こんにちは♪

今回のお題。

 

オンデマンド放送でTVシリーズ全10話と劇場版映画を再度、観直してみたんで…今回はこれ。

 

「S-最後の警官」&「奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」


 

原作:小森陽一、作画:藤堂裕による漫画を原作とし、TBSでドラマ化。

2014年1月からTBS系列「日曜劇場」枠で放映を開始し全10話。

そのドラマの最終話から繋がる形で、映画を製作・公開されました。

 

向井理、綾野剛のWイケメン主演で大森南朋、吹石一恵、新垣結衣、池内博之、朝加真由美、本田博太郎、土屋アンナ、高嶋政宏、オダギリジョー…etc…が出演。

 

同時期に放送されたTVドラマ群の中でも、平均視聴率も14.15%とTOPクラスでしたが、映画の方は何億もかけて作ったのに…コケた…みたい…。

 

●超・大まかな…粗筋…

神御蔵 一號(向井理)は、元ボクサーで田園調布警察・洗足交番勤務の警察官。

新宿銃乱射事件の際、たった一人で撃たれた機動隊員を守り抜いた事から香椎秀樹(大森南朋)が目を付け、一號の前に現れる。

 

 

スカウト先は、警視庁に新設される「第三の"S"」と言われる特殊部隊。

一號は「人を殺す特殊部隊には入れない」と一度は拒むものの、香椎の説得と「どんな犯人も殺さず確保する」という部隊の主旨に感化し、部隊への参加を決める。

「第三のS」=「S.I.T」「S.A.T」に次ぐ特殊部隊の名は「N.P.S(National Police Safetyresucue)」。

「S.I.T」(特別捜査班)と「S.A.T」(特殊急襲班)の機能を併せ持ち、容疑者を殺さず確保する事を目的に新設された少数精鋭の部隊である。

 

 

しかし、新設された裏には新法案「制圧法」を成立させるための布石だったのだ…。

 

「N.P.S」が設立された事によりS.A.Tが扱う事案にも介入する為、S.A.T隊長の中丸(高嶋政宏)や天才スナイパー・蘇我(綾野剛)等と衝突、お互いの信念(「犯人は殺してでも制圧」と「犯人は生きたまま確保」)の違いからライバル関係となっていく。

 

映画の方はTVドラマ全10話からの続きとなり、テロに失敗した「M」こと正木( オダギリ・ジョー)が制圧法成立の為に三度、日本でテロを起こす…というもの。


今回はというと…

洋上で核燃料を積載した巨大貨物船をハイジャックし、日本政府相手に犯罪者の釈放…という要求を突き付けます。

海上保安庁特殊警備隊「S.S.T」を巻き込み、「S.A.T」と「N.P.S」は合同でテロに対峙していくが…。

 

といった感じ。

  

●感想

 

神御蔵一號役の向井君、頑張ってたんですがね。



原作の設定も26歳だから、ちょうどのハズなんだけどな。

元プロ・ボクサーなのに体の線が細すぎるし…多分、緊迫感というか、、、そういうものがピン!と伝わってこないんだよね。

で…一號は「N.P.S」の突一な訳ですが…ジュラルミン製の小型盾付き腕巻を装着し、銃も持たずに現場に突入する…は現実離れしすぎでしょ。

 

綾野君は、わざと低い声でハードボイルド口調でセリフ言ってましたね。





L96A1の使い方はまぁまぁ。

 

ガッキーは…元陸上自衛隊特殊作戦群出身のスナイパー…っていう肩書自体に無理がある。



設定25歳で、その域に達するのは日本では不可能に近い。

(アメリカの片田舎で子供の頃からハンティングに行ってたらわからないが)


H&K・USP(9mm)のハンドリングは良くできてました♪

 

オダギリ君は、主役級の役者さんより年が上で俳優歴が長い為か、貫録もあり特に言う事はないですね。




アーマー・ピアッシング弾を込めたS&W・M686 357マグ(またはM629クラシック 44マグ)を愛用し、「制圧法案」成立の為に、犯行を重ねるテロリスト「M」を演じてます。

 


最初から映画まで制作するつもりで、企画されたと思いますが…スケールだけが大きすぎた…のと役に対してキャスティングに少し無理があった…かもしれません。

TVドラマの時はスケール感も合ってた訳ですから…。

そう考えると…映画が余計?だった…か。


では♪