的に好きなティガレックスはどうした?
モンスターを狩るゲームが原作なんだから、もっと出してもらわないと!
でも登場したリオレイスやディアブロスはよくリアルに再現できてました!
あとアイルーも…。
最後に・・・
次作を匂わす終わり方でしたが、今作がこの興行収入だったから・・・・あるのかな・・・。
ちなみに点数は・・・・・40点。
次回は…まだ未定…。
では♪