さてさて今回はホラー映画&スナイダー監督繋がりで…この作品をリニューアル復刻します。


「Army of the Dead」(2021年/邦題「アーミー・オブ・ザ・デッド」)



世界的動画配信サイト「Netflix」のオリジナル映画として製作・配信されました。

 

●データ

監督=ザック・スナイダー

原作=ザック・スナイダー

脚本=ザック・スナイダー、シェイ・ハッテン、ジョビー・ハロイド

製作=デボラ・スナイダー、ザック・スナイダー、ウエズリー・コラー

撮影=ザック・スナイダー

音楽=ジャンキーXL

製作費=$ ???


出演=デイヴ・バウティスタ、エラ・パーネル、アナ・デ・ラ・レゲラ、ギャレット・ディラハント、

ティグ・ノタロ、ノラ・アルネゼデール、真田広之…etc…

 

●超・簡単なあらすじ(のようなもの)

米軍がエリア51から”ある”ものを輸送中、ラスベガス付近で交通事故が発生。

その事故によりコンテナの中から”ある”ものが脱走、警護についていた米兵を殺害。

その”ある”ものは砂漠の中のオアシス「ラスベガス」へ向かって逃走した。

その後、ラスベガスは地獄の修羅場と化しゾンビで溢れかえる死の街となった。



合衆国は急きょ、ラスベガスをコンテナで隔離、ゾンビの封じ込みの成功する。

月日が経ち…

かって傭兵として腕をならしたスコット(デイヴ・バウティスタ)のもとにタナカ(真田広之)が現れる。



タナカはスコットに「隔離されたラスベガスのカジノの地下に2億$が眠っている。空爆が決定し、隔離ゾーンの警備も緩くなっている。仲間を集め2億$を持ち帰ってほしい」…と危険な仕事を持ち掛ける。

スコットは了承し、かっての傭兵仲間+αを集め2億$奪取作戦を決行する・・・。



ここまでが序盤のくだり。

これにスコットの娘ケイト(エラ・パーネル)が、ベガス内に侵入した友達を探す…と我がままを言い張り、チームに合流します。

 


●これってゾンビ?

今回のスナイダー版ゾンビはかなり進化?してます。

まず親玉は、エリア51から輸送されていた通称”ゼウス”という感染者もしくは宇宙人?(正体不明)。

人肉を、食う訳ではないのでゾンビではないでしょう。



ちなみにこのゼウスさん。

スコットたちと対する時に鉄製のお面を被り、頭をガードします=反則でしょ!

 

で、次にゼウスの嫁。



ちなみに嫁(死人)は、ゼウスの子を身籠ってます。

ゼウス夫婦に噛まれた方々は、彼らの知性のあるシモベ・ゾンビとなる。

シモベ・ゾンビに噛まれた方々は、さらに下級のゾンビ?になるというゾンビの階級社会が出来上がってました。

超・末端になると干からびてミイラみたいになってます。

(ちなみに設定では雨がふると生き返るそうな…)



更に言えば…脇役で登場するゾンビタイガー=バレンティンはシモベ・ゾンビより階級が上みたい。

 

で…このゾンビ軍団は(死人のくせに)かなりの強敵です。

走るだけならまだしも、飛び跳ねるはパンチや銃弾を避けたりしますから!

ここまでくると、もはやゾンビ…とは言えんでしょう!

そもそも…親玉の”ゼウス”がゾンビじゃない?…もんね。

 

●登場銃火器

傭兵チームのリーダー/スコットとマリア ( アナ・デ・ラ・レゲラ )は H&K 416をメインで使用します。




ちなみに…スコットのハンドガンはSIG Sauer P226Rでした。


ヘリ・パイロットのマリアンヌ ( ティグ・ノタロ ) はMP7A1を…。


ヴァンデルローエ ( オマリ・ハードウィック ) は Knight's PDW & チェーンソー…



マイキー ( ラウル・カスティーロ ) はAKMSU…


マイキーの仲間のチェンバーズ ( サマンサ・ウイン ) はP90…


お目付け役の マーティン ( ギャレット・ディラハント ) は グレネード・ランチャー付きの FN SCAR-L でした。

 

●総評

これはゾンビ映画じゃなくてアクション重視の人型エイリアン(プレデター?)映画でしょ!



それに他の方のレビューを拝見すると「ゴア度数高し」とのご意見が多いみたいですが、ドラマ「ウォーキング・デッド」が観れる方なら問題なく観れるでしょう。

あと、この手の映画で148分は長すぎます。

多分、2億$強奪というテーマとスコットと娘の家族というテーマ2つを詰め込んだから長くなったんじゃないかな。

個人的にはテーマはどちらか1つで良かったんじゃないかと。

で…点数を付けるなら…75点…位でしょうか。

一応、続編の計画はあるらしい…ですが何時になるやら…。

 

では♪