さてさて・・・今回のお題は久しぶりの映画です。

 

まさに「First」ではじまり「Last」で終わる・・・

「Rambo : Last Blood」です。

シリーズ1作目「First Blood(1982年製作/邦題:「ランボー」)から37年を経て遂にシリーズが完結しました。

物語は前作「Rambo(2008年製作/邦題:「ランボー 最後の戦場」)」からの11年後=現代を舞台に描かれています。

 

●データ

「Rambo : Last Blood」(2019年製作/邦題:ランボー ラスト・ブラッド)

監督=エイドリアン・グランバーグ

脚本=マシュー・シラルニック、シルヴェスター・スタローン

原案=シルヴェスター・スタローン

製作=アヴィ・ラーナー、ケヴィン・キング・テンプルトン、ヤリフ・ラーナー、レス・ウェルドン

製作総指揮=リュウ・ロン、チャン・クン、ルイス・アリオラ、ジェフリーグリーンスタイン、ジョナサン・ヤンガー、クリスタ・キャンベル、ラティ・グロブマン、アリエル・ヴロメン、ジェフ・ガム

音楽=ブライアン・タイラー

出演=シルヴェスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ぺリス=メンチェータ、オスカル・ハナエダ、アドリアナ・バラッザ、イヴェット・モンレアル・・・etc

製作費=$44,819,352

興行収入=$91,490,353

 

●(少し感情移入した)簡単なあらすじ・・・

ビルマでの出来事から11年後・・・

ランボー(シルヴェスター・スタローン)はアリゾナで父の牧場を引き継ぎ、旧友マリア(アドリアナ・バラッザ)とその孫娘ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と共に慎ましく暮らしていた。

ガブリエラは大学進学を前にしたある日、実父と面会する為メキシコに行きたいとランボーにうちあける。

当然のごとく、猛反対するランボーとマリア。

ガブリエラの実父はその昔、今は亡き母に暴力を振るい続けたあげく自分を捨てて家を出て行った=クズ野郎である。

猛反対をされ一度は諦めたガブリエラであったが、会いたい感情は押さえられず一人、車で国境を越えるのだった。

ガブリエラはメキシコで旧友ジゼルと会い、実父の住むアパートへ向かう。

実父=クズ野郎と面会を果たすも、「母娘ともに邪魔になったから捨てた」と言われガブリエラは泣き崩れアパートを後にする。

ジゼルはガブリエルを地元のクラブに連れて行くが、そこで人身売買と売春・麻薬を生業とするカルテルに目を点けられ拉致されてしまう。

翌日・・・

ガブリエラが友達の家に行っていないと知ったマリアとランボー。

ランボーはマリアを家に残しメキシコへ。

ガブリエラの足取りを追うランボーはジゼルに接触。

ジゼルがガブリエルの亡き母の形見であるブレスレットを点けていた事から脅しをかけクラブに案内させるのだった。

クラブでカルテルの1人を拉致しアジトを聞き出す事に成功。

ランボーはカルテルのアジトに到着するが逆に待ち伏せにあいフルボッコにされてしまう。

(昔のランボーならナイフ1本で輩全員を皆殺しにできたでしょうが、そこはもう老人の域。銃(多分1911)にナイフ、財布も盗られ輩たちに半殺しにあった挙句に自分のナイフで頬を切られる始末・・・)

カルテルのボス、マルティネス兄妹はランボーから奪った免許と写真から、自分たちが拉致したガブリエルの血縁と察知し、ランボーの行為(=殴り込み)のおかげでガブリエラも無事では済まないと宣言する。

頬をナイフで切られ血だらけになり路上に倒れ込むランボー。

するとクラブから尾行していたカルメン(パス・ベガ)はランボーを助け自宅に連れ帰り看病するのだった。

ランボーが目を覚ましたのは数日後。

その間にガブリエラはビクトル(マルティネス兄弟の弟)に麻薬漬けにされた挙句に売春婦として客を取る様、強要されていた。

カルメンの協力のもと、売春宿に潜入しガブリエルを連れ戻す事には成功するもガブリエルは麻薬の過剰摂取の為、国境を越えアリゾナの自宅に着く前に息絶えてしまう。

悲しみに暮れるマリアに牧場から兄妹宅へ行くように説得したランボー。

一人になったランボーはカルテルに復讐する為、広大な牧場敷地の地下に作られた地下道にありとあらゆるトラップを仕掛けていく。

その後、トラックを走らせメキシコのカルメンの自宅へ。

カルメンにガブリエルが死んだことを伝えカルテルへの復讐を宣言し協力を依頼する。

カルメンの協力でビクトル宅をつきとめたランボーは警護についていた輩たちをナイフで殺害し宅内へ。

翌日、無残にも首を切断されガブリエルの写真が貼られたビクトルの亡骸がベットに横たわっていた。

怒り狂った兄のウーゴは傭兵を集めて国境を越えランボーの待つアリゾナの牧場を目指す。

これよりランボーの(本当に)最後の戦いが幕をあける・・・

 

●終盤・・・ラスト

牧場の地下に掘られた坑道での戦闘はまさにR15に相応しい皆殺しのオンパレード。

前作「最後の戦場」のように50口径連射による地獄絵図とかではなく巧妙に仕掛けられたトラップによるもの。

多少、グロいですが前作ほどではないかと・・・。

 

●登場銃火器

ランボーは最後の戦いでベネリM3、水平2連ソウドオフ、ウインチェスター・レバーアクション・ライフル、M16A1、M1ガーランド等々の銃火器を使用しますがどれもこれもチョイ使いのみ。

やはり「ランボー」と言えば大型ナイフ(またはナタ?)と弓矢でしょ!

 

●スタローン作品

スタローン作品の大半がヒットするのは何故か?・・・考えてみました。

それは「観客の予想を裏切らない」事じゃないでしょうか。

スタローン作品の大半は映画冒頭からラストまで大まかストーリーが読めるんです。

普通なら「ストーリーが読めてつまらん!」となるはずですが、スタローン作品の場合は「やっぱりな」とか「そうきたか」となる訳です。

鑑賞中に観客は自分の予想との答え合わせをしていて鑑賞後には「スッキリ」できるのでは?と。

この作品もそう。

最愛のガブリエルが亡くなる事も予想できて、その後のランボーの行動も予想できる。

カルテルの輩たちが地下道で惨殺されていく画面を観ながら観客は「やっちゃえ!やっちゃえ!」って思ってるはず。

「ロッキー」の頃からこのスタイルでほぼ主人公も死なないからね、スタローン映画は。

裏切りませんよ。

 

●総評

私が一番好きなランボー作品は「2」。

女性情報員コーが敵に殺されベトナム・ソ連兵への復讐を誓う・・・なんてプロットは本作品と似てる気がします。

前作「最後の戦場」でも年のせいか衰えが見えてましたが中途半端でした!

本作みたいに見た目が初老であれば逆に評価が上がります。

(ネタバレですが)ラスト、ウーゴの○○を鷲掴みにし抉り出して復讐終わりは頂けない。

最愛のガブリエルを奪われた憎しみはそんなものじゃないでしょ!

もっと肉体的に苦痛を味あわせあの世に送って欲しかった。

もう1つ。

エンドのクレジットで流れる曲が「It's a Long Road」なら・・・な。

ついでに私は吹き替え版を鑑賞しましたが、アニソン界の大御所「ささきいさお」さんのアテレコは最高です。

 

なので私的な点数を点けるなら・・・

80

なんでか?って?

(ほぼ)裏切らないから、ランボーは。

 

でもシリーズがこれで終わりって少し悲しいよね。

私が「First Blood(邦題:ランボー)」を最初に観たのが高1の時で渋谷東宝にて。

それから37年ですもんね。

スタローンも老いる訳ですよ。

でも「ロッキー」の様にセコンドとして復活!なんて事はないか・・・。

 

(Goodby John!)

 

では♪